ツーリングの日の朝に
大好きな愛車ですから、悪く書きたくはないんですが、、、。(ToT)
会社から年に一度、半ば強制的に取らされる一週間の有給休暇(いや、有難い話なんですけど)。でも忙しくて取れないまま、早、もう12月。
”休みもらってもなぁ、急に寒くなってきたし、ボーナス前で金はないし・・・” と思っていたのですが、まあせっかくの有給休暇。やっぱりツーリングに行くしかない! と、近場で暖かいところ、という事で千葉へ行くことに。
日帰りでも良かったのですが、この時期日が沈むのも早いので、安い宿を探して一泊二日で走ることにしました。
週末から急に気温が下がったので、とにかく出来るだけ着込んで準備万端。
早朝から出発します。
サドルバックくくりつけ、バイクを駐輪場から押し出し、やおら跨がると、イグニションをONにして、セルボタンをひと押し。
キュル、キュル、プスン。
・・・えっ!?
キュル、プスン。
・・・。
エンジンがかりましぇーん (涙)
二度ある事は三度ある。
過去二度に渡ってバッテリー上がりを起こした僕のロードスター。でもそれは、取り付けていたUSB 電源キットの待機電力があまりにも大きく、駐車中に放電しきってしまったことが一因でした。
昨年10月にバッテリーを交換していただき、使わないときはUSB キットのコネクターを抜くようにしてからは、全く問題なくセルスタートできていました。
交換からまだ一年あまり。しかも先週末は300km 位乗っているにもかかわらず、なぜバッテリーは上がってしまったのか。
…ていうか、今日のツーリング、どうしたらいいんだあ~!!!
ツーリングはあきらめて・・・・
10時の開店を待って、車でディーラーへ。
前回同様、ジャンプスターターをもってうちへ来てくれないでしょうか?と、お願いしましたが、ブースターを載せた車が昨日から出張にでてしまっているらしく、今日は無理だそう。
レッカーでバイクごと運ぶよう提案されましたが、それも面倒なので、バッテリーだけ外して持ち込むことにしました。
いつもトラブルの度に、いろいろ親身に相談に乗ってくれるディーラーさんには感謝です。
(でも、思わず「もう買い替えちゃおうかなあ~」と言った瞬間、急に笑顔になって商談コーナーへ引っ張っていこうとした店長には、軽く殺意を覚えましたが。笑)
いずれにせよ、充電には5~6時間かかるそうなので、本日のツーリングは諦めることに。
でも宿はキャンセルは出来ません。(当日キャンセルは宿泊代の100%)
仕方ないので、車で行くことにしました。
もうすっかり観光する気分じゃなくなっているので、チェックインの時間までに宿へ向かうだけ。時間はまだ余裕があります。
となれば、とっととバッテリーを外しましょう。
スポーツスターのバッテリー取り外しは大変?
本やネットで調べると、「スポーツスターのバッテリー取り外しは結構大変!」だと書かれています。本来先に外すべきマイナス端子へのアクセスが難しく、あの手この手でマイナス配線を外すか、さもなくば危険を承知でプラス端子から外すか、といったことになるそうです。
(※外したプラス側の配線が車体に触れるとショートするので、本来は厳禁。)
でもこれは以前の話。
2015年式以降のスポーツスターはバッテリーの向きが反対にセットされるようになり、簡単にマイナス端子にアクセス出来るようになりました。
何で最初からこうなってなかったんでしょうね?
(一説によるとハーレーはすぐバッテリーが上がるのでブースターケーブルをつなぎやすいようにプラス端子へのアクセスを優先していた、らしいです。・・・やっぱり上がるんじゃん)
スポーツスターのバッテリーの外し方
非常に簡単なので、あえて説明するほどのものでもないのですが・・・・
まずシートとサイドカバーを外します。
バッテリーサイドにあるヒューズケースを外し(ベルクロで固定されているだけ)・・・
カバーを外して、メインヒューズを抜きます。
(万一のショートの際、電気系統に悪影響が及ばないように。まあ、必要ないと言えばないんですが、念のため。)
ついで、バッテリーを固定しているステーを外します。
いよいよ配線を外します。
外すときはマイナスから、つける時はプラスから、が鉄則です。
(ボディーはマイナスにつながっているので、マイナス側をつないだままプラス側を先に外そうとして工具がボディーに触れるとショートするからです。)
10mmのメガネ、もしくはオープンレンチ(ソケットレンチはスペース的に厳しい)、またはプラスのドライバーで端子のネジを外します。
ついでプラス側を外します。
両方の端子を外すと、いよいよバッテリーを外せます。
外したバッテリーはディーラーへ持ち込み充電してもらいます。
無事復活する事を願うばかりです。