ジャパンモビリティショーへ行ってきました

行かないっしょ!?モビショー

”いくっしょ!モビショー ” というTV CMを見て、「へぇー、またそんなショーが出来たんだー」って思っていたのですが、調べてみたら「東京モーターショー」が「ジャパンモビリティーショー」と名前を変えたんですね。知りませんでした。

昔は東京モーターショーも毎回行ってたんですが、年々バイクの展示は少なくなり、クルマばかりのショーになってしまったので、ここ最近は足が遠のいていました。

今回のモビリティーショーも行くつもりはなかったのですが、息子が友達からチケットをもらってきたので、せっかくだからと出向くことにしました。

結論から言うと、思ったよりずっと楽しかった、というのが素直な感想です。

やはりバイク関連の展示は少なかったものの、近未来のモビリティーの展示などは見ごたえがあり、結構楽しめました。

もうすでに終わってしまったので、完全に旬を逃した感じですが、せっかく行ったのでちょっとだけリポートです。

国際展示場駅から会場のビックサイトまでの道では「軽トラ市」が開催されていました。日本全国各地の名産品を販売する軽トラやキッチンカーが並んでいました。

会場入りする前に腹ごしらえ。僕はミートソースの掛かったオムライスをいただきました。

会場はモーターサイクルショーと同じ 東京ビッグサイト

東京ビッグサイト。いや、凄い人です。

スーツを着た集団が居たのでなんだ?と思ったら、トヨタ自動車社長の佐藤恒治さんでした。各ブースをあいさつ回りしてたみたいですが、急に来られた某社ブース側は応対に右往左往してたみたいです。(笑)

Future Factory / Future tour

SkyDrive社の空飛ぶクルマ。想像してたよりかなり大きいですが、ここまで大きいとヘリコプターとの違いは何?と思ってしまいます。

競技用義足の板バネ研究開発で培ったカーボン技術を採用した、ミズノの炭素繊維強化プラスチック(CFRP)板バネフットギアコンセプトモデル「MOBILARIA β(モビラリア ベータ)」

ディズニーの新作映画 「トロン アレス」に登場するバイク(ライトサイクル)。

ヤマハのラインディングシミュレーターは大人気で、すでにこの日のチケットは完売。

実物大のポケモン「コライドン」(左)と「ミライドン」(右)。コライドンはホンダが、ミライドンはトヨタが作ったというのが面白い。

トミカブース

みんな大好き!トミカブース

実物大(?)のトミカがずらり。

会場で限定販売されているトミカはほとんどが完売。

プラレール。ここまd大きなジオラマになると、大人も見ているだけでワクワクする。

トミカの歴史。始まりは1970年なんですね。

バイクもあります。

頭文字D 藤原とうふ店の86。AE86型

ホンダブース

ホンダブースにはなんとホンダジェットが。小型機とはいえ、会場に飛行機を展示とはすごい!

と思ったら、こちらはロケット(サステナブルロケット)。ホンダがロケットを手掛けてるとは 知りませんでした。

EV OUTLIER CONCEPT インホイールモーターならではの自由度を生かしたデザイン。素直にカッコいい。

やっぱりホンダの今回の目玉はCB100F。東京モーターサイクルショーにも出してたけれど、今回は量産市販車。これはカウルをはじめ、オプション満載のCB1000F SE。

僕個人的にはバイクはノンカウルの方が好きなのですが、このカウルはCB1000Fのデザイン上のウイークポイント(←あくまで僕の主観ですが)であるメーターとヘッドライトをカバーしてくれるので、凄くまとまりが良い気がします。

9月に行われた「鉄馬 with βTITANIUM 決戦の日」で宇川徹選手が駆り、優勝したモリワキのマシン

今回の展示ではCB1000Fに跨ることが出来ました。上から見ると意外とタンクにボリュームがあります。そして足つき性が意外とよいことに感動しました。(165cm 短足の僕でも両足の爪先が着きました)

ホンダCB1000Fに対する僕の感想は、”ホンダにしてはめずらしくカッコよくないバイクを作ったな”ということ。これはディスってるわけではありません。

ホンダってデザインがまとまり過ぎていて、いじればいじるほどカッコ悪くなるバイクが多いと思います。CB1300SFなんてその典型で、ノーマルよりカッコいいと思えるカスタムバイクなんてほとんど見たことがありません。その点、カワサキやハーレーは上手いと思うんですよね。デザインがシンプルで、かつ甘い部分を残しているから、カスタムパーツを付けるとカッコよくなっていく。

CB1000Fはホンダの新しいフラッグシップという割には、シンプルというか、案外安っぽい(実際に安い)。これはカスタムパーツが映えるバイクだと思うんでよね。その分飽きずに長く付き合えるんじゃないかなと思います。(それでもメーターだけは何とかしてほしかった。)

スズキブース

個人的に注目していたのがGSX-8T。GSX-8Sをベースとする「ネオレトロマシン」。スズキらしからぬおしゃれなマシンですよね。当日は跨ることも出来たのですが、順番待ちの長い列が出来ていたので断念。

こちらは 「GSX-8TT」ビキニカウルとバーエンドミラーって相性イイですね。カラーリングは(個人的な好みで言うと)単色の方がいいな、って思いました。

400cc単気筒のオフ車が税込 1,199,000円!という価格が驚きのDR-Z4SM。まあそれだけ自信あり、ということなんでしょうね。(事実、今年の生産分は予約完売とか。) 跨ってみましたが、全く足が届きませんでした。(笑)

GSX-8Tっていまいち注目度が低い気がするけど、個人的には好き。カラーリングでちょっと損してるかなあ。もし今新車を買うならこれかなって思います。(買えませんけど。w)

カワサキブース

2026年2月発売予定の Z900RS cafe。いわばメーカーカスタムですが、さすがきれいにまとまってます。

僕だったらこのまま(マフラーもそのまま)カウルだけ外して乗ると思います。(笑)

こちらも来年2月発売のZ900RS SE。ブレンボが金ぴかじゃないのがイイです。

水素エンジンのバイク。パニアバッグのように見えるのは水素タンクでしょうね。

ヤマハブース

電動アシスト自転車のコンセプトモデル。Y-00B:Bricolage(何て読むのかわからんw)。ヤマハの1号機「YA-1」(1955 年)へのオマージュらしく、さすがヤマハ。これは美しいです。

こちらはベース車の「Y-00B:Base」。これ、近くで見るとチタンフレームの溶接跡がそのまま生かされていて、手作り感満載なのがクラフトマンシップを感じます。

3輪EV、TRICERA proto(トライセラ プロト)。3WSで後輪を大きく操舵することで、4輪とは全く異なる曲がり方をするそう。実物を見るととにかく作り込みが美しく、高級感に溢れてます。

MOTOROiD:Λ(モトロイド ラムダ)。AI 技術である強化学習を用いて自ら成長していく、というモデルで、自分で立ち上がりその姿勢で制止できる。ただ、動画で見たけれど、小刻みに震える様は、まるで生まれたての子牛のよう。すごい技術だけど、正直何をしたいのか、よくわかりません(笑) まあこの技術をベースにいろんなものが生み出されていく、ということなんでしょうね。

YZF-R1 鈴鹿8耐仕様。走ったままの姿でカウルが泥だらけなのが凄みを感じさせます。

XS900GP。個人的にはXS900はノンカウルの方がいいなあ。

クラッチ操作とシフトペダル操作を不要にする自動変速機構「Y-AMT」のデモ。アクセルに連動してスピーカーから音が出ます。ホンダ E-クラッチへの対抗かもしれないですが、僕としてはE-クラッチの方がシンプルで好き。でもオートマ免許で乗れるようになるのは素晴らしいですね。

電動バイク3種。真ん中の PROTO HEVはエンジンとモーターのパラレルハイブリッド。モーターで発進し、エンジンで加速し、さらにもう一つのモーターで加速を上乗せする・・・らしい。なんかすごい。

そのほかにも・・・

面白かったのがこのナンバープレート展。ご当地ナンバープレートってこんなにあるんだ!と驚きました。

シン仮面ライダーのサイクロン号。リアの迫力がすごいです。

ランディーマモラの乗った RGΓ500。今見るとシンプルでコンパクトですね。

毎年モーターサイクルショーには行ってるし、バイクの展示は少ないから、モビリティーショーはいいや、って思っていましたが、いやいや、なかなか面白かったです。なにしろ規模が桁違い。(モーターショーは東館だけだったりしますが、モーターショーはビッグサイト全館で開催)一緒に行った家族は「こんなに大勢の人が来てるとは思わなかった」と驚いてました。

クルマやバイクに興味のない人も楽しめるモビリティーショー。次回も来てみたいな、と思いました。

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