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ヒントその88.ヘッドライトのLED化でバッテリー上がり対策(その4 完結編?)

いよいよヘッドライトケースに組み込む

なかなか一筋縄では進まないLEDヘッドライトバルブの取り付け。

ようやくライトユニットにLEDバルブが取り付けられたので、いよいよライトケースに取り付けます。

ポジションランプの端子を絶縁する

その前に、どこかに触れてショートしたりするとまずいので、使わない事に決めたポジションランプ端子を絶縁テープで保護します。

赤丸がポジションランプの端子

最近はこんなものまでダイソーで売ってます。絶縁用の融着テープ。非粘着性だから、熱で溶けだしてべとべとになったりしません。

テープの幅が半分になるように引っ張ってから、端子に巻き付けます。

ケーブル側の端子も絶縁します。

果たしてライトケースに収まるのか?

今度こそ取り付け開始です。

まず、LEDバルブから出ている端子をH4カプラーに差し込みます。

H4カプラーにLEDバルブからの電極を差し込みます。ところが、いくら頑張って押し込んでもこのくらいの隙間が空いたまま。導通に問題ないとは思いますが、果たしてこれでいいのか・・・?

H4カプラーとLEDバルブのコントローラーをライトケースに収めるため、このようにレンズユニットのダストカバーの周りに巻き付けるように配置します。果たしてこれでちゃんと収まるの?っと思って押し込むものの、全くもって収まりません。(涙)

H4カプラーLEDのコントローラーをライトケース内に収めつつ、レンズユニットを押し込むのですが、全く収まりません。これ、本当に収まるんだろうか?

メーカーであるワールドウォークのHPによると、「(コントローラーは)ハーレースポーツスターのヘッドライトハウジングの中にもギリギリ納まるサイズです。」と書かれています。

ならばきっと収まるんでしょう。

ただ、スリムなコントローラーより、どちらかというとH4カプラーの方が邪魔になっているような気がします。

それからはいろいろと引き回し方を”あーでもない。こーでもない”と試行錯誤しながら、なんとか収めようとしますが、どうにもこうにも収まる気配がありません。

艱難辛苦 ライトユニットとの格闘

はっきり言って、上記のHPの記述が無かったら、「こりゃあ無理!」と、とっくにあきらめていたことでしょう。

「いや、絶対に収まるはず!たのむ、収まってくれ~!」と祈るような気持ちでトライし続ける事およそ一時間(多分そのくらい)。

まだ ”収まった!” という感じはしないものの、なんとか無理やりヘッドライトリムを取り付ける事に成功しました。

完全にライトケースに収まりきっていいないような気もしますが、スポーツスターのヘッドライトユニットは、ノーマル状態でかっちり嵌る感じはしなかったような気もします。

けれども、本当にこれでいいの???と不安いっぱいですが、とにかく付きました!

じゃーん!

うげぇ~!右に傾いてる・・・・

やり直しです。

ふたたび格闘すること30分。

ついたぁぁぁ!

やっぱり傾いている・・・(ToT)

どうも内部で配線が引っ張られているのか、違う理由なのか。トリムリングを締めつけているうちに右に傾いてしまうようです。

ふたたびやり直し。

格闘する事20分。どうにか収まり、片手でレンズユニットを抑えつつ、トリムリングをはめ、ボルトとナットをセットしてドライバーで・・・

あ!!! ボルトが落ちたぁぁぁ! どこどこ???

あった! あんなところまで転がってる。

レンズを抑えた手を離せないので、足でボルトを手繰り寄せ・・・・・

(・・・書いてて嫌になってきました。涙)

もうすっかり日が暮れ、蛍光灯の薄明かりの下、作業をしていますが、逆光で手元は真っ暗。

写真ではなんとか写っていますが、肉眼ではほとんど見えていません。

手さぐりでボルトをナットに通しますが、リムにテンションがかかっているので、なかなか上手く通せません。

(ホントに不器用だなあ、おれ。涙)

それでも何とかボルトを締め終えました。

もはや周りは真っ暗で、レンズユニットが真っ直ぐついているかどうかも分かりません。スマホで写真に撮って確認。(最近のカメラセンサーはすごいですね。)

うーん、まあ、良しとしましょう。(もう寒くて限界。)

キーをONすると、無事点灯してくれました。

白いきれいな光が無事点灯!

ロービーム。平らな壁じゃないのでよくわかりませんが、割とうまくカットラインが出ている・・・ような気がします。

ハイビーム。ごめんなさいピンボケ。後日撮りなおす、という事でご勘弁ください。(涙)

そのままナイトランで、LEDライトの実力を見てみようかと思いましたが、真っ暗な中作業したので、本当にちゃんと装着できているか、自信がありません。

走っててポロッっと取れたりしたら、しゃれにならないし。

という事で、一晩寝かして(カレーか?)翌朝チェックしてから走る事にしました。

翌朝再チェック。そして試走。

という事で今日は朝から装着状態を再チェック。

ライトユニットを手で強く押すとわずかに前後に動きます。大丈夫なのか?コレ。

しかし、まあ、とりあえず落ちる事はなさそうなので、そのまま100kmほど走ってきました。

ライトリムをブラックにしたので、より引き締まった感じがします。専用LEDとはまたちょっと違う雰囲気で、見た目は大満足です。

走り終えてからあらためてチェックしてみると、今度はレンズユニットを手で押しても動きません。うーん?どういう事?

走って振動が加わっている間に、収まるべき所に収まるべきものが収まったのでしょうか?

多少の不安は残りますが、当面このまま様子をみながら走ろうと思います。どうにも不安だったら、H4カプラーを取り去って、ギボシでつなぐように改造してみるかもしれません。

メーカーに確認してみた

なんとか取り付けられたLEDバルブ。ただ、ダストカバーを加工した事と、LEDの向きが果たして正解だったのか?一抹の不安がぬぐえません。

そこでメーカーのホームページから質問メールを送ったところ、早速翌日に返事をいただきました。

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ダストカバーに関して

同じ年式、同じバリエーションのスポーツスターでも
ダストカバーを装着したままでバルブを装着できる車両と
できない車両があります。

お電話等でお問い合わせをうける事もございますが
その際にはダストカバーを外すか加工するようにアドバイスしております。

そうすると湿気やゴミが入るのでは?と聞かれる事もありますが
スポーツスターのダストカバーは装着していても湿気が入ります。

LEDチップは上下ではなく左右でOKです。
スポーツスターのヘッドライトハウジングの場合
きちんと光軸がでると思います。

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「スポーツスターのダストカバーは装着していても湿気が入る」そう。

なるほど。確かにそんな気もします。

加工して多少気密性が落ちたとしても、あまり気にしなくてもいいようです。

また、取り付けの向きも問題なし。これで安心できました。

国内メーカー、と言っても、ユニットは海外からの輸入品だと思いますが、いざという時に問い合わせ出来る拠点が国内にある、というのはやっぱり安心ですね。

LED化の省電力効果は?

今回のLEDユニット。消費電力は16Wとなっています。

ノーマルのハロゲンランプは60W/55W。ハイビームで44W、ロービームでもおよそ39Wの省エネです。

39W÷12V=3.25A

ハーレー乗りにも人気のヒーテックジャケットの場合。

Heatech 2017 ヒートインナージャケット(M) 5069502

ヒートパネル面積の大きい最上位モデルは消費電流5~7アンペアという事なので、ちょっと足りませんが、ヒートパネル面積を小さくした省電力モデルの方は消費電流 約3.5アンペア。

ということで、今回のLED化による電力の節約分で、ほぼまかなえる計算になります。

今日は暖かい一日でしたが、まだまだ寒い日は続きます。これで僕もタンスの奥のヒートジャケットを安心して?引っ張り出せるかな。ということで、冬もガンガン走りたいと思います。

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