寒い季節こそ「御刻印集めツーリング」の季節
立春も過ぎ、暦の上では既に春・・・なんですが、体感はまだまだ真冬の寒さが続いています。
とはいえ、ここ関東では雪でも降らない限り、真冬でもバイクで走り回ることが出来ます。（先日は数年ぶりに雪が積もりましたけどね。）
ですが、やっぱり走れる時間や場所は限られます。
山道は凍結の恐れがあるので危険ですし、雪が無くても凍結防止剤が撒かれていいるところは走りたくありません（凍結防止剤は錆びを呼びますからね。）。
そもそも昼間が短い上に朝夕はいっそう冷え込みますから、走れる時間も短く、あまり遠出はできませんから、どうしても近場になってしまいます。
そんな季節にも御刻印集めの寺社仏閣巡りはツーリングの目的として最適です。市街地にあるお寺や神社も多いですからね。
というわけで、これまで敢えて後回しにしていた神奈川県内の社寺を回ってみようと思います。
根岸八幡神社（神奈川県横浜市）
久しぶりの御刻印集め。1軒目は横浜市磯子区の根岸八幡神社です。
http://negishihachiman.jp/shrine/
八幡皇大神 （はちまんすめのおおかみ）＝第15代応仁天皇をお祀りしている神社です。住宅街の中にある小さな神社ですが、駐車スペースも確保されていてバイクで行くには便利。気軽に立ち寄りやすい神社です。
通りからちょっと奥に入った住宅街の中にある八幡神社。小さな神社ですが駐車スペースは結構広いです。幼稚園が隣接し、小学校も近くなので、通行するときは安全第一で。
階段を上がると立派なお社があります。その隣の社務所に御刻印の刻印機があります。
御刻印台。300円を賽銭箱に収め、刻印します。セルフサービス？なので、気軽に刻印できます。
ここの御刻印はぜひゲットしたいと思っていました。刻印に亀が描かれていてとっても可愛いいんです。約1400年前に海上から現れたとされる、亀型の台座に立った神像が祀られていることからこの図になったようです。
JR京浜東北根岸線 根岸駅下車徒歩7分という好立地ですが、住宅街の細い道を進むので、ナビが無いとなかなか判りづらいと思います。
ホームページを見ると、境内の枝垂れ桜が美しいらしいので、花が咲くころにまた行ってみたいと思います。
長光山法泉寺（神奈川県伊勢原市）
続いては伊勢原にある長光山法泉寺。室町時代（西暦1452年）に、行学院日朝上人（ぎょうがくいんにっちょうしょうにん）が、布教の為に建立された日蓮宗の寺院です。
厚木ICから20分ほどの距離ですが、国道246号線沿いから山の方へ進み、標高100mほど登った静かな山間にあります。
http://ho-senji.info/index.html
法泉寺の境内。こちらも比較的小さなお寺です。大きな観音様（比々多聖観音）が立っていらっしゃいます。
御刻印は本堂脇の客殿内にあります。インターホンを押して中に入れていただくのでちょっと緊張しますが、優しいご住職が出迎えてくれますので、心配無用（？）です。
御刻印の刻印スペース。交通安全のお守りやステッカーもたくさんあるので、見ていて楽しいです。御朱印もカッコよくバイクが描かれています。
http://ho-senji.info/pg4871859.html
御刻印はイノシシ。なんかすごくかわいいです。
この日は門前の駐車場所に停めたのですが、砂利なのでバイクは少々気を使います。ホームページを見ると、境内にも駐車スペース（観音様の前）があってバイクは停めさせてもらえるようです。
海南神社（三浦市三崎）
最後は三浦半島の先端。三崎港の近くにある海南神社（かいなんじんじゃ）です。
海南神社の場所はココ・・・・なのですが、、、
このGoogleマップの案内に沿ってバイクを走らせると、凄く細く、急な坂道を登らされ、神社の裏門に連れて行かれます。
グーグルマップの案内に沿っていくと、この裏門にたどり着きます。
ここから歩いて境内にも行けるのですが、当然ながら駐車場は正門の方にあります。
なので、車やバイクで訪れる際は「海南神社の参拝者駐車場」で検索して訪れてください。
三浦の先端。県道26号線を港まで進むと、三崎港交番があります。
交番の手前を左折すると・・・
いづみやさんの脇を左折すると、海南神社の参道に入ります。
参道は車一台がやっと通れる道なので「ここ入って大丈夫？」と少々心配になりますが、勇気をもって進みましょう。(笑)
ちゃんと「海南神社入り口」と（ちいさなちいさな）看板が出ています。
50m位進むと山門が見えてきます。
山門にある海南神社の鳥居。あれ？行き止まりじゃん。って一瞬思いますが、この鳥居の前を右折すると・・・
社務所が見えます。この社務所の左脇が参拝者用の駐車場になっています。
無事駐車出来たら境内を散策しましょう。
藤原資盈（ふじわらのすけみつ）が祀られている海南神社は「解難」神社とも言われ、運気上昇のご利益があるんだそうです。
境内はこんな感じ。
とても美しく立派な本堂です。
本堂前にはかわいいマグロの形をした「鮪みくじ」なるものがあります。
ではいよいよ御刻印です。
御刻印を刻印するには、まず先ほど紹介した社務所にて300円のお布施を支払います。
社務所の向かって右、ガラス扉の中に刻印機が設置されています。
海の文字と波をデザインしたカッコイイ刻印です。
最初の『御刻印守り』もまもなくコンプリート
というわけで、神奈川にある御刻印神社（＆お寺）もついにコンプリート。御刻印守り（革ベルト）の刻印も、あと1か所刻印を押せば完成！というところまできました。
さて、記念すべき最初の御刻印守り。最後の御刻印はどこでもらいましょうか。
近場は大体回ったので、春になったらちょっと遠出して、御刻印コンプリートツーリングを計画しようかな、と思っています。
おまけ：海南神社へ来たら是非食べたい！「かね廣」のまぐろ丼
ここまで読んでいただいた読者の方に、とっておきの情報。本当は紹介したくないんですけど・・・
海南神社の参道を歩いていると、小さな提灯が目に入りました。
ちいさな提灯には「鮪丼」の文字が。でもとっても入りにくそうな雰囲気です。
ん？でも意外とリーズナブル？
この「かね廣」というお店。ネットで調べるとどうやら鮪丼の名店らしい。けれど営業は土日のみ。Goolge情報だとこの日はお休みの様子。
うーん、残念。と諦めて一旦はその場を後にしたのですが、諦めきれずにお店のFacebookを調べてみると、「今日は月曜日だけど店開きます！」との情報が。
これは食べねばなるまい、と引き返し、店の戸を開きました。
店内に入るとカウンターにならんだ座椅子が8席。店の奥には小さながひとつありますが、大人二人掛けが限界。つまり10人はいると満席になります。店の外観と違い、中は美しく、モダンな感じがします。
写真は大盛。これで1200円。とってもリーズナブル。そしてうまい！
店に入るとカウンターと小さなテーブル席のみの小さな店内。ラッキーなことに1席だけ空いていました。
メニューは鮪の漬け丼（並、大盛、特盛）とスキ身丼のみ。値段は並が1100円。特盛でも1630円とリーズナブル。
食べてみると、これが美味しい。マグロは赤身で脂が少なくさっぱりしていて、ヅケですが、醤油は最小限な感じ。そしてやわらかく、トロじゃないのに舌の上で溶ける感じがします。
三浦はマグロの水揚げで有名で、マグロを提供する店がたくさんありますが、正直、それほど美味しいと思う味には出会ったことがありませんでした。
まあ、マグロなんて遠洋で採ったものを冷凍で運んできているわけで、冷凍技術が発達した今、漁港だから新鮮で美味しいってもんでもないんだろうな、と思ってました。でもやっぱりあるところには美味しいマグロがあるんですね。
基本土日のみの営業。営業時間は11時から15時。座席は10席のみ。
しかも数量限定で1日20食程度、なんだそう。
ということで、普段は行列必至な人気店らしいので、なかなか食べられる機会もすくない店だと思いますが、もし御刻印集めで三崎漁港へ足を延ばす機会があれば、ぜひ食べてみていただきたい味だと思います。おすすめです！
（本当はオススメしたくないんですけどね。ｗ）