プラリペアでの修復は失敗。
ターンシグナルエクステンションを自分で取付けようとして、ウインカースイッチの取付部を折ってしまった僕のロードスター(XL1200CX)。
プレリペアを使って折れた部分の接着を試みたものの、どうやらプラリペアではくっつかない種類のプラスチックだったらしく、再び折れてしまいました。
さてどうするか。
作戦変更
ケミカルだけで強度を出すのは無理そうなので、機械的に強度を増す方法を考えてみました。
折れたパーツを別のパーツで支えてやれば強度を出せるかもしれません。でもそのパーツと折れたパーツ(おそらくエンジニアプラスチック。接着困難な材料)を接着しても、またすぐ折れそうです。
ならば、折れたパーツをプラリペアで作り直せばいいのではないか。
上手くいくかどうかわかりませんが、とりあえずトライしてみる事にします。
プラリペアで再生パーツを作るには、もとのパーツから型取りしてプラリペアを流し込みます。そこで使うのが「型取くん」です。
まずは出来上がったパーツを仮止めします。とりあえず落ちなければいいので、たまたま家にあった瞬間接着剤を使いましたが、意外にガッチリつきます。
このままでは前回と同様なので、下から力が加わると、すぐにとれてしまいます。
そこで、支えを入れる事にしました。型取くんとプラリペアで作ったパーツとガッチリくっつく材質で、適当な材料が無いか、家じゅうを探したところ・・・・。
ありました。コレ ↓
昔、息子たちが遊んでいたレゴブロックです。(今はもう見向きもしませんが。)
レゴブロックというと四角いパーツをイメージしますが、乗り物や動物などのセットを買うと、いろんな形のパーツが入っています。ネットで材質をしらべてみると、どうやらABS樹脂らしく、これならプラリペアでガッチリ固まります。また、あまり硬くないので、カッターやサンドペーパーで容易に削る事が出来ます。
まずはこれを接着剤でホルダー側に貼り付けます。がちがちに固まる接着剤よりも、接着後も弾力を保つものの方が振動の多いバイクにはいいかな、と思い、この接着剤を選んでみました。
あれ!?寸法足らず?・・いえいえ、わざとです。
この隙間をプラリペアで埋めます。レゴはABS樹脂なので、プラリペアで作った下のパーツとガッチリ引っ付くハズ。
結果は果たして・・・。
こんな感じになりました。
作業してから気付いたのですが、果たして下側の突起の軸がちゃんと出ているのだろうか?
まあやってみるしかありません。
と、本日はここで日没サスペンデッド。気温が低いので固まるにも時間がかかりますから、一晩放置です。
さて、明日はどうなります事やら。