泊りがけツーリング当日の朝に・・・
昨日は毎年恒例、冬のお泊りツーリングの日。元の職場の仲間たち(上司とも言う)とこの時期に伊豆方面へ一泊ツーリングに行くのが毎年の楽しみになっている。
先日から準備を整え、朝バッグ類を愛車(XL1200CX)にセットし、念のためタイヤの空気圧もチェック。
さあ出発!と思ってセルボタンを押すと、
”キュルキュル・・・ガッ”
え!?
そんなはずはない。と心を落ち着け、再度セルボタンをON!
”キュルキュルキュル・・ガッ、ガガガガガガ ”
えーーーー!
これは三週間前と同じ症状。
ま、まさか。三週間前に新品のバッテリーに換えてもらったばっかりだぞ。
先週末も、先々週末も元気に走ったぞ!
そんなあ~。頼む!!!と祈りを込めてセルボタンを押す。
キュルキュ・・ガ、ガ、キュル、ガ、・・・ガガガガガガ
だ、だめだあ~。(涙)
家の前は坂道なので、ちょっとだけ押し掛けを試みるも、エンジンがかかる気配なし。
(※インジェクションなので、完全にバッテリーが死んでいると押し掛けは出来ませんが、
まだセルは回るので、一縷の望みを託したのですが。)
諦めて仲間に電話。「エンジンかかんない~。(ToT) 最悪の時は宿へ車で向かいます」と告げ電話を切った。
HDディーラーへ駆け込む
とりあえず購入したハーレーディーラーへ電話。でも開店前で留守番電話の応答が無情に流れるだけ。しかたなく一旦部屋へ戻り、車でディーラーへ向かった。
まだ開店前なのは承知していたが、店の前で掃除をしていた店員さんに声をかけ、事情を話した。
「原因はお預かりしてみないと何とも言えませんが、とりあえず今やれる事となるとバッテリーをつないでジャンプスタートさせるか、バッテリーを充電するか、しかないんですが・・・。」と店員さん。
ジャンプスタートって今お願い出来ますか?と聞くと、スケジュールを確認してくれ、「今から伺いましょうか?」とのありがたいお返事。
早速店の軽トラを先導し、我がバイク置場へお越しいただいた。
エンジンは始動。でもツーリングはどうするか。
早速ジャンプスターターをつなげてもらうと、エンジンはあっけなく始動した。店員氏はテスターを使い、アクセルをあおりつつ、発電量を入念にチェックしている。

ジャンプスタート
「一応充電はしていますね。ただバッテリーの電力が減っているので、アイドリングでは(電圧が)低いですが。ある程度回すと電圧が上がります。」
さて、どうするか。
本来であればこのままエンジンを切らずにとりあえずディーラーまでバイクを運び、入念にチェックしてもらう、というのが適切な処理だろう。けれど今日は待ちに待った恒例ツーリングの日。天気はピーカン。宿は既に予約済みでキャンセルは出来ないかもしれない。出来る事ならこのままツーリングに行きたい。
エンジンはかかった。エンジンは温まったし、一応発電はしている。バッテリーは3週間前に換えたばかりの新品。今から高速道路を飛ばせば、それなりに充電はされるので、おそらく今日は問題なく走れるだろう。問題は明日の朝。再びバッテリーが上がる可能性は否定できない。出先で始動できなければ結構大変な事態になるだろう。
かなり悩んだが、一か八か掛けてみる事にした。ツーリングを終えたら、チェックの為入庫する旨、ディーラー店員氏に告げ、お礼を言ってそのままツーリングへ出かけた。
ドキドキのツーリング
先行した仲間を追って、ひたすら東名を西に向かう。天気はピーカンだが結構寒く、走り出してすぐトイレに行きたくなってきた。が、まだ充電されていないであろうエンジンを停止する事は出来ない。とにかくガソリンがなくなるまではと、我慢して我がロードスターを走らせる。
ところどころ渋滞している東名を約1時間ほど走って、足柄SAに着くころにはガソリンが残りわずかとなった。パーキングの出来るだけガソリンスタンドに近いところにバイクを停め、エンジンを切り、トイレへ駆け込む。
バイクへ戻ると、エンジンは掛けず、そのまま押してガソリンスタンドへ。エンジンの止まったロードスターは恐ろしく重い。おそらく100mも押してはいないと思うが、スタンドに着くころには息が上がっていた。
ガソリンを満タンにし、祈るような気持ちでセルボタンを押す。
キュル。。ドゥン!
無事エンジンがかかった。
そこからは再び、低めのギアでエンジン回転を上げつつ伊豆 下田を目指す。
途中の道の駅で仲間と無事合流し、その後休憩を挟みつつ走ったが、特に問題なくエンジンは掛かった。
帰路への朝。祈る気持ちで・・・
結局一日目は昼食もとらず、最低限の休憩のみで宿をめざし、無事投宿。
美味しい料理に舌鼓を打ち、何度も温泉に浸かり、酒を飲みながら深夜まで語り明かした。
そして翌朝。
「きっと宿にブースターケーブルぐらい有るんじゃない?」
「いざとなれば一緒に押し掛けしてやるよ。」
「電車で帰れば」
など、仲間の温かい言葉(?)を受けつつ、イグニッションをON。そして祈りながらセルボタンを押す。
キュル。。。。ドウン!
よかった~。エンジンがかかった。
後はひたすら家路を急ぐ。伊豆半島を縦断しつつ、一度の休憩も取らず、下田から足柄SAまでをノンストップで走り切った。(エンスト回避じゃなく、いつもこのツーリングでは恒例を行動パターンなのですが。夜の宴会が終われば、あとはおまけみたいなものなので。笑)
足柄SAで解散し、そこからまたノンストップで帰宅。一旦荷物を降ろしてから、その足でHDディーラーへ向かった。
ひとまずは無事ツーリング出来た事を店員氏に伝え、お礼を言い、そして再度問題が無いかのチェックをお願いしてバイクを預けた。
(今回開店前にもかかわらず対応してくれたハーレーディーラーには感謝!です。)
検査結果は?対策をどうする?
チェックの結果、問題が見つかったら困るけれど、問題がなかったらもっと困る、というのが正直なところ。ハーレーでバッテリー上がりのトラブルは比較的めずらしくない事は承知しているが、こんなに簡単にバッテリーがー上がるようでは、安心して走れない。充電器でもつないでおけばいいのだろうが、マンションの駐輪場ではそれも無理。いちいちバッテリを外して充電するのも大変だ。(特にスポーツスターのバッテリーは外すのが大変!)
なんとか対策を考えなければ・・・である。