ターンシグナルエクステンションを自分で取付けようとして、ウインカースイッチの取付部を折ってしまった僕のロードスター(XL1200CX)。
プレリペアを使って折れた部分の接着を試みたものの、どうやらプラリペアではくっつかない種類のプラスチックだったらしく、簡単にはがれてしまいました。そこで、接着力に頼らず、構造的に取れにくいよう、支柱で支える形にしたものの、スイッチの取付に手こずるうちに再び剥がれてしまいました。・・・と前回はここまで。
今回はそのリベンジ編です。
さらに強固な構造を目指す
前回も結局折れてしまったものの、作業の方向性としては間違っていないような気がします。そこで、さらに強固な形になるように細工してみました。
まずは前回同様、「型取くん」で折れて欠けた下側の軸受けパーツを複製し、それを欠けた部分へ瞬間接着剤で仮止め。そしてその上からプラリペアで補強します。
今度は上側ですが、こちらもプレリペアで作ります。ただし、固まる前のプラリペアは粘着力は無いので、上側にはくっつきません。そこでポリエチレンの袋(スーパーの袋)に盛って作ります。
使うかも?と思ってプラリペアと一緒に買っておいたガラスクロスを小さく切って、同じく小さく切っておいたポリ袋の上にのせ、その上からプラリペアを乗せていきます。
こうしてできた板状のものを成形し(薄いのでハサミで切れます。)、それをスイッチボックスの上側に超強力接着剤で張り付けます。
この上側に貼った板ですが、後にプラリペアで接着するためにわざわざプラリペアで成型しましたが、結構デコボコになってしまいました。その辺にある適当なABS樹脂の板で作ればよかったなあ、と後で気づきました。(笑)
で、この上下のプラリペアで作ったパーツをつなぐ支柱を入れます。今回も前回同様、レゴブロックから適当なパーツを探してきて成型しました。レゴブロックはABS樹脂で出来ているのでプラリペアとガッチリ引っ付きますし、カッターで簡単に切れるので成型も楽です。
これで完成。プラリペアはすぐに固まりますが、接着剤も使ったので、念のため一昼夜置きました。さてどうなるか。
そして今日。
念のため、前回同様、取り付けるロングスイッチ(ターンシグナルエクステンション)を熱湯で温め、少しでも柔らかくします。さらに軸受けの部分シリコングリスを塗ってすべりをよくし、押し込みます。
「バチン!」という音に一瞬ドキッっとしますが、無事ハマったようです。(ToT)
よく見ると、スイッチがやや傾いている気がします。やはりプラリペアで作った下側の軸受けがややずれているんでしょう。まあ、機能的には問題なさそうなので良しとします。
スイッチカバーを被せて完成。いや~長かったです。でも直ってよかったよかった!
操作してみるとわずかな長さの差ですが、やはり押しやすくなっています。
問題は耐久性。振動の多いハーレーですから、再び折れたり剥がれたりしないか、多少不安があります。まあ、その時はその時、また考えましょう!
ようやく春めいてきました。これでまたツーリングを楽しめそうです。
・・・あ、。右側のスイッチわすれてた。こっちはどうしよう(汗)