関東も梅雨が明けました。6月中に梅雨明けするのは観測史上初らしいです。
猛暑になるんじゃないか?とか、夏場の水不足とかがちょっと心配ですが、バイク乗りとしては素直に梅雨明けを喜びたいと思います。
ということで、僕にとっては定番の道志みちを走ってきました。
道志に入る前に、まずは朝飯。
お気に入りのスタバ、スターバックス厚木及川店へ。ここは駐車場の広い路面店でバイクでも立ち寄りやすく、ドライブスルーもあります。店内はあまり広くはありませんが、気候のよい季節には外のテラス席でも気持ちよくすごせます。
人気の店なので、結構混んでいる事が多いのですが、この日は朝早めの訪問だったので店内も空いていました。
先ずはホットコーヒーと温めたシナモンロールをいただきます。
店員さんに
「コーヒーはマグカップでお出ししますか?」
と聞かれたので、迷わずマグカップでとお願いします。
同じコーヒーでも、マグカップで飲むコーヒーと紙コップで飲むのとではどうも違う気がして、僕は必ず「マグカップで」とお願いするのですが、これ、同じスタバでもどちらがいいか聞いてくれるお店と聞いてくれない店とがあるんですよね。
(忙しい時間帯かどうか?といった事かもしれませんが。)
ふたつきの紙コップだといまひとつ香りが楽しめないので、ホットコーヒーを紙コップで出されると、どうも損した気分になります。(僕だけでしょうか?)
おいしくシナモンロールをいただいた後、二杯目のコーヒーはアイスコーヒーオーダーします。アイスコーヒーは家から持参したサーモスに入れてもらい、テイクアウトします。
スタバでは一杯目をオーダーした時のレシートを持っていくと、二杯目は150円で買うことができます(スタバのスマホアプリで支払うと、二杯目は100円で買えます。)。一杯目はホット、二杯目はアイスでもOKです。
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スタバを出て宮ケ瀬湖を経由し、道志みちへ。目指すは「道の駅どうし」です。
昔はどちらかというと地味な道の駅だったのですが、最近は富士山への抜け道として道志を使う車が増えた事もあり、常に駐車待ちの車が列をなす人気の道の駅になっています。
特に集まるバイクの数がはんぱなく、止まっているたくさんのバイクを眺めているだけでも、バイク好きにとってはたまらない楽しさがあります。
「道の駅どうし」はレストランや土産物売り場も充実しているのですが、僕は建屋のすぐ裏を流れている道志川の河原に腰かけて、ぼんやりするのが好きなのです。
気温30度を軽く超えるこの日は、子供連れの家族がたくさん川遊びをしていました。
川べりの適当な岩に腰を掛け、スタバでサーモスに入れてもらったアイスコーヒーを飲みながら、持ってきた文庫本を読みつつ、ボーっとすごします。
川面を流れてくる風が気持ちよく、猛暑を忘れさせてくれる至極の時です。
そろそろおなかも空いたので、本日の昼食場所を探します。正直なところ、道志みちには気軽に立ち寄れる、適当なというか、おいしい店が案外少ない気がします。
なので、この日も別のところで昼飯を食べるつもりだったのですが、朝、道の駅を目指して道志を走っているときに、今までなかった(気が付いていなかった)店があったのを発見したので、そこを目指し、もと来た方向へ戻ります。
目指したお店は「家庭ダイニング NAGOMI」というお店。
何十回と走っている道志みちですが、今までこんなお店がある事に気が付いていませんでした。(後で調べて知ったのですが、このお店、以前は相模原にあったお店で、今年移転してきたようです。)
店の向かいにバイクを止め、まだ新しそうな暖簾をくぐります。川べりに建った、小屋のようなこのお店、メインは吉田うどんの店らしく、なぜか焼き餃子もあります。
吉田うどんを食べるときはいつも温かいうどんを食べるのですが、この日は猛暑。まずは冷やし肉うどんをオーダーします。
店内は座敷がメインですが、屋外にベランダ席が3つあったので、そこへ座ります。残念ながらあるはずの道志川は見えませんが、山の緑がきれいで、吹き抜ける風も心地よいです。
待つことしばし、ほどなくうどんが運ばれてきました。吉田うどんの定番、すりだねをめんつゆに溶かしていただきます。
吉田うどんらしく、太くてもちもちした麺と、甘みを感じるゆでたキャベツ、あっさりした馬肉の組み合わせがいい味を出しています。
正直に言うと、吉田うどんとしてはちょっとお高めな価格設定ではありますが、立地の良さと気軽に入れる雰囲気が気に入りました。ちょくちょくお邪魔することになりそうです。
道志を離れ、246号線をひた走って帰路へ。猛暑といっても山間を走っている間は快適だったのですが、さすがに下界は暑く、車の列が暑さに輪をかけます。
コーヒーは利尿作用があり、この日のような猛暑の日の水分補給には向きません。
このままでは軽い脱水症状になりかねないので、途中でコンビニにより、アイスで体の冷却と水分補給を行いました。
しかし、いい大人がコンビニの駐車場で座り込んでひとりアイスを喰っている様は、あまりかっこいいものではないなあ、と思いつつも、それもまあバイク乗りならではかな、と思う夏の一日でありました。