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「二輪車定率割引」を使ってお得に静岡ツーリング

静岡の有名レストラン「さわやか」でハンバーグを食べたい!

静岡のご当地グルメとして有名な料理に「炭焼きレストラン さわやか」の「げんこつハンバーグ」というのがあります。テレビなどでもたびたび紹介されていますよね。

お客の目の前で、アツアツの鉄板の上で焼き上げてくれるハンバーグはジューシーで肉汁たっぷり。しかも値段もリーズナブル、ということで大人気! ・・・なんだそうです。

でもぼくは残念ながら、まだ食べたことがありません。

実は一度、バイクで静岡へツーリングに行ったときに、お店へ行ったことがあるのですが、なんと「3時間待ち」といわれて断念しました。

行ったのは御殿場インター店だったのですが、「さわやか」の店舗の中でも屈指の人気店らしく、特に待ち時間が長いそう。

駐車場の係のおじさんから「〇×△通り店へ行った方がいいよ。あっちなら1時間待ちぐらいだから」みたいなことを言われたのですが、なんたら通りがどこなのかもよくわからないし、それでも1時間待ち、と言われてすっかり意気消沈。

それ以来、なかなか訪れる機会がありませんでした。

念願の「さわやか」目指してリベンジツーリング

ところが、静岡在住の知人に聞いたところ「御殿場インター店が特にすごいだけで、そのほかの店舗はそこまで待ち時間は長くない。空いてる店なら1時間ぐらい」なんだそう。

そこで、比較的空いている店を教えてもらい、リベンジツーリングすることにしました。

「炭焼き さわやか」のホームページをみると「店舗一覧」というページがあり、各店舗のリアルタイムの待ち時間を一覧で見ることができます。クルマやバイクで行くのなら、あらかじめ空いている店を調べてから行くのがいいと思います。炭焼き「さわやか」ホームページ https://www.genkotsu-hb.com/
今回は、富士山の西。富士市にある「さわやか 富士錦店」をめざします。

二輪車定率割引を利用する

今回のツーリングプランは・・・といっても特に何も決めていません。

とにかく、行きは下道で富士山まで行き、昼間は涼しい富士五湖周辺を気ままにツーリング。

富士山をぐるっと回って、夕方、富士市の「さわやか」で知人と合流。ハンバーグを食べて帰る、というプランです。

帰路は高速を使って帰るつもりですが、休日夕方の東名高速上り方面は渋滞必至ですし、まだまだ昼間は暑いので、現地でゆっくりして、日が落ちてから高速に乗るつもりでした。

調べてみると「さわやか 富士錦店」の最寄りの「富士インターチェンジ」から高速に乗ると、「東名横浜青葉」までは100kmを超えます(108.2km)。

ということは「二輪車定率割引」が使えます。

そこで、これは今回は事前に「二輪車定率割引」を申し込むことにしました。

「二輪車定率割引」は、あらかじめ申し込みした上で、ETC搭載のバイクで100km以上の距離を走ると、料金が通常料金の37.5%引きになる、というサービスです。

詳しくはこちらをご参照ください↓↓↓

「二輪車定率割引」と「ツーリングプラン」はどっちが得?

***

東名高速 富士ICから、横浜青葉ICまで乗ると・・・

  • 通常料金は¥2,560(二輪車)
  • ETC料金なら¥1,960(休日割30%適用)
  • 「二輪車定率割引」を使うと ¥1,600

通常料金からは¥960の値引き、ということになりますが、そもそもETC搭載車の場合、休日割(30%引き)がありますから、それから比べると¥360 引き ということになります。

ということで、大した割引にはなりませんが、まあ利用できるものは利用したいと思います。

朝の涼しいうちに、246号線~道志みち~山中湖へ

当日は朝からどんよりとした曇り空。そのぶん気温は低めで、出発時は約27℃。じっとしていると蒸し暑く感じますが、メッシュジャケットを着て走り始めると、風が抜けて快適です。

時刻は朝06:30。ですが、三連休ということもあり、道路は既に混み始めていました。東名高速も渋滞で秦野中井まで90分以上かかっているようです。

高速道路は避け、いつもどおり国道246号線から宮ケ瀬湖を渡り、道志みちへと走ります。

宮ケ瀬湖で小休止。

今回は雨に降られる可能性があるので、レインウエアを持参。いつものミニバッグじゃ入らないので、ドッペルギャンガーの防水バックにしました。マフラーを交換後、初めてこのバッグを装着したのですが、排気口とバッグが近いのがちょっと心配。(でもこの日は焦げたり溶けたりはしませんでした。)

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朝からずっと曇り空でしたが、道志みちを走り始めたころから晴れ間が広まってきました。それでも気温は30℃を上回ることは無く、27~28℃程度。非常に快適でした。

先週来たら「改装中」になっていたDoshi Cafe(どうしカフェ)。改装は「当面の間」と書いてあったので、今週もしまってるんだろうなあ、と思っていたのですが、既にOPENしていました。

「道の駅 どうし」は既に開いていましたが、今回はスルー。富士吉田までの道が渋滞する前に抜けたかったので、休憩もせず先を急ぎます。

いつも富士山の写真を撮る山中湖畔も、この日は富士山が雲に隠れていたので、ノンストップでした。

山中湖。これは別日の写真。天気が良ければこんな感じ。

山中湖を通り過ぎ、富士吉田の道の駅を過ぎ、これで渋滞のメッカを過ぎたので、ちょっとスタバで小休止。

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「その格好ということは、バイクで来られたんですか?」なんて、レジのお姉さんの営業スマイルに鼻の下を伸ばしつつ、アイスコーヒーを飲みながらスマホをチェックすると驚愕の事実が。

あと一時間で雨が降る。

今日は朝は降水確率30%だったものの、次第に晴れ、夜までは20%以下、という予報だったのですが、今見たら、ここ富士山周辺は午前11時で降水確率50%を超えています。

げー。どうしよう。

雨雲レーダーを見ると、富士山の北側を中心に雨が降るようです。とにかく一刻も早く、ここを離れた方が良さそう。

早々にスタバを後にし、とにかく先へ進むことにしました。

初めての げんこつハンバーグに舌鼓

どうやら富士山の南側は雨雲は少なく、降ってもパラパラな様子。

そこで知人に連絡をとり、夕食の予定だった「さわやか」訪問をランチに変更。ノンストップで富士市を目指すことにしました。

139号線をひた走り、途中71号線を挟んで再び139号線へ。

朝霧公園を走るころには空には真っ黒い雲が低く垂れこめ、いつ降り始めてもおかしくない空模様でしたが、なんとか雨に降られることもなく、昼過ぎに富士市へ到着しました。

「炭焼きレストランさわやか 富士錦店」で知人と合流。そのとき時刻は午後12時半と 混みあう時間帯でしたが、待ち時間は50分でした。

これが人気の看板メニュー「牛肉100%炭焼きハンバーグ」です。少し大きめ(250g)のげんこつハンバーグと小さめ(200g)のおにぎりハンバーグ。ここは迷わずげんこつハンバーグを選択。掛けるソースは「オニオンソース」と「デミグラスソース」が選べるのですが、多くのお客さんはオニオンソースを選ぶようです。

和風ハンバーグやチーズハンバーグ、ステーキなどもあります。

ミートドリアやビビンバなど、ハンバーグ以外のメニューもアリ。どれも美味しいらしいのですが、周りを見てもやはりほとんどのお客さんはハンバーグを頼んでいるようです。ただ、このハンバーグを使ったハンバーガーだと、それはちょっとそそられますね。

店員さんが半分に切り分け、焼けた鉄板に押し当てて最後の仕上げをしてくれます。ちょっと赤みが残るぐらいのレアが定番らしいのですが、知人曰く、この日は”ちょっと焼き過ぎ”と言ってました。

こちらが焼きあがったげんこつハンバーグ。かなりのボリュームです。かかっているソースはオニオンソースですが、+50円でソースを追加できたので、試しにデミグラスソースも頼んでみました。

初めて食べる「さわやか」のげんこつハンバーグはボリュームたっぷり。味は牛肉100%なんですごく「肉」という味がします。(表現がプアでスイマセン。)表面の網目上に焦げたところが香ばしく、中はふっくら。でも食感はしっかり。(知人曰く「今日はちょっと焼き過ぎな感じ。普段はもっとレアっぽく、やわらかい」そうです。)

ソースは「オニオンソース」が味がくどすぎず、酸味もあってスッキリした感じ。お肉に良く合います。デミグラスソースも試してみましたが、こちらも美味しい。ふつうのデミグラスソースに比べると、ややあっさりした感じです。

甲乙つけがたいですが、どちらか一つといわれれば、やはりオニオンソースかなあ。

この日はランチということで、ハンバーグ250gにライスとスープ(コンソメスープ)がついて税込み¥1,375でした。コスパもよく、かなり満足です。

ぜひまた来たい、と思いました。

東名高速を爆走(といっても制限速度ですが)

食事を終えて外へ出たら、風が強く吹いていました。天気急変の予感。そしてついにポツリポツリと雨粒が。

まだレインウエアを着るほどではありません。もちろん、本当は早めに着るのが正解なんですが、あまりの暑さ(このとき30℃ぐらい)に出来れば来たくありません。

知人と別れ、東名高速目指して走り出します。

東名高速の富士ICまではすぐのハズでしたが、ナビがなぜか迷走し(幹線道路を走っているのに一度わき道に逸れ、細い裏道をクネクネさせた挙句、再び同じ道に戻る、という・・・)思いのほか時間がかかってしまいました。

富士ICから東名高速に乗ったあとは、ひたすら東京方面を目指します。雨は一旦やんでいたのですが、高速に乗り始めてすぐに、またポツリポツリと降り始めました。

ただ、シールドに水滴が付くものの、車体に雨粒は残らない程度。ん-。

空は黒い雲に覆われていますが、行く先は明るそうに見えます。

えーい、行ってしまえ!ということで、そのまま高速を爆走します。(といっても制限速度+ちょいぐらい。)

あとはひたすら、雨が本降りにならないことを祈るだけです。

スロットルアシストで高速巡行も楽ちん

我が愛車 KTM 890 Dukeは「ライド・バイ・ワイヤ」(スロットルとエンジンが物理的なワイヤーではなく、電気信号でつながっている)なのですが、なぜかスロットルが重く感じます。物理的につながっていないので、いくらでも軽く出来そうな気がするんですが、なぜなんでしょうか?

「ライド・バイ・ワイヤ」ってなぜ「ライド バイ ワイヤ」っていうんだろう?と疑問に思ってました。「ライド・バイ・ワイヤレス」ならわかるんですが。調べてみたところ、この「ワイヤ」は「ワイヤーケーブル」の意味ではなく、「電線(電気信号線)」を意味しているんだそうです。なるほど。
街中やワインディングを走る時には気にならないのですが、高速道路を一定速度で淡々と走る時なんかは、その重さが気になってしまいます。
そこで、久しぶりに「スロットルアシスト(スロットルロッカー)」を引っ張り出してきました。

キジマ (kijima) バイク バイクパーツ スロットルアシスト ブラック 35mm径まで 201-598

高速道路に乗る前に、スロットルグリップに装着します。

これをつけると、手平を使って押し下げることでスロットルを開けられるので、グリップに力を入れて握る必要がなくなります。高速道路を延々と走るときなどは非常に楽ちんです。

また、街中や山道を走る時は、手のひらに触れないところまで押し下げると、装着したままでもほとんど気になりません。

今回、100km超を一気に走りましたが、右手が疲れることはありませんでした。

(高速道路を降りてから取り外すと、スロットルがめちゃくちゃ重く感じてびっくりしましたが。)

雨に打たれず無事帰宅

途中、なんどかパラパラっとシールドに雨粒が着く程度の雨はありましたが、ほぼ濡れることなく無事横浜まで帰ってくることが出来ました。

せっかく富士山を一周(実際は3/4週ぐらいかな)したのに、どこも観光せず、ほぼ走りっぱなしだったのは残念でしたが、はじめての「さわやか ハンバーグ」を食す、という今回のツーリングの目的は、無事達成することができました。

総走行距離は291km。

富士宮まで南下してきたら気温が31℃~32℃ぐらいありましたが、それまではずっと30℃を下回っていました。

特にひどい渋滞にも捕まらず、スムーズに走れたと思います。

かかった費用は高速道路代¥1600+ガソリン代。今ガソリンがバカ高いのが少々痛いですが、KTM Dukeは軽いこともあって燃費は非常に良い(28~30km/ℓ 位)ので、そこは助かっています。

というわけで、今回も高速道路割りを利用してリーズナブルに高速道を走ってきました。

これから少しづつ気温も下がってくるとおもいますので、また日を見て、富士山周辺のツーリングスポットを巡ってみたい、と思います。

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