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ヒントその72.ツーリングにコンパクトデジタルカメラを勧める7つの理由

ツーリングにはコンパクトデジタルカメラを持っていきましょう!なんていうと「今さらコンデジ?」という声が聞こえてくる気がします。

一眼レフやミラーレスならともかく、コンパクトデジタルカメラなんて。今はスマホでしょ!?

・・・ごもっともでございます。

事実、コンパクトカメラの市場は減少の一途をたどっているそうで、の出荷台数推移を調べると、、、

2010年 1億900万台 9,774億円
2016年 1,200万台 1,630億円 ※一般社団法人カメラ映像機器工業会(CIPA)調べ

なんと台数は2010年の9分の1なのだそうです。(ちょっと古いデータですが。)

一説には「ずっと減ってきたがここにきて底を打った」なんていう話もありますが、やっぱりコンパクトカメラはスマホに喰われてもはや風前の灯、というのが実情だと思います。

最近のスマートフォンのカメラはiPhoneXで1200万画素、Android機では2000万画素超の機種もあり、解像度的にはコンパクトカメラに全く引けを取りません。

感度やレンズの明るさも徐々に改善がなされ、連写性能などは一眼レフをも凌駕します。

そんなスマホを前に、もはやコンパクトカメラには存在意義はないのでしょうか?

いいえ、そんなことは決してありません!

少なくともライダーにとっては、ツーリングにコンパクトカメラもっていく意味は大いにあると思います。

いや、コンパクトカメラこそ、ツーリングには最適なんじゃないでしょうか。

コンデジのメリット

Canon デジタルカメラ IXY600F ブラック IXY600F(BK)

僕が考えるコンパクデジタルトカメラのメリットは・・・

その1.すぐ撮れる

ツーリングシーンにおいて、スマホに比べてコンデジが最も優れている点は、写そうと思ったらすぐ写せる、という点だと思います。

スマホの場合、画面を立ち上げ(大抵はパスワード入力や指紋認証を伴いますよね?)、アプリを立ち上げ、撮影、となります。グルーブを嵌めたままでは無理でしょうから、まずグローブを外すところから始まります。結構な手間と時間がかかります。

コンデジの場合、機種にもよりますが、大抵は電源を入れれば即撮影可能となります。グローブをはめたままでも撮影できるものもあるので、さらに素早く撮影できます。

なので、あっ!シャッターチャンス!と思ったら撮影できますし・・・

信号待ちの間に仲間を写す、なんてこともできます。

こんなチャンスがあっても、もしスマホだとグローブ脱いで・・・なんてやっている間に逃げられてしまうかもしれません。

南伊豆だったかな?ツーリング先で偶然出会ったお猿さん達。

その2.きれいに写せる

きれいといえば、最近のスマホも相当きれいに写真が撮れます。でもそれはいろいろな撮影条件が整っている場合。いかに高画素になったといえど、ごく小さなレンズとちいさな画像センサーに頼らざるを得ないスマホカメラは、暗いシーンや動きの速い対象を写すにはやはり不利になります。

一眼レフほどではなくても、大きめのレンズとセンサーを持つコンデジは、条件が悪い時ほどスマホと比べて絵に差が出ます。

その3.暗くても写せる

限られた大きさといえども、やっぱりフラッシュがついている、というのはコンデジの大きなアドバンテージです。旅先で室内撮影する時など、やっぱりフラッシュは便利です。

また、フラッシュが活躍するのは周囲が暗い時に限りません。日中でも強制的にフラッシュをたくことで、逆光でも対象物が暗くならず、きれいに映ります。

逆光でバイクが暗くならないよう、フラッシュを強制点灯しています。

その4.コンパクト

これは選ぶデジカメにもよりますが、最近の大きな画面を持つスマホに比べ、よりコンパクトなコンデジがたくさんあります。ポケットからサッと取り出して、サッと写せます。

その5.丈夫

これも選ぶカメラ次第ですが、薄くて大きな液晶を持つスマホに比べると、デジカメのほうが丈夫で、多少手荒い扱いも許容してくれる場合が多いです。アウトドアで使うツーリング用としては重要なポイントです。

その6.安い

物によっては1万円を切る商品もあるのがデジタルカメラ。もちろん高価なコンパクトデジカメもありますが、最近の超高性能で高額なスマホに比べると安いと言えます。

安ければ入手しやすく、また、より気負わず積極的に使えますよね。

その7.シャッター音がしない

スマホのカメラアプリは、盗撮防止のためでしょうか、必ずシャッター音がします。無音のカメラアプリもありますが、動画を切り取る仕組みなのでしょうか?普通のカメラアプリに比べて反応が鈍かったり、画質がいまひとつだったりします。

その点、コンパクトカメラはシャッター音を消すこともできますから、旅先のレストランで料理を写す時も、周りに気兼ねなく撮影することができます。

ツーリング向けコンパクトカメラの選び方

最近のコンパクトデジカメは高級機と普及機の二極化が進んでいます。高級機のトレンドは高画質or高倍率。もちろんツーリング用も高画質に越したことはありませんし、いろいろ設定を工夫して一眼レフ並みのきれいな写真を撮る、という楽しみも大いにありだと思います。

ただ、ここでは一眼レフやミラーレスではなく、あえてコンパクトデジカメを選ぶ理由、ということで、よりコンパクトで気軽に使え、シャッターチャンスに素早く使える普及型(=低価格)のコンデジをおすすめしたいと思います。

ではツーリングに向いているコンパクトデジタルカメラとは、どういうカメラでしょうか?

①軽量・コンパクトなもの

ツーリングの荷物はできるだけ軽くしたいもの。さらにコンパクトならポケットなどにも入れやすく、素早く取り出して撮影することができます。

また軽量なデジカメは、車体や体に固定して、アクションカメラのような使い方もできます。

電池やACアダプターもコンパクトな法が荷物がかさばりません。

②できるだけ安いもの

安いほうが買いやすいのはもちろんですが、安いほうが気兼ねなく使える、ということの方が僕にとっては大切です。アウトドアで使うものですから、壊れたり落としたり、最悪紛失することもあり得ますが、格安で手に入れたものならあきらめもつきますし、壊れることをおそれず積極的に持ち歩けます。

③電源を入れやすいもの

これはコンパクトカメラ最大のメリットである「素早く立ち上げて素早く撮影できる」ということにつながります。出来ればグローブをはめたままでも電源を入れられ、シャッターを切れるものがほしいです。

④レンズキャップが不要なこと

これも上記と同じ理由。一部はコンパクトカメラでも、一眼レフと同じようにレンズにキャップを取り付けるようになっているものがありますが、いちいち付け外しするのは面倒で、ツーリングで使うには不向きです。

こういうのは不向きですね。

⑤(できれば)ファインダー付

まあ、最近のコンデジだと、これはないものねだりかもしれませんね。屋外だと周りが明るいので液晶が見づらい事も多く、ファインダーがついていればそういう時も構図を確認しやすい、ということがあります。

⑥広角側が広いこと

レンズ交換式ではないコンパクトカメラの場合、4倍、10倍といったレンズの倍率が表記されています。この倍率が大きいほうがより遠くのものを拡大して撮影できるのですが、ツーリングで撮影する場合、どちらかというと風景をとる事が多いと思うので、あまり倍率は重要ではない気がします。

それより、「24mm-105mm(35mm換算)」のようなレンズ性能の表記に注目。この小さいほうの数字が小さいほど、広角側がより広く撮影できるという意味になります。

風景をとる場合、広角側に広いほうがより広い範囲を絵に収めることができ、迫力のある風景写真が撮れます。写真好きな人ほど広角にこだわりますよね。

それにより広角の方が、広い範囲を撮影しておいて、その一部をトリミングするような使い方ができます。あとでご紹介するような、デジカメを車体に固定して撮影するような場合、この広い範囲が撮れる、という性能は非常に重要になります。

⑦Wi-Fiつき

いまから手に入れるなら、ぜひWi-fi付カメラを購入したいところ。スマホに送って大きな画面で画像を確認することもできますし、なかまで画像をシェアしたり、SNSにアップしたりと、非常に便利に使えると思います。

防水・防塵・耐衝撃性は・・・?

アウトドアで使うんだから、これが第一優先じゃないの?と思われるかもしれません。

確かに防水や耐衝撃性が高いほうが壊れにくく、ツーリング向きとは言えますが、防水や耐衝撃性のあるコンデジは、総じて大きく、また高価です。

僕の場合「まあ壊れるときは壊れる」とある程度割り切り、そのぶん安いデジカメを気兼ねなく使いたい、という考え方なので、防水・防塵・耐衝撃性は二の次だと思っています。

そんな僕の愛機は・・・

僕の愛機はCanonの「IXY210 IS」です。

もう古いカメラ(2009年発売)ですが、超コンパクト。今の金属風メッキプラスチックと違い、外装は本物の金属なのでちょっと重いですが、電源はグローブをはめたままでも入れられ、シャッターも押せます。

さらにおまけ程度のものですが、ファインダーもついてます。(CanonのIXYで最後のファインダー付だったと思います。)

当時、「新古機」として格安で手に入れたもので、確か8000円位だったと思います。

いつ壊れても、最悪落としてもいいや、と思って使い倒していて、実際なんども落としてしまっているので、よく見ると外装はところどころ凹んでぼこぼこなのですが、いまだ壊れず使い続けられています。

残念ながら古い機種なのでWi-fiはついていませんが、すっかり愛着がわいてなかなか手放せません。

IXY210IS IS

よく見れば表面は傷で凸凹です。

落下防止にひもをつけて腰に結び付けて使っています。「Canon」ロゴの横にあるのが小さい小さいファインダーです。

バイクに固定して、走行写真を撮影

最近はGO-Proなどのアクションカメラを車体につけて、走行中の動画を撮るのが大流行ですよね。最近のアクションカメラは本当にきれいな画像が撮れますが、ハイビジョンといえども画素数でいうと200万画素程度なので、静止画をとるならコンパクトデジカメのほうがきれいに絵が撮れます。

RAMシステムでハンドルに固定

本来はこういう三脚穴を使って固定するアダプターをを使うべきなのですが、僕は簡易的にスマホホルダーで固定しています。

アクションカメラよりは重いので、車体や人体への固定に工夫が必要ですが、うまく使えばこんな面白い絵が撮れます。

撮影のひとつのコツはセルフタイマーを使う事。

タイミングを見計らって直線でシャッターを切ると、ちょうどコーナーでシャッターを切る事が出来たりします。

いかがでしょうか?

皆さんもぜひ、コンデジを使って楽しいツーリング写真を撮ってみてくださいネ。

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