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ヒントその113.バイクの台風対策をやってみた

台風10号接近?

今年の夏休みは、南海トラフ地震臨時情報と台風7号の接近でスケジュールがぐちゃぐちゃになり、ほとんどバイクには乗れませんでした。

まあそれがなくても、あまりの暑さに遠出する気はありませんでしたが。

で、今度は台風10号です。過去最強クラスとも言われており、さらには進行が非常にゆっくり。さらには迷走していて、どこへ行くのか、いつくるのか、なんとも予想できないやっかいな台風です。

台風の進路にあたる皆さんにおかれては、どうかご無事でとただただ祈るばかりです。

台風飛来に向けた準備をしよう

この台風。果たして関東へ来るのかどうかはわかりませんが、その可能性もあります。

台風から離れたここ関東でも、その影響で雨続きなのですが、今日、ちょっと晴れ間があったので、このタイミングで台風対策をすることにしました。

バイクを屋内保管できる恵まれた方は、特にこれと言ってやることも無いんだろうと思いますが、残念ながら私は屋外駐車。マンションの駐輪場なので、雨風は防ぎようがありません。

とはいえ大切な愛車。やれるだけのことはやっておきたいと思います。

カバーを被せる?被せない?

台風の影響といえば、強烈な

雨については、一番怖いのは大雨による水没ですが、これはもう駐車場所を変える以外に対策の方法はないでしょう。とはいえ現実的にはなかなか難しいと思いますが。

万一水没の可能性のある場所に駐車中の方は、台風の時だけでもどこか安全な場所にに移動させるしかないと思います。

万が一バイクが水没したら・・・どうしたらいいんでしょうか。もしエンジン内部に水が入ってしまったとしたら、その状態でエンジンを無理に回すと一発で壊れる可能性がある(ハイドロロックでコンロッドが曲がる)ので、エンジンを回そうとせず、レッカーを呼んでバイク屋さんへ運ぶしかないんでしょうね。

水没の心配がないとして、大雨の対策としては(屋根が無いなら)バイクカバーを掛けておくのが基本になります。まあちゃんとしたバイクカバーを掛けておけば、多少浸水したとしても、雨そのものでバイクが壊れるという可能性は低いと思います。

ところが、風の影響を考えた場合、強風時はバイクカバーを敢えて掛けない、という意見もあります。

バイクカバーが横風を受けたり、したからの風ではらんだりすると、バイクが転倒する可能性が高くなるからです。

カバーを外す場合は、キーシリンダーやマフラーの排気口、タンクキャップなど、水が入りそうなところは養生テープなどを貼ります。

ただ、風による影響はバイクの転倒だけではありません。怖いのは強風による飛来物がバイクにぶつかる可能性があることです。

台風の時には、強い風で折れた樹の枝とか看板、道端に捨てられた傘などが飛んでくる可能性があります。これらがバイクのカウルやタンクに当たったら、割れたり凹んだりすることは十分ありえます。

そう考えると、やはりバイクカバーはあった方がいいという判断になります。(まあ看板なんかが飛んできたら、バイクカバー程度では被害が防げないとは思いますが。)

どちらが正しいかは難しいところ。ケースバイケースだと思いますが、僕の駐車場所は強風のあと、バイクの周りが枝葉だらけだったりするので、カバーは必須かと思われます。

もちろん、カバーだけでは飛来物からバイクを守れないかもしれないので、なにかクッション性のあるものでバイクを覆ってカバーしようと思います。

久々にバイクカバーを外したら・・・

というわけで、台風対策をすべく、久々にバイクカバーを外したところ、なんと、チェーンにうっすらと赤いサビが・・・

うーん。これはいかん。

チェーンのさびは、バイク乗りとしては恥。早速サビ落としをします。

とはいえ、サビと言ってもまだチェーンの表面にうっすらと赤い点サビが乗っているだけの状態。ちょっとウエスで拭けば簡単に落とせるレベルです。

チェーンのローラー部分に赤錆が・・・

チェーンクリーナーはなるべく使いたくないので、ウエスに(チェーンクリーナーではなく)チェーンオイルを吹きつけたものでチェーンを磨きます。

ウエス(マイクロファイバーの布)にチェーンオイルを吹きつけたものでチェーンのサビを拭き取ります。チェーンに油分はまだ残っているので、サビは簡単に落ちます。

少し奥まったところのサビも、柔らかい毛のブラシでちょこちょこっと磨けば簡単に落ちます。

ブレーキディスクにもサビ。こちらはブレーキパッドの削りカスが錆びたもの。ブレーキングすれば一発で落ちるけど、キャリパーのシールを傷めたりしないよう、乾いたペーパーウエスで拭き取ります。

僕の台風対策

さて、サビ落としも終わったので、台風対策をおこないます。

対策① タンクとメーター、ヘッドライトをクッションで覆う

台風で飛んできたモノでバイクが痛むのを防ぐため、家にあった古びて捨てるつもりだったクッション(抱き枕?)を使いタンクとメーター、ヘッドライトを保護。紐で縛り付けます。そして、この上からバイクカバーを被せます。

ちなみに、バイクカバーは車体が傷付くのを防ぐために、内側には柔らかい室内用のカバーを。更にその上から防水のバイクカバーを、合わせて二枚重ねて掛けます。

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対策② アンダーフレームの下からコンテナBOXで支える。

サイドスタンドで立てている車体が、風で煽られ、右側(サイドスタンドと反対側)に倒れたりしないよう、エンジンの下にコンテナBOXを配置し、さらに段差スロープを使って、コンテナBOXがフレームを支えられるよう、高さを調整します。

こんな感じです。

エンジンの下にコンテナBOXを置き、「くさび状」の段差スロープを挟むことで隙間をなくし、設置作業の効率化を図る。

これで、通常はサイドスタンドのみで支えていいたバイク本体が、強風のせいで反対側に倒れてしまうという、不測の事態を招く可能性がなくなったのでは、と思います。

③なるべく壁際ギリギリにバイクを停める

そして、バイク本体は駐輪場の壁ギリギリの場所に停め直しました。これで、バイクがサイドスタンド反対側に、倒れるのを防ぎます。

果たして台風は来るのか?

ホントに台風10号は関東にくるのか?

というわけで、雨が再び降り始める前に、無事バイクの台風対策をほどこすことが出来ました。

まあ、正直なところ、この対策がどの程度有効なのかは僕にもわかりません。トラックが横転するような強烈な風が吹けば、ほとんど無意味になってしまうことでしょう。

実際にどの程度有効なのか??

その効果を見てみたいような気もしますが、やっぱり一番いいのは台風が逸れて、どこかへ行ってしまうことですよね。

皆さんの無事を心より祈りたい、と思っております

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