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無料開放の伊豆スカイラインへショートツーリング

いつもの道志みちはオリンピックで通行止め

オリンピックのため祝日の日程が変更となり、思いがけず訪れた4連休。

家にひきこもってオリンピック観戦、のつもりでしたが、久しぶりにバイクを洗車したらちょっと走りたくなりました。

ここしばらくはいろいろあって、ほとんどバイクに乗れていませんでしたし。

いつもの道志みちへ行って、いつものショップでコーヒーでも飲んで帰ってこようと思っていたのですが、調べてみたら、この日、道志みちはオリンピックの自転車ロードレースのコースになっていて全面通行止め。あらら。

さてどうしたものか。

そういえば、オリンピック影響による道路混雑緩和のため伊豆スカイラインが無料開放になっている、って聞いたよなあ。

そういえば、箱根のバイカーズパラダイスで「ハーレー初の常設型ライダーイベント『Harley Month』をやってるんだったなあ。

・・・と思い出し、せっかくだからと出向いてみることにしました。

「オリンピックの混雑緩和で伊豆スカ無料!」と喜んでましたが、静岡県道路公社のホームページを見ると、先日の熱海の土石流災害の影響で国道135号が通行止めとなっていることから、日程を前倒しして無料開放されているそうです。亡くなられた方のご冥福と、一日も早い復旧をお祈り申し上げます。

Harley Month』in バイカーズパラダイス南箱根

この4連休。連日の猛暑に加え、道路はどこも大渋滞らしいので、朝涼しいうちに訪れてサクッと帰ってこようと朝5時半過ぎに家を出ました。

さすがにこの時間はまだ車も少なく、東名も流れはスムーズ。気温も高くなく、Tシャツにメッシュジャケットでは少し肌寒いほど。

小田原厚木道路、箱根新道とノンストップで走り続け、6時50分にはバイカーズパラダイスに着いてしまいました。

バイカーズパラダイス

OPENは7時。さすがにこの時点ではバイクは僕を含めて3台だけでした。

ハーレーダビッドソンジャパンのトラックがとまってました。この前で写真撮ればよかったなあ。

建物内にはハーレーの現行車が沢山展示されてました。

おー!PAN AMERICAだぁ~。実車は初めて見ました。

PAN AMERICA

なんかすごい顔だなあ。バイクも車も、フロントってなんとなく「顔」にみえるものですが、このフロントはライトが上下にあって、いったいどこが顔なんだろう?と悩んでしまいます。

PAN AMERICA

サイドビュー。タンクが巨大に見えます。なんか重心が高くて乗りづらそう・・に見えるのですが、試乗した人のレヴューをみると「とてもよく出来ている」という感想が多いです。すごいと思うのは「アダプティブライドハイト」という機能。走っている時は車高が高く、停車時は低くなるんだそう。いいなあ、この機構、もっと広まらないかな。(笑)

新スポーツスターにも搭載される『EVOLUTION MAX』 エンジン。一気に125Nmって、なんかハーレーじゃないみたいですね。

PAN AMERICAは展示されていましたが、期待の「Sortstar S」の姿がありません。「Harley

month」の期間中はずっと展示されているものと勝手に思っていたのですが、先日のイベントの時だけだったようです。残念!!

ほんとうはこの前に Sportster S が置かれていたのかなあ、と思われる看板。

悔しいので、カタログだけ頂いてきました。(いえいえ買いませんよ。買えませんし。w)

Sportster Sの紹介ビデオでも見ながら、何か食べることにしましょう。

お腹が空いていたのでモーニングメニューを頂きます。たまごサンド(スープ付き)とホットコーヒー。美味しかったですが、たまごがこぼれて食べづらい。

以前ここへ来たときはまだOPENしたばかりの時で、フードメニューはなかったのですが、今はカレーやピザなどのメニューがあります。

ぼくは小腹が空いていたのでモーニングメニューのたまごサンドを頂いたのですが、コーヒーと合わせて1200円也。

この施設は入場料(Gate Cost=施設運営協力費)として2輪&3輪車は500円/日が必要なのですが、それと合わせると1700円のモーニングということになります。そう考えると正直ちょっと高いなあ。

ここ「バイカーズパラダイス」はバイクに特化した、バイク乗りのためだけの貴重な施設。

維持運営も大変でしょうから、入場料の500円はあくまで「協力費」として別と考えないといけないんでしょうけどね。

ここへ来るとどうしてもこの写真をとってしまいます。水汲み場?いえ、男子トイレです。朝一番乗りでお客さんは僕だけだったのでお許しを。

伊豆スカイラインを堪能

「伊豆スカ。早くいった方がいいですよ。昨日も昼頃にはひどい渋滞だったみたいですから。」と施設の方に促され、バイカーズパラダイスを後に。

ここの入場料は一度支払えば、その日中何度でも出入り可能なので、また後で来てみることにしましょう。

久々の伊豆スカです。

通行料無料開放なので、入口のゲートには誰も居ないのかと思いきや、ちゃんと係員が居て入り口で留められました。

「どこまで行かれますか?」と聞かれ、なにも考えていなかったので、おもわず、

「え~と、終点まで。」(←どこやねん!)

と答えると、係のオジサンはうんうんとうなずき、チケットをくれました。

「出口で渡してね」と言われましたが、無料開放なんだからスルーで入れてくれればいいのに、と思ったのは僕だけでしょうか?

国や県から援助金をもらうには、何かしらちゃんと記録を残す必要があるのかもしれませんんね。

伊豆スカイライン

晴天の伊豆スカ。暑くもなく爽やかで気持ちいい!

飛ばさず、マイペースで走ります。

途中の亀石峠もスルーし、ノンストップで寒川南まで。

いえいえ、”終点”はまだ先でした。

さらに南下し「天城高原」を目指します。

前に車がいなければ快走を、いればいたでその後ろをついて走っても楽しい! それがスポーツスターの良いところです。

あっという間に天城高原に到着しました。

ひとりリフトで大室山火口跡へ

天城高原着の時点でまだ午前9時。

でも ”伊豆スカを走る” ということしか考えていなかったので、この先はノープラン。

ここで引き返して帰ってもいいのですが、ガソリンの残りが心配だったので、いったん伊東の市街地へ向かうことに。

その途中、ふと目に入ったのが「大室山」の看板でした。

「大室山(おおむろやま)」。以前から伊豆を走るたびに看板を目にして、その存在は知っていたのですが、一度も行ったことはありませんでした。

でも先日、某TV番組で紹介されるのを見て、これはいちど行ってみてもいいかも、と思っていました。

結論から言うと、行ってよかった!

伊東の街を一望でき、しかもそれがぐるり360°。

なかなかこんな風景はお目にかかれないんじゃないかと思います。

大室山

ふもとから見ると緩やかな山に見えますが、実際はかなりこんもり盛り上がった円錐状の形をしています。

大室山

ふもとからは二人乗りのリフトで火口外周まで。大人ひとり700円也(往復)

大室山

周りはほとんどアベック&家族連れのなか、オッサン一人でさびしくリフトに乗ります。このリフト、地面からの高さはさほど高くはないものの、相当な急角度で登っていきます。

大室山

こんな感じ。体感上は45°くらいに感じます。

山頂の火口外周からの眺め。伊東の街から遠く相模湾まで見渡せます。

毎年野焼きをしているので、高い木がなく、きれいな緑が広がります。

遠くの海に浮かぶ島は大島かな?

大室山

これが火口の内の風景。すり鉢状の底はアーチェリー場になっています。たしかに四方囲まれていれば安全ですからね。面白いアイデアです。

大室山

帰りは急な下りなので足元の地面が遠く、見晴らしはいいですが、ちょっと恐いかも。

大室山。オススメです。

再びバイカーズパラダイスへ

大室山を降りて、再び伊豆スカイラインへ。来た道を戻ります。

やや車が増えてきましたが、まだまだ快走です。

途中一度も止まることなく伊豆スカイラインを走り抜け、再びバイカーズパラダイスへ。

お昼近くになったので、もしかしたらNewスポーツスターを展示していないかな?と淡い期待をしていたのですが、残念ながらNewスポスタの姿はありませんでした。

帰り道では大変なことに・・・

時刻は11時。まだ涼しいうちに、そして渋滞が始まる前に帰ろうと箱根を後にしました。

行きと同じく箱根新道を下り、小田原-厚木道路を経由して東名へ。

東名はもうかなり車が増えていましたが、まだ渋滞は見られず。

箱根からノンストップで快調に走っていました。

ところがまあ暑いのなんの。

車の流れに乗って走っているだけですが、それでも右車線はそこそこのスピードになります。

メッシュウエアを通して風がバンバン体に当たっているにもかかわらず、全く涼しく感じません。当たる風が熱風で、まるでずっとヘアドライヤーをあてられているかのよう。

このままでは熱中症もあるかも。次のSAで一度休もう、と思っていたときです。

急にエンジンのパワーが無くなったように吹けなくなり、アクセルに車速がついてこなくなりました。

もしや、オーバーヒート!? と思いましたが、どうも熱すぎてバイクのコンピューターが意図的に燃調を濃くしたのかも。そんなフィーリングです。

やばいやばい。

慌てて左車線に移り、70-80km/hまでスピードを落として走ります。そして港北PAへ滑り込みました。

日陰にバイクを停めてクールダウン。合わせて人間も冷えたドリンクで体を中から冷やします。

この時点で気温は約33℃。でも多分高速道路上は優に40℃を超えていることでしょう。

30分ほど休憩し、ふたたび走り出しました。その後は問題なく走りましたが、危なかったような気がします。バイクも人間も。

まだ少し早いけど、オイル交換してやろうかな。

というわけで、この先、真夏の熱波が思いやられる一日でした。

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