九州・四国ツーリング その3です。
今日のミッションは ”阿蘇山を走る” です
九州上陸後3日目。とはいえ、1日目は3分しか走っておらず、2日目も半日のツーリングでした。
でも今日はようやく本格的なツーリング。念願の阿蘇山周辺を走ります。

がっつり走るために早起きし、早々にホテルを後に・・・するべきなんですが、ここのホテルもモーニング(バイキング形式)が充実。ついついガッツリ、のんびり、食べてしまいました。


午前07:48。ようやく出発。気温は18.5℃ この旅でまだ225kmしか走っていません。
鳥栖から草千里ヶ浜を目指す
今日はまず草千里ヶ浜を目指します。九州自動車道を南下、熊本ICで降りて国道57号を東へ走ります。
この辺りは10年ほど前に仕事でなんども来た場所なのですが、道沿いの店は新しい店ばかりで、当時の面影はほとんど残っていませんでした。ここ数年、海外の半導体メーカーの工場が進出したりして好景気と言われる熊本。やっぱり活気がありますね。

山道に入る前に給油しておきます。ちなみにわが愛車 KTM 890DUKEのタンク容量は14.0リットル。燃費はツーリングなら20km/lぐらい出るので、満タンで約300kmほど走れます。
市街地を抜け国道57号から県道299号線にはいると、風景が一変します。広がる草原と山に囲まれた風景は、どこをどう切り取っても絶景です。

草千里ヶ浜
午前10時前に草千里ヶ浜(くさせんりがはま)に到着しました。
これまで何度か訪れた場所なのですが、どうしてもバイクでもう一度来てみたかったのです。雄大な景色にいつも感動します。



バックに阿蘇中岳(なかだけ)の火口からの噴煙が見えます。




草千里では乗馬体験もできます。以前はもうすこし長時間のコースもあった気がしますが、今は1周5分のコースのみでした。大人1500円 大人+幼児が2500円

草千里ヶ浜は約78.5万平方メートルもある広大な草原で、3万円前の噴火でできた、直径約1kmの火口跡なんだそうです。以前来たときは雨水できた池があったのですが、今年は雨が少ないのか、この日は見られませんでした。
広い草原に雲が流れ、雲の影がゆっくりと移ろっていく景色に心洗われました。


ひとり歩いていると、若い女の子にナンパされました。(笑)
大阪から一人できているというその娘に頼まれて、スマホを預かって何枚か写真を撮ってあげたら、「私も撮りますよ」と言って僕の写真を撮ってくれました。照れくさいからいいよ、とも言えず、なんとも決まらないポーズをとるオヤジ・・・

歩き回ってのどが渇いたので、カフェで一休み。昔ながらの観光地とは思えないおしゃれな焙煎所ができていました。

天候にも恵まれ、素晴らしい草千里の風景をたっぷりと楽しめました。

名物 あか牛丼を目指しレストラン北山へ
草千里ヶ浜を後にし、ミルクロード(県道 339号線)を大観峰方面へ。

阿蘇の名物「赤牛丼」を食べたい!とリクエストしたら、Geminiが教えてくれた店を目指します。レストラン北山です。

339号線と45号線の交差点にあるのが「レストラン北山」です。339号線側からの入口が鎖で閉鎖されていたので、「げげ!休みか!?」と思ったのですが、45号線側から無事入れました。

ところが、店の半分はシャッターが下りていて、看板なども表に出ていません。うーん、やっぱり休みかあ、と思いましたが、あきらめきれず、中を覗いたところ、店員さんとおぼしき人の姿が。どうやら店は開いているようです。

中はこんな風な山小屋風の店です。カフェのようでもあり、みやげ物屋のようでもあり・・・

こちらがメニュー。一番人気は阿蘇名物の赤牛を使った倍喰丼(ばいくどん)です。なお支払いは現金のみなのでご注意を。

注文したのは倍喰丼の中。2250円。写真で見ると大迫力の丼に見えますが、実際の器はどんぶりというより少し大きな茶碗程度で、写真の印象ほどボリューミーではありません。ただ、肉はすごく厚みがあり、その下にはご飯が山盛りに盛られているので、食べてみると結構量があります。むしろこぼさないように食べるのが大変。もう少し大きな器に入れてくれると食べやすいんだけどなあ。
器が小さいので、一見大した量に見えないのですが、厚みのある肉がけっこうな量乗っていて、その下にはご飯が山盛りになっているので、実際にたべるとかなりボリューミーです。片面だけ焼かれた肉は、霜降りのように溶ける感じではありませんが、柔らかく、それでいて噛み応えがあります。
うまいうまいと食っていると、あとから10人ぐらいのマスツーリングのライダーが入って、あっという間に店は満席になりました。いや、彼らの前に入店出来てよかったです。
ミルクロードから大観峰へ
レストラン北山を出て、大観峰を目指し、ミルクロードを走ります。
空は晴れ渡り、雲は高く、どこまでも草原が広がります。どこもかしこも絶景です。こんないい日に数十年ぶりの阿蘇ツーリングに来られて感無量です。きっと普段の行いがよかったんでしょう。(笑)

飛ばすのがもったいない気がして、ゆっくりのんびり走りました。それでもあっという間に大観峰に到着です。
大観峰は阿蘇北外輪山の最高峰で、標高は936メートル。眼下に阿蘇カルデラを一望できます。
バイクも沢山集まっていました。


とにかく雄大な景色に圧倒されます。



大観峰の駐車場で不思議なバイクを発見しました。わかりますか?ナンバープレートの文字がハングルです。

え?なんで?どういうこと??と思いましたが、調べてみると、日本と韓国の二国間協定により、一定の条件(自賠責保険への加入など)をクリアすれば、韓国ナンバーの車やバイクをそのまま日本に持ち込んで走らせることができるんだそうです。
ここは九州。フェリーに乗ってくるなら、僕のように関東から来るより韓国から来る方が早いですもんね。
**閑話休題**
この日は草千里ヶ浜、大観峰と、バイクを停めて結構歩き回りましたが、いままでのエンジニアリングブーツとは異なり、今回ツーリングでの初使用となった RSタイチの新作ブーツ「RS116」は軽く、その見た目に反して歩くのも非常に楽でした。良い買い物をしたな、とあらためて思いました。

やまなみハイウェイを通って大分を目指す
大観峰の雄大な景色を堪能したのち、いよいよやまなみハイウェイを通って、大分 湯布院を目指します。

青い空、流れる白い雲。青い草原と遠くのやまなみ。写真で伝わるかなあ。こんな風景がどこまでも続きます。

途中、牧の戸峠で小休止。さすがに標高が高く、少し肌寒かったので、暖かいコーヒーがしみました。


道の駅 ゆふいん にて
やまなみハイウェイを走り切り、今夜の宿に入る前に、道の駅で最後の小休止。ただ残念なことに、「道の駅 ゆふいん」は改装工事中で、仮設のプレハブ小屋での営業でした。


自販機で缶コーヒーを買ってぼーっと座っていると、10台ほどのバイクの集団がやってきて、小さなバイク駐輪場は一気に満車に。皆さん同じステッカーを貼っていて、グループツーリングなのでしょう。なぜか半数以上うがホンダのX-ADV。オーナーズクラブなのかな?と思ったのですが、降りてきた人たちを見てびっくり。皆さん楽しそうに話し合っているのですが、どうやら中国語です。
ナンバープレートを見ると、みなさん「わ」や「ろ」。しかも半数ぐらいはタンデムです。どうやらレンタルバイクでグループツーリングされているようですね。へぇ~。こういうインバウンドもあるのね。

会社の保養所に宿泊
この日は会社の保養所に宿泊しました。、いままでいちども保養所を使ったことがなかったので、残り少ない会社人生、一回ぐらい使ってやろうと思ったからです。

ずいぶん昔に建てられた保養所は古さを感じるものの、施設はなかなか立派でした。料理も豪勢な感じではないものの、素材がいいのかどれもおいしかったです。
ただ、基本的に家族での利用を想定した施設なので、この日、一人で宿泊していたのは僕だけ。食事はダイニングで食べるのですが、周りのテーブルはみな家族連れ。ポツンとひとり座って、ラインディングパンツ&ブーツで食事する姿はかなり浮いてました。(笑)

晴天と絶景に大満足の一日
この日の走行距離は230km。思ったほど距離は伸びませんでしたが、とにかく天気が良く、阿蘇を満喫できた大満足の一日でした。これで総走行距離は 456kmになりました。(よく走る人だと1日分だよなあ。)
このツーリング、まだまだ続きます。



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