なんとなく重いというか、ダルいというか・・・
腰の調子が思わしくない日々が続いていました。
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去年腰から来る脚の激痛で3日ほど会社を休んだのですが、幸い程度が軽かったので、安静にしているだけで痛みは一週間ほどで治まりました。ただ、足の軽い痺れ(右脚だけ)はその後2か月近く続きました。
それからは出来るだけ腰に負担を掛けないように気をつけ、バイクに乗るときには必ず腰にサポーターを巻き、ちょっと疲れたと思えばマメにストレッチをしたり、電気風呂に浸かってみたり、マッサージに行ったりしていました。
そのかいあってか、まあここ一年以上は全く問題なく、バイクに乗ったりプールで泳いだり、普通に生活していたのですが・・・
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一か月ほど前から腰周りが妙にダルかったり、大臀筋(お尻ですね)に疲労感があったり、右足の付け根に少し痛みを感じたりするようになりました。そこでまたマッサージを受けたりしてたのですが、今回はどうも回復しません。
これはちょっとやばいなあ、と思ったので、今回はひどくなる前にと、一日会社を休んで、整形外科医で診察を受けました。
レントゲンも撮ってもらった結果、診断としては前回と同じ。
「まあ、去年のレントゲンに比べてもほとんど変わりはないから、あえて病名というとやっぱり『脊椎間狭窄症』という事になるんですが。症状としてはごく軽いので、疲れたときや無理した時に痛みが出てくるんでしょうね~。」
という事で、痛み止めとビタミン剤をもらって帰宅しました。
幸い今回は早めに対処してきたので、実際痛みも大したことはなく、日常生活に支障があるほどのことはありません。
「明日から普通に会社へいきつつ、疲れがたまらないように気をつけてればいいかあ。」と軽く考えていました。
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ところが、翌日出社しようと駅へ向かっている途中、目の前の信号が点滅しだしたので、
「あ、やべやべ。」と思い、小走りに横断歩道を渡ろうとしてビックリ。
右足が全くついてこず、数歩でコケそうになったのです。
まるで正座して脚がしびれた状態で、立ち上がろうとした時のように、自分の足なのに、自分の足という感覚がありません。
うわ、これやばいじゃん・・・。
その後も普通に立っているだけなのに、だれかに後ろから『ヒザカックン』をされたかのように突然足の力が抜けてコケそうになったりしました。
おいおい。どうなっちゃったんだ!? 俺の脚。
普通に生活をする分には特に不自由はないのですが、走る事は出来ませんし、階段を上るのも結構つらかったりします。
そしてなにより問題なのが『ヒザカックン』。厄介なことに、どういうタイミングでこれが起こるか、自分でもよくわからないのです。
もしバイクに乗っていて、足を着いた瞬間にこれが起きるとバイクごとコケルのは必至。へたすると倒れてきたバイクの下敷きになるかもしれません。
もし右折待ちの時に倒れたら、対向車線の直進車に轢き殺されるかもしれないのです。
これじゃあ、バイクに乗れません。
とにかく、なんとか治すしかありません。天気が良かった土日もバイクには乗らず、家でひたすら安静にし、風呂で湯船につかってはマッサージとストレッチを繰り返していました。
おかげでかなり症状は回復し、まだ走るのはぎこちないものの、日常生活の場で『ヒザカックン』される事は無くなりました。
まあ、これならバイクは問題ないだろう。夏休みに少しなら乗れるかな~?と思っていたのですが・・・
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夏休みを目の前に控えたある日、会社の会議室で机のレイアウト変更をしていた時、
じゃまになった小さな電話台(多分重さは5kg位)を、移動させようと持ち上げた瞬間、
ふっ、と両膝から力が抜け、腰砕けてその場にしゃがみこんでしまいました。
「・・・・・。」
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今日から待ちに待った夏休み。でもいつになったらバイクに乗れるのやら。
猛暑続きの夏ですが、僕の気持ちは梅雨のようです。
ま、いつか梅雨明けするでしょう。・・ですよね!?(とほほ。)