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夏用ラインディングパンツの選び方(その2 Max Fritzさん訪問)

ずっと夏用のラインディングパンツとして愛用してきた「クシタニ エクスプローラージーンズ」が少々くたびれてきたので、あらたに夏用のラインディングパンツを買う事にしました。

夏用ラインディングパンツの選び方(その1)

デグナーとマックスフリッツのライディングパンツ、どちらにするかで悩んだのですが、まずはマックスフリッツさんへ伺ってみることにしました。

Max Fritz 品川店さんを訪問

マックスフリッツさんの店舗は東京だと、葛飾区の「本店」と品川区にある「品川店」さんがあるようです。

マックスフリッツ HP

本店も機会があれば一度訪れてみたいのですが、今回は比較的近い(近くはないんでだけど)品川店さんのほうに伺いました。

品川店さんは大井町駅(JR京浜東北線&東急大井町線)から徒歩5分位のところにあります。

ただ、大井町駅周辺は結構込み入っているので、土地勘がないと迷うかもしれません。

僕は仕事の関係で大井町へはしょっちゅう行ってるので・・・でも迷いました。(自他ともに認める方向音痴なのです 笑)

大井町駅からは徒歩わずか5分ですが、お店は住宅街の真ん中にあります。

バイク用ウエアの店じゃなかったら、僕は絶対入らないようなおしゃれな外観のお店です。

どのラインディングパンツにするか、大いに悩む

事前にホームページで予習していたのですが、マックスフリッツには前回とり上げた「ヒートガードカーゴパンツ」以外にも、春夏秋用のラインディングパンツが何種類かあります。

「ヒートガードカーゴパンツ」はデニム生地のカーゴパンツです。

カーゴパンツですが、サイドのポケットにはマチがなく、膨らんではないので、カーゴパンツの割にシルエットがすっきりしています。

熱防止のレザーはお尻から内ももにかけて配置されています。ニーグリップもし易そうです。

マックスフリッツ(MaxFritz) バイク用 パンツ 春夏秋 ジーンズ ストレッチ素材 プロテクターポケット装備 CRヒートガードカーゴパンツ MFP-2468 ブラック サイズ48(メンズ)

同じデニムでも、カーゴタイプでないボトムスもあります。

MPエアインテークデニムパンツ。¥19,800

こちらはヒザから下の内側にレザーが使われています。足を前に投げ出すクルーザーなんかでエンジンの熱を防ぐのに最適な気がします。

画像引用:https://maxfritz.jp/archives/6099/

画像引用:https://maxfritz.jp/archives/6099/

こちらは、よりカジュアルな「サイドパネルパンツ」。ストレッチ性のある布製で、レザーは尻からヒザにかけての内側に配置されています。

[マックスフリッツ] カジュアルパンツ MFPー2457 メンズ グレー L

これは「ベージュ」。レザーは内ももを中心に尻からヒザにかけて使用されています。

これ以外にも、色違いや素材の違いなどで沢山の種類のライディングパンツがあります。

それぞれにデザインやストレッチ性、レザーの配置などが微妙にちがうので、ほんと迷ってしまいます。

ただ、人気のサイズはもうすでに売り切れてしまっているもあり、実際に購入できる商品は限られていました。

***

最終的に僕が候補として絞ったのは、「MPエアインテークデニムパンツ」「サイドパネルパンツ」の2種類です。

ただし色は「MPエアインテークデニムパンツ」がブラックのみ。「サイドパネルパンツ」はグレーとベージュのみ在庫ありでした。

候補① MPエアインテークデニムパンツ(ブラック)

候補② サイドパネルパンツ(グレー)

候補③ サイドパネルパンツ(ベージュ)

この3枚を試着させていただきました。試着したサイズはいずれも「46」ですが、商品によって多少寸法は違うようです。

ちなみに私は身長165cm、短足。体重約65kgのぽっちゃりというか、がっしり体形。普段はいているジーンズはウエスト30インチです。

まずは「MPエアインテークデニムパンツ」。色はブラックです。

試着したサイズは「46」。マックスフリッツさんのHPによると、ウエスト77.5cm、ヒップ98.5cm、股下85cmというサイズになります。

ウエストサイズはピッタリ。股上はデニムとしては深め。ピッタリ過ぎて、ご飯を食べたらちょっと苦しくなるかも、といった感じです。ただ多少ストレッチで伸びる布なので、たぶん大丈夫だろう思いますが。

色は残念ながらインディゴがなかったのでブラックを試しましたが、ブラックだとあまりデニム感は感じません(間違いなくデニム生地なんですが)。そのかわり、ブラックデニムにブラックレザーの組み合わせなので、素材の組み合わせによる色の違和感もあまり感じません。

レザーはヒザ下の内側に貼られています。エンジンやマフラーからのダイレクトな熱を防いでくれる感じ。ステップ位置が前にあるハーレーだったらこの位置がベストだという気がします。

ヒザ下から空気を取り入れられるようになっていて、逆にふくらはぎ側にはエアの抜けるようメッシュのハトメが打たれています。

画像引用:https://maxfritz.jp/archives/6099/

裾までレザーが貼られているので、裾上げが出来るのか心配でしたが、対応できるとのこと。(ただし、通常の裾上げが加工費1000円なのに対し、これはレザー部分が縫い直しになるので、2000円になるそうです。)

実は店に伺う前はこれが第一候補でした。はきなれたデニムですし、見た目もカッコイイです。

続いては「サイドパネルパンツ」(グレー)です。

コチラも試し履きしたのは「46」というサイズ。MPエアインテークデニムパンツの時と同じサイズですが、わずかに寸法は違うらしく、HPによるとウエスト77.5cm、ヒップ99cm、股下87cmとなっています。

こちらもはいた感じはピッタリ。ただMPエアインテークデニムパンツよりは若干余裕があります。まさに僕にジャストサイズという感じ。(裾の長さ以外はね。)

素材感はしっかりとしたチノパンという感じ。デニムパンツ以上に通気性は高そうな気がします。強度的にはデニムの方がしっかりしているでしょうが、まあこけたらデニムもすぐ破れますからね。

ヒザにパットをいれられるので、安全性も特に問題は無いかと思います。

「MPエアインテークデニムパンツ」がヒザ下中心に配置されているのに対し、この「サイドパネルパンツ」は股からヒザの内側までをレザーで覆っています。

ちょうどニーグリップで車体に触れる部分がカバーされているので、スーパースポーツのような、フレームが熱くなるバイクには最適な逸品と言えます。

同時に、お尻や内ももにレザーがあるので、車体に対し滑りにくくなる効果があるんじゃないでしょうか。

「サイドパネルパンツ」は色違いの「ベージュ」もはいてみました。

普段着でもぼくはあまり選ばない色ですが、案外エンジニアブーツとも合うような気がします。意外といいなあ、これ。

写真で見たときに、レザーの部分がなんだか「お漏らし」したみたいに見えるなぁ、と思っていたのですが、実際に履いて見ると、思ったほど気にはなりませんでした。(そりゃそうだ。後ろだから自分じゃ見えないし。笑)

選んだのは「サイドパネルパンツ」

どれにしようか。悩みに悩みました(5分ほど)。

いろいろ悩んだ結果、最終的に選んだのは「サイドパネルパンツ」でした。

選んだ一番の理由は、そのレザーの配置でした。

我が愛車 KTM 890Duke は、かつての愛車Harley スポーツスターほどは熱くなく、排熱という意味ではあまり問題はありません。一方で、スーパースポーツ並みに軽く、素早い加減速が出来るこのバイクは、乗る際にしっかりとお尻とヒザで体を支える必要があります。現にやや滑りやすいデニムで乗る時と、革パンツで乗るときとでは疲れ方に結構差が出ます。

この「サイドパネルパンツ」は内ももやヒザのみならず、またの部分まで革が張られているので、シート上でのすべり止め効果もあるのでは、と思うのです。

その他にも

  • デニム生地より涼しそう
  • 「MPエアインテークデニムパンツ」より着心地が楽
  • より街中で違和感が少ないデザイン

といった理由から、今回は「サイドパネルパンツ」を選ぶことにしました。

***

もう一つの問題は色の選択です。

無難なのは「グレー」。面白そうなのは「ベージュ」です。

ベージュは今まで買ったことのない色ですが、意外と気に入りました。

ただ、グレーやブラックと違い、色が明るい分、排ガスで汚れると目立ちそうです。

「うーん、ベージュが気に入ったんですけれど、これ、やっぱり汚れが目立ちますかね?」と相談したら、店長さんに怪訝な顔をされました。

「ええ。ですから洗ってください。」

そりゃそうです。そのためのウォッシャブルレザーですよね。ごもっとも。

「真っ白のライディングパンツだって、皆さん履いていただいていますから。」

と背中を押していただき、思い切ってベージュを選ぶことにしました。

[マックスフリッツ] カジュアルパンツ MFPー2457 メンズ ベージュ L

裾が長すぎ問題

ようやく購入する一着が決まりました。

あとは裾上げをお願いするだけです。

短足の僕はそのまま履くと、まるで「松之廊下」状態です。(わかりますかね。” 殿中でござる” のあのセリフが頭をよぎります。)

今日は電車で来店ですが、裾上げを想定し、バイクに乗る時に履くエンジニアブーツをはいてきました。

愛用しているのはチペワのエンジニアブーツ。シフトペダルが当たる部分に革をあててもらっています。

ブーツアウト(裾をブーツの上に被せる)で裾を被せ、店に置かれている背もたれの無い低い椅子に跨り(=バイクに乗っている状態を再現)、この状態で裾上げの寸法を測ってもらいます。

「うーん、敢えて裾上げする必要はないですね。」

え!? うそでしょ? 盛大に裾が余ってますけど。

「バイクに乗ると裾がずり上がってきますからね。まあちょっと長いですけれど、敢えてカットするほどじゃないと思います。」

えー!ホントですか。まあバイク用のラインディングパンツは裾を長めに、というのは知ってましたけれど。それにしてもこれは・・・

「まあ、しばらくこのままで乗ってみてください。切るのはいつでも切れます。持って来てもらえればカットしますから。」

そ、そうですか。

まあせっかくわざわざお店に出向いて見ていただいたんです。プロのアドバイスは素直に聞くことにしました。

ラインディングパンツにおける最適な裾上げの調整方法について。実に的確なアドバイス動画を見つけました。クシタニ名古屋東店さんの動画です。是非見てみてください。

履いてみての感想は?・・・

と言うわけで、無事、新しい夏用ラインディングパンツを手に入れることが出来ました。

あとは実際に履いてみてどうか、です。

さっそくツーリングに行ってきましたので、次回、実際にツーリングで履いてみた感想について書きたいと思います。

次回につづく。夏用ラインディングパンツの選び方(その3 Max Fritz インプレッション)

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