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ヒントその33.バイクからUSB電源をとろう

バイクでスマホナビするにはUSB電源が必須

前回スマホを使ったバイクナビをお勧めしました。

ところが、スマホでナビソフトを動かすとものすごい勢いで電池がなくなります。

最近は大容量のモバイルバッテリーも比較的安く手に入るようになってきたので、これをタンクバッグ等にいれておいて、スマホの電源を採る方法もありますが、ツーリング先で電池切れの心配なくスマホを動かそうと思ったら、やっぱりバイクのバッテリーから電源を採るのがベストです。

バイク用USB電源キットの条件

バイクのバッテリーからUSB電源をとるアクセサリーもいろいろな種類が発売されていますが、僕の考える、バイク用USB電源キットの条件は・・・

防水性がある事
2A以上の電流供給に対応している事。
③ヒューズ内臓などの安全対策がある事。
④シンプルであまり目立たない事。(これは好みの問題ですが・・・)

①はバイク用なので当然雨に濡れる事があります。雨の時に使用するのは危険だと思いますが、使わないときも防水キャップ等で浸水を防げる構造のものが必要。

②これは結構重要。スマホナビはかなり電気を食います。供給する電力量が少ないと、消費電力が上回ってしまい、給電しているのにスマホのバッテリーがなくなります。USB電源キットの中には1A(アンペア)程度の電流でしか充電できないものもありますが、ナビを動かしながら充電するのであれば、2A以上は給電出来るものを使いたいところです。

③万一の漏電や、雨水の侵入などの危険性を考えれば、安全対策は必須でしょう。
(バイク用として販売しているものなら、大抵対応していると思いますが。)

④はひとそれぞれでしょうが・・・

僕のオススメ デイトナ製USBポート

こうした条件で僕が買ったのはデイトナ製のシンプルなUSB電源です。

  • 2.1A対応。
  • シンプルで小さく目立ちません
  • しかもリーズナブル
  • 防水キャップ付。このキャップがUSBコード接続時には傘のような役割をするので、急な雨でもすぐには浸水しづらいと思います。(あくまで降り始めの対応の話で、雨の中使い続けるのはNGだと思いますが。)

取り付けはプロに依頼しよう

USB電源キットを購入したら、あとは取り付けですが、僕なりに思うUSB電源を付ける時の注意点をいくつか。

1)出来るだけ信頼できるバイク屋さんに依頼する。

USB電源キットの取付は、簡単にしようと思えばそんなに難しいものではありません。
USB機器を接続しなければ電気は消費しないので、必ずしもACC電源に連動させる必要はなく、消費電力もさほど大きくないので、適当な場所から電源を採っても問題は少ないように思うかもしれません。バッテリー端子につなぐタイプなら、面倒な結線も必要ありません。

※2017.12.2追記
USB電源キットですが、物によっては結構な量の待機電流(暗電流)が流れていて、何もUSB機器をつながなくてもバッテリーを消費します。あらかじめ使うUSB電源キットの待機電流を調べるか、ACC電源から電気を引っ張るのが無難です。

↓これなどは、省エネタイプ(本製品は非充電時の待機電流が微少のため、接続したままでも負荷は僅か0.1mA以下)だそうなので、ACC電源を探すのが面倒な人にはいいかもしれません。

ただし、電気配線は安易に処理すると非常に危険です。
振動も多く、過酷な環境で使用されるものですから、確実な結線が不可欠。配線不良で接続した機器が動かなくなるだけならまだしも、バイクの電子部品を壊したり、最悪は「接触不良でスパーク→発火→バイク炎上」につながります。

 以前バイク屋さんで聞いた話です。そのバイク屋さんは消防署勤務のお客さんから聞いたそうですが、「バイクが燃えて火災になる事がしばしばあるが、最初は放火を疑うものの、 よくよく調べると、バイク自体から発火している事が多い」のだそうです。 こわい話ですよね。

出来るだけ信頼できるバイク屋さんに作業を依頼する事をお勧めします。

2)確実な結線をする。

自分で作業する場合も、出来ればハンダ付けするなどして、確実な結線をしましょう。
私個人的には「エレクトロタップ」(=電源取出しコネクター)や、「電源取り出しヒューズ」などは、振動の多いバイクには出来るだけ使用したくないです。

エーモン 配線コネクター(赤) DC12V80W以下/DC24V160W以下 10個入 E673

エレクトロタップ

#ちなみにエレクトロタップはつなぐ配線の太さによって種類があります。使うなら適切なサイズのものを使いましょう。

3)スマホをつなぐ前にテストしよう。

自分で作業した場合、作業後すぐにスマホをつないで「よし、充電してる。OK!」とやりがちですが、万一接続の仕方が不良だった場合、最悪スマホが壊れる可能性もあります。
出来ればテスターや「USBチェッカー」などで、電流や極性などを確認した後スマホをつなぐようにしたいです。

OUYOU USB電流電圧テスター 電源メーター電圧モニター チェッカー 計測 測定 便利 小型 持ち歩き 精密機器

 PCチェッカーはネットで探せば1000円以下でいろいろ見つかります。 意外に気付いていない方も多いですが、スマホの充電は接続するUSBコードによって、かなり流れる電流の大きさが違ってきますスマホをナビで使うなら、PCチェッカーで確認して、ちゃんと必要な電流が流れるUSBコードを選ぶことが重要です。適当なコードを使うと、全然給電が追い付かな・・・なんて事も。

バイクからUSB電源が取れるようになると、スマホがグッと快適に使えるようになりますヨ。

4)これはイイのでは?Nプロジェクトブレーキスイッチパワーケーブル

先日雑誌を見ていたら、こんな商品が紹介されていました。

ブレーキスイッチと配線の間に割り込む形で繋げると、イグニッションに連動した12Vの電源が取り出せる、というもの。ヒューズも付いていているし、なにより良いのはノーマルの配線を一切加工せずに電源を取り出せるので、トラブルが生じる危険が少なく、また、不要になればいつでもノーマルの状態に戻せる、という点がいいと思います。

取り付け場所もハンドルの近くになるので、スマホナビなどの電源をとる場合など、引き回しの上でも便利なんじゃないでしょうか。

5)デイトナからも発売 (2018/10追記)

デイトナからもブレーキスイッチに割り込むタイプのUSB電源キットが発売になりましたね。バイク量販店などで広く扱われているデイトナ製なら、手軽に手に入りますし、量販店で取り付けてもらえれば、より気軽に装着できますよね。

ハーレーの場合は・・・

↓ハーレーからUSB電源をとるばあい、便利なグッズがあります。こちら↓↓

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