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ヒントその104.金属磨きにはメタルコンパウンド+サランラップ

曇ったハーレーの輝きを取り戻したい!

相変わらず梅雨空が続いています。なかなかスカッとした天気にならないのでバイクの走行距離が伸びません。

我が愛車ハーレー スポーツスター(XL1200CX ロードスター)のアルミパーツも曇りがち。

自粛期間中に各所のサビ落としにチャレンジしてきましたが、アルミパーツは手付かずでした。

特にシリンダーヘッドのアルミポリッシュ部分やインジェクターのあたりのパーツが白サビでみすぼらしくなっているのをなんとかしたいところ。

そこであらたに金属磨き用のクリーナーを購入し、磨いてみることにしました。

ポリッシュ交換もあるワックス「花咲かG ワックス」

僕が長年愛用してきたクリーナーが「花咲かG ワックス 」です。

花咲かG(HANASAKA G) クリーナーとポリッシャー効果もある ワックス [HTRC3]

この製品はその名の通り「ワックス」なのですが、研磨剤(アルミナ)を含んでいて、クリーナー ポリッシャー ワックスという3つの性能を併せ持った磨き剤です。

研磨剤と界面活性剤の効果で汚れの薄皮を一枚剥いで、ワックスで輝かす、という感じ。研磨成分が強すぎないので素材を傷めにくく、曇ったメッキ、くすんだアルミを輝かせるほか、経年変化や、紫外線による塗装の白ボケ、色あせとりにも使えます。(研磨剤を含むので磨きすぎには注意が必要ですが。)

ヘルメットを磨くと小キズが消えてつやつやになりますし、樹脂製ライトカバーの黄ばみ取りにも有効だそうです。

バイクのいろいろな場所に安心して使える一本という感じです。

(もちろん万能というわけではないので、一度目立たないところで試してみることは必要です。)

ただ、用途が広い分、金属磨きとしての性能は、それ専用のメタルクリーナーには劣ります。

そこで、今回はもう少し”金属磨き”に特化した製品を探してみたいと思います。

バイクの金属磨きで評判のメタルクリーナーは・・・

ピカール 金属磨き 300g

金属磨きといえば「ピカール」。メタルポリッシュの代名詞のような商品です。僕も何度か買いました。

安くてどこでも入手でき、お手軽に使える、古くからの定番商品ですが、今となって値段なりかなあ、という感じ。

最近はもっと評判のいい製品がいくつかあります。

① マザーズ マグ&アルミポリッシュ

MOTHERS(マザーズ) マグ&アルミポリッシュ5oz=141g 金属磨きの定番マグポリ MT-05100

まずは マザーズ マグ&アルミポリッシュ。最近の・・と言いましたが、これも割と古くからバイク乗りの間では有名な商品で、バイク用品店では必ず見かけます。

「マグ&アルミポリッシュ」という名前ですが、鉄・アルミ・ブロンズ・真鍮・ステンレス・銅など、幅広い金属のポリッシュに使えるようです。

研磨剤の粒子が細かいのか、これで磨くだけで鏡面に近いところまでピカピカになる!と評判です。

②ブルーマジック

(STRAIGHT/ストレート) ブルーマジック メタルポリッシュクリーム 550g BM500 36-0500

最近よく見かけるようになったのがこの「BLUE MAGIC」です。うちの近くのナップスでも置いてありました。

「マザーズやピカールより光る!」という書き込みもよく見かけます。

”研磨剤を含まない金属磨き”と紹介されていることが多いですが、研磨剤の一種である酸化アルミニウムが含まれているようです。

また、シリコンが含まれているので、研磨後の金属をサビから守る効果もあります。

価格も手ごろでなかなかよさそうなクリーナーですが、成分にアンモニアが含まれているので、屋内作業だったりすると匂いが気になるかもしれません。

③ホワイトダイヤモンド

ホワイトダイヤモンド(WHITE DIAMOND) メタルポリッシュ 355ml 並行輸入品

とにかくよく光る!と評判なのが「White Diamond」です。ハーレー乗りの間でも評価が高いポリッシャーです。

クリーナー(洗浄剤)、ポリッシャー(研磨・艶出し)、プロテクター(保護剤)が一つになった優れたケミカル剤で、マザーズやブルーダイヤモンドと比較しても、” 良りキレイに輝く! ”という比較動画や記事をよく見かけます。

いかにもよく磨けそうな白い研磨剤(ダイヤモンドじゃないと思いますが・・・)が下に沈殿しているので、よく振って使います。

布にとって金属表面をこすると、まず金属表面が真っ黒になり、それをきれいな布で再び拭き取ると、きれいな鏡面になるそうです。

やや高価なのが玉にキズですが、バイクならこれ1本でかなりたっぷり使えると思います。

⓹ワコーズ「メタルコンパウンド」

ワコーズ MTC メタルコンパウンド 万能金属用磨き剤 120g V300

ワコーズの金属磨き「メタルコンパウンド」

素材を選ばず、アルミ、ステンレス、メッキなど、バイクで使われる殆どの金属に対応可能な万能メタルクリーナーです。

マザーズやホワイトダイヤモンドに比べると磨いた後の輝きという点ではやや劣るというレヴューも見かけますが、その分、サビや汚れを落とす効果は他の金属クリーナーより優れているようです。

Youtube動画などではメタルコンパウンドで磨いた後に仕上げでマザーズを使ったり、ホワイトダイヤモンドで仕上げたり、といった方法も良く紹介されています。メタルコンパウンドは汚れ落としやサビ落としの力が強く、鏡面仕上げの下地作りとしてすぐれているからだろうと思います。

ペースト状なので、バイクのように小さなパーツを磨なら、液状のものより使いやすいんじゃないでしょうか。

メタルコンパウンドを購入

さて、ではどのメタルクリーナーを選ぶか。

実は「マザーズ」は以前購入していたのですが、買ったことを忘れてずっと放置していたら、すっかり油分が抜けて干からびた状態になっていました。

買いなおそうかとも思いましたが、それもなんか悔しいのでパス。

ハーレー乗りに評判のホワイトダイヤモンドと悩みましたが、あまりビカビカの鏡面よりは自然な輝きの方が好みなので、今回はワコーズ「メタルコンパウンド」を選んでみることにしました。

チューブ式で使いやすく、値段も手ごろ。バイクに使われているあらゆる金属に幅広く使える点も魅力です。

という事で、近くのナップスで「メタルコンパウンド」を買ってきました。

ワコーズ メタルコンパウンド

ワコーズ「メタルコンパウンド」。右は家に転がっていた「マザーズ マグ&アルミポリッシュ」。

ワコーズ メタルコンパウンド

アルミ・ステンレス・スチール・銅など、バイクに使われている幅広い金属を磨けます。使いやすいチューブ式。

早速アルミパーツを磨いてみますが・・・

早速使ってみたいところですが、最近は週末に限って雨続きでなかなか磨くことが出来ません。

今日も朝から梅雨空でしたが、夕方ちょっと雨が上がったので試してみました。

前から汚れが気になっていたのがココ。前後シリンダーの間にあるインジェクター部分のアルミステーです。黒い汚れのようなサビのようなブツブツが目立ちます。

愛用の「マイクロファイバークロス」にメタルコンパウンドを適量絞り出します。

ワコーズ メタルコンパウンド

指先でゴシゴシ。ただし、対象が薄い金属ステーなのであまり力を入れて磨くことが出来ません。

クロスはすぐに黒くなり、金属の汚れを落としているのがわかります。ただ、思ったほどキレイになった感じはしません。再びメタルコンパウンドをクロスにとって磨きます。

いつもバイク磨きの際愛用している「マイクロファイバークロス」にメタルコンパウンドをつけ、汚れの気になるアルミパーツを磨いてみます。

クロスはすぐに真っ黒になり、汚れが落ちているのを感じますが、思ったほどキレイにはなっていません。まあ一度じゃね、ということでmさらにメタルコンパウンドをつけて磨きこみます。

ただ、力を入れにくい部分でもあり、なかなか期待したほどきれいにはなりませんでした。

ラップにメタルコンパウンドをつけて磨いてみる

そこで今度はラップにメタルコンパウンドをつけて磨いてみることにしました。

このラップにコンパウンドをつけて磨くという方法。結構昔からよく聞く方法ではあったのですが、

”そんなんできれいになるんだろうか? しっかり擦れない気がするし、下手したらパーツが傷つくんじゃないの?”

と思って、自分で試してみたことはありませんでした。

けれど最近、ネットの動画やブログでも紹介されていることが多く、いずれも「効果あり!」と絶賛(?)されています。

布と違って薬剤が染み込まないからよりきれいに磨ける、というのがその理由。・・・なるほど、一理あるかもしれません。

で、やってみました。

クレラップで磨く

ラップと言えば「サランラップ」、だと思ってタイトルにしたのですが、我が家にあったのは「クレラップ」。嫁さん曰く「私はクレラップ派。切り方がこっちの方がいい。」なのだそうです。もちろんどちらを使っても問題ないと思います。(多分)

クレラップで磨く

適当に切ったラップにメタルコンパウンドをつけます。

クレラップで磨く

で、指先でゴシゴシ。あまり力を入れていませんが、コンパウンドがみるみる黒くなっていきます。

家にあったクレラップにメタルコンパウンドを適量つけ、さっきと同じように磨いてみます。するとあら不思議。ラップにつけたメタルコンパウンドがみるみる黒くなっていくではありませんか。

布にメタルコンパウンドをつけて磨いたときは、最初は指先にペースト状のヌルっとした感触が感じられますが、すぐにそれは感じなくなり、布でアルミを磨いている感じになります。

ところが、ラップで磨くと、指先に感じるペーストの感触がなかなか消えません。さっきと同じくらいの量しかつけていないにもかかわらず、パーツ全体にメタルコンパウンドが伸び、みるみる黒くなっていきます。

やはり、通常なら布の方に染み込んでいってしまうコンパウンドが、ラップだと染み込まないので、より長く金属の汚れを落とし続けられるようです。

ラップで磨いた後、布でコンパウンドを拭き取ります。すると・・・

こんなにキレイになりました!

Before

After (写真だとわかりづらいかなあ~)

布でも何度か磨けば同じようにきれいになるんだろうと思いますが、ラップだとより少ない回数できれいになる、そんな感じです。

これはいい。もっと磨こう!と思ったのですが、ここで雨が落ちてきたので残念ながら終了。

他の部分はまたの機会に磨こうと思います。

でも、ロードスターって基本ブラックなので、あんまり磨くところがないんだよなあ~。

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