当サイトではアフィリエイト広告を利用して商品を紹介しています

ヒントその101.色あせた革パンツを復活させる方法

長年履き続けている僕の革パンツ。HYOD製のスマートレザーパンツですが、

”いったいいつ買ったんだろう?”と思って調べてみたら、2010年の5月でした。

なんと、もう9年以上も履いています。

これだけ履くと、さすがに色も落ち、かなりヤレた感じになってきました。

HYODスマートレザー

HYODスマートレザー

HYODスマートレザーパンツ

試着した時に写していただいた写真。場所はヨシムラOBのお店として有名なBlight Logicさんの2階の物置。HYODさんが出張販売に来られた時に購入しました。試着するも鏡が無かったので、かわりに携帯で写真をとって確認しました。裾が盛大に余っているように見えますが、それは僕の足が短いからではなく(いや、主原因はそっちかな。笑)バイクに乗った時にちょうどいいように裾の長さを調整したからです。しかし、僕が履くと「スマート」に見えないなあ・・・

これはこれで

”なんかイイ感じになってきたね。”

と言ってくれる人もいますが、パッと見は単に汚れているようにも見えます。

泊まりがけのツーリングなんかで宿に入るとき、これだとさすがにちょっと気が引けるんですよね・・・。

因みにスマートレザーは家庭で洗濯出来ます。ちゃんと時々洗っていますので、決して汚れているわけではありません。多分・・・

スマートレザーパンツのリバース(再染色)サービス

HYODさんのメンテナンスサービスのひとつに、「リバース(再染色)サービス」というものがあります。

色落ちしたスマートレザーパンツを、再度染色(色はブラックのみ)してくれるサービスなのですが、単に色を染め直してくれるだけではなく、

“スマートレザーの色褪せやパサつきを再加工し、撥水性の復元、酸性・アルカリ性などのPH値を調整して、スマートレザーそのものを蘇らせ、再生させるHYOD独自のリフレッシュサービス。” (HYODさんのHPより。https://www.hyod-products.com/customer/rebirth.php

・・・なんだそうです。

リバースサービスの内容は

1.水洗い(水洗いして汚れを落とします)
2.染色 (ブラックの染料で色を染めます)
3.加脂 (革に必要なオイル分を補給します)
4.撥水 (フッ素による撥水処理を施します)
5.乾燥 (室内の風通しのよいところで自然乾燥させます)

撥水処理も再度してくれるので、雨にも強くなりますし、汚れも付きにくくなると思います。

価格は9,000円(税別)。それなりにしますが、内容を考えたら非常にリーズナブルな価格だと思います。

リバースサービスを申し込む

前々から再染色したい!とは思っていたのですが、真夏以外いつも履いている愛用品なので、なかなか預けるタイミングが難しく、ずるずると先延ばしになっていました。

けれどそろそろ限界。今年の年末恒例ツーリングでは、上品なお宿にお泊りすることですし、それに間に合うようにと、意を決して申し込むことにしました。

納期は6 週間~ 8 週間、ということですが、念のためにヒョウドウプロダクツ・カスタマーサービスへ電話してみたところ、

「ちょうど今、再染色の依頼が多くて、納期が4ヶ月くらいかかているんです。うまくいけば3ヶ月ぐらいで仕上がってくるかもしれないんですけれど。」

との事。

この時が9月。3ヶ月なら12月頭に予定している恒例のツーリングに間に合いますが、4ヶ月となると年末になってしまいます。

さすがに年末までジーンズじゃあ寒いから、革パンツ履きたいんだよなあ~、と悩みましたが、これを逃すとまた来シーズン。

やっぱりお願いすることにしました。

生まれ変わったレザーパンツが到着!

待つ事3か月。しかしながらHYODさんから連絡はなく、恒例の年末ツーリングには残念ながら間に合いませんでした。(仕方ないので普通のジーンズの下に防寒着を重ね履き)

比較的天候にも恵まれたので、なんとか寒さもしのげて楽しいツーリングになりました。が、帰宅したその日、「商品発送しました!」というHYODさんからのメールが。(・・・涙)

で、生まれ変わったレザーパンツがこちら↓↓↓

すいません。引っ張り過ぎ?

ジャーン!

HYDOスマートレザー

きれいに再染色されたスマートレザーパンツ。当然ですが色むらもなく美しく染まっています。

HYDOスマートレザー

裏側。証明の関係でちょっと光沢がある様に見えますが、実際は結構しっかりと深みのある黒です。

僕のこのモデルには、バイク乗車時にひざが突っ張らないよう、あらかじめひざの部分にシャーリングがある(ないモデルもあります。)のですが、リペア前は形が崩れてしまっていました。それも今回キレイに治していただいています。

当然内側もきれいに再染色。

裾の擦れた感じもなく、新品のようにきれいです。

うわー!と思わず声が出たほどきれいに仕上がっていました。

当然ながらムラもなく染まっていて、まるで新品のようですが、かといって革の質感はもちろん新品とは違い、履きこんだ革ならではのしっとりとした感じのままきれいになっています。

キレイにクリーニングされて汚れも全く見当たらず、表面もしっとりとしたツヤがあり、撥水性も新品時に戻っていそうです。

ヒザの部分の折り返しも、なにかしら手を加えていただいたのか、あるいは革が張りを取り戻したからなのか、くずれかけていた形がきれいに整えられていました。

唯一気になったのがこの部分。ベルト通しの部分のタグの一部なのですが、もともと鮮やかなオレンジだったのが、しわに沿ってわずかに黒く染まっていて、すこし汚く見えます。もっとも、ベルトを通すと見えなくなる部分ですし、わずかな色の変化なので全然許容範囲です。

お気に入りの一着が新品同様というか、ある意味新品以上になって帰ってきたのでうれしくなってしまいました。感動です。

いやーこれならもっと早くお願いしとけばよかったなあ。

ちなみにかかった費用ですが。

・リペア・再染色代 ¥9,698(税込。ん?微妙に計算が・・・¥9900じゃないの?)

・送料・代引き手数用計¥1,210(あくまでウチの場合)

合計 10,908円でした。いや、十分安いと思います。

クシタニさんの場合

僕のもう一つの愛用品。クシタニのエクスプローラージーンズにも再染色加工のサービスがあります。

リボーン|EXPLORERジーンズの再染色加工

こちらも、HYODさん同様、染色だけでなく、油脂の注入やフッ素加工も同時に行ったいただけるようです。

価格はこちらも¥9,000(税・送料別)

こっちもいつか頼んでみようかと思っています。

クリーニングサービスも

再染色以外に、「革のクリーニングサービス」というのもあります。

ネットで調べるといろいろとあるようですが、われわれバイク乗りのアイテムをお願いするなら、やっぱり専門店で、というわけで、イチオシはKADOYAさんの「リフレザー」です。

Ref Leather by KADOYA

革製品を、専門の特殊な洗剤を使って専門の職人さんがクリーニング。保湿の為のオイルアップや撥水加工(オプション)も行ってくれます。

さらには「リカラー」という顔料吹き付けによる色着け加工もあります。

このKADOYAさんのサービスはカドヤ製品以外でもお願いできますし、革ジャナン、革パンツだけでなく、革ブーツ・革グローブ、革バッグなんかも受けてくれます。

僕も以前履いていたバイク用ブーツのクリーニングをお願いしたことがありますが、長年使い続けてきたブーツが非常にきれいになって帰ってきました。

ブーツなどは特に汚れるものなので、クリーニング出来るというのはとても助かりますよね。

また、上述のHYODさんやクシタニさんにも再染色だけでなく、クリーニングのサービスもあります。

HYODさんのクリーニングサービス

クシタニさんのクリーニングサービス

長年使っている愛用の革製品があるなら、一度こういうサービスを利用してみてはいかがでしょうか。おすすめです。



シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする