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ハーレーロードスターへRAMマウント取付け

XL1200CXにラムマウントを取り付けたいが・・・

今やツーリングの必需品とも言えるスマホナビですが、今のバイク(XL1200CX ハーレー スポーツスター ロードスター)に乗り換えてからは、利用していませんでした。

以前の記事に書いた通り、僕の一押しのスマホ固定アイテムは「RAMマウント」なのですが、XL1200CXはハドルポストが左右一体となっているため、以前のバイクの様にハンドルのセンターにラムマウントを取り付ける事が出来ず、どうしたものかと悩んでいたたからです。(Googleで画像を探すと、ハーレーにRAMマウントを付ける場合、左右どちらかのグリップに近い部分のハンドルに、U字マウントを用いて取付けているケースが殆どのようです。)

以前のバイク(ハンドルポスト間にU字ボルトでマウントベースを固定)

XL1200CXのハンドルポスト(左右が連結された一体型)

別にスマホマウントが左右どちらか側に偏って付いていても、そう大きな問題はなさそうですが、見た目の好みの問題と、ハンドルの自然な動きを妨げないためには、出来るだけハンドルセンターに取り付けたい、と思っています。

U字ボルトマウントではいまいち・・・

いろいろ考えましたが妙案もなく、ま、とりあえず左側にでもつけてみるか、と思い、手持ちのU字ボルトでハンドルポストの左側にRAMマウントベースを取り着けてみました。

しかし、その状態でハンドルを左に切ってみるとU字ボルトを固定するナットがタンクに干渉してしまいます。それを避けようとするとU字ボルトを前方に傾けた形で取付けざるを得ず、そうするとスマホが完全にメーターにかぶってしまいます。

M8ボルトのハンドルバークランプベースを・・・

RAMマウントには、ハンドルポストのボルトと交換する形のハンドルバークランプベースがあります。

これを使えばいい感じに取り付けられそうな気がするのですが、このクランプベースはM8サイズのボルトでハンドルバーに固定する形になっています。

でもハーレーで使われているのはインチ規格のボルト。なのでこのクランプベースは使う事が出来ません。

RAMマウントはそもそも米国製。だったらハーレー用もあるんじゃないの?と思ってネットでいろいろ調べてみたところ、ようやく「セカイモン」のサイトでドイツのショップが売っているのを見つけました。

値段は¥3352。それでも十分高いですが、送料や手数料などを加えていくと、最終的には¥8500ぐらいになってしまうようです。

いくらなんでも高すぎるし、それが我がロードスターに本当に合うかどうか、買ってみないとわかりません。

RAMマウント付属のクランプベース用ボルトはM8サイズ(=ボルト径8mm)。

一方、我がXL1200CXのハンドルクランプボルトは5/16インチ(=約7.9mm)。

わずか0.1mmの違いなので、一見、流用できそうに思いますが、ネジ山のピッチなどが違うはずなので、M8のボルトを流用するのは無理です。

ただ、クランプベースのボールジョイントは、5/16インチのボルトでも固定できるのでは?と思われます。そこで、まずはダメ元でRAMマウントのハンドルクランプベースを購入してみる事にしました。

RAM Mousts のM8ボルトベース

左:RAMマウント付属ボルト 右:H-D純正ボルト

ボルトの「頭」の大きさはほぼ同じ。

M8ボルトをボールジョイントに通したところ。当然ですがサイズピッタリ。

ハーレー純正のハンドルクランプボルト。サイズは5/16インチです。若干隙間ができます。

当然長さは足りません。

ハーレー用にはインチねじが必要

ハーレー純正のハンドルクランプボルトですが、ざっくり測ってみたところ

おそらく「5/16”-18×1-1/4」というサイズのインチボルトの様です。

このボルトを転用すると、当然首下が短すぎます。ボールジョイントに埋まる部分を足すと、おそらく首下が60mm程度は必要。

ハーレーに使えるこのサイズのボルト、という事でネットで探しまくったところ、

「5/16”-18×2-1/4」というボルトを見つけました。「2-1/4インチ=57.15mm」なのでちょっと短いですが、たぶんいけると思われます。

(インチ←→mm換算が面倒くさい!!)

購入したのはハーレーパーツ通販のアンバーピース さん。

真ん中がノーマルボルト。右が長さ2と1/4インチのボルト。

ノーマルねじと用意したネジのネジ山を重ねてみましたが、がっちりと噛み合います。

インチボルトって・・・

ちょっと話は逸れますが・・・

ハーレーは未だに多くがインチボルトなのですが、これがいろいろと難しい。

◆「5/16″-18×2-1/4」とは

  • ネジ部の直径が16分の5インチ
  • ネジ山のピッチ=1インチ当たりのネジ山の数 が18
  • 首下の長さ(=呼び長さ)が2と4分の1インチ

という事らしいです。

◆インチボルトには2種類あり(もっとあるかもしれませんが・・)

  • イギリスねじ(ウィットネジ)=ネジ山の角度が55度
  • アメリカねじ(USネジ、ユニファイネジ)=ネジ山の角度が60度

という事でこの2種類は互換性がありません。ハーレーに使われているのはアメリカネジなのですが、厄介なことにホームセンターなどで売っているインチねじ(主に建築用らしい)は殆どがイギリスねじなんだそうです。

これ以外にも材質とか強度とか、いろいろと確認しないといけない事が沢山あり、最適なネジを探す、というのは意外と簡単な話ではないみたいです。

MY ハーレーにRAMマウントを取り付けてみた

実際に取り付けてみたところ、ボールジョイント自体は結構ガッチリ固定されました。さっそくRAMマウントを取り付けて、スマホナビが使えそうかどうか検証してみます。

1/4インチのヘックスで締めます

ボールジョイントがつきました。

RAMマウントを取り付けます。

出来る限り車体のセンターに画面を持ってきたいのですが、どうしてもインジゲーターランプを隠してしまいます。

アームをまっすぐに伸ばすとインジゲーターが隠れてしまいます。

しょうがないのでアームを左に曲げて取付け、スマホを左にオフセットします。

アームを90度左に曲げて取付け。

スマホを左にオフセット。これでインジゲーターランプが見えます。

ハンドルを切ってもぎりぎりタンクに当たりません。

見た目の好みと、ハンドルの動きを考えると、ハンドルに取り付けるものは出来るだけ中心に寄せて取り付けたいのですが、今回の方法ではどうしてもこの様にしか取付できませんでした。まあこれを第一次仕様とし、いずれ改良するとして、まずはこのまま使ってみたいと思います。

・・・と書いたのですが。下記に続く↓

スマホのサイズ別RAMマウントの選び方はこちら↓

重要!注意事項

今回の取付方法はRAMマウント本来の取付方法ではありません。ましてやハーレー社が想定した使い方ではありません。一見ガッチリと取り付けられていますが、振動で緩む可能性もありますし、ボルトの強度等の検証もしていません。

言うまでもなくハンドルポストのネジが緩むと、重大な事故につながる可能性があります

今回の記事を参考にされ、結果いかなる問題が発生しても当方は一切の責任を負う事が出来ません。その点は何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。

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