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ヒントその44.これなら自分でも塗れる!テントdeペイントブース

フルペイントは難しいけれど、パーツ単体なら簡単!

雑誌を飾るド派手なカスタムバイクのペイント・・・はちょっと敷居が高いですが、自分のお気に入りのバイクでも「もうちょっとココの色がこうだったらいいのに・・・」という不満があったりして、小さなパーツを自分でちょっと塗ってみたい、と思ったことはありませんか?

たとえば「メッキのヘッドライトカバーを黒くしたい」とか、「サイドカバーをタンクと同じ色に塗ってみたい」とか、「黒一色のシートをツートンにしてみたい」などなど。

メッキライトカバー

右から、脱脂用の「シリコンオフ」、樹脂カバーに塗料を密着させる「ミッチャク剤」

塗膜が強力でムラの出にくい二液性ウレタン塗料「エアーウレタン」

艶消しの黒で仕上げたヘッドライトカバー

また、転倒などでパーツに傷がついた場合、カラーリングされた部分の補修は簡単ではありませんが、ミラーやバーエンドなど、ちょっとした黒いパーツぐらいなら、自分で塗って目立たなくさせたい、と思う事もよくあるのではないでしょうか。

塗るパーツの材質や塗る色によっては難しいものもありますが、最近は技術の進歩とともに缶スプレーも進化していて、たとえばシートのような皮革(合成皮革)など、昔は素人が塗れるようなものではありませんでしたが、「染めQ」なんかを使えばシートも割と気軽にカラーリングが出来るようになりました。

染めQ エアゾール 264ml ブラック

マフラーやエンジンパーツなどかなりの高温になる部分も、最近は優れた耐熱塗料が缶スプレーとして販売されており、これを使えばかなり耐久性のあるペイントが素人でも塗れてしまいます。

淡い色やキャンディー塗装などはそれなりの技術と道具が無いと難しいところもありますが、とりあえず無難に黒く塗る場合などは、多少失敗しても目立ちにくいので誰でも簡単に塗る事が出来ます。

簡易塗装ブースにテントを使う

むしろ実際に塗装しようと思った時に問題になるのは、塗装するための環境をどう整えるか、という事だったりします。広い庭のある一戸建てならまだしも、マンションや戸建てでも隣近所が接近している場合、塗料が風に乗って飛んで行ったり、臭いが広がったりして迷惑をかける事になりかねません。また逆に、風でホコリが飛んできて、塗装面に付着するような環境ではきれいなペイントは難しいでしょう。自宅の浴室で塗った、なんていう猛者もいるようですが、いくら風呂場でも塗料が壁に飛び散ったりすると、家族に大目玉を喰らいますよね。

そんな時、意外と使えるのがテントです。テントを建てて、それを簡易塗装ブースとして使う、という方法があります。もちろんテントは立派なものである必要はなく、風を遮れればいいので、中古品やネットオークションなどでゲットしたもので構いません。僕がヤフオクで落札したテントは、布が薄くてペラペラの、とてもキャンプで使う気にはなれないような代物でしたが、その分格安で、たしか千円もしなかったと思います。

小さなものでもバイクのパーツを塗るには十分なスペースがあります。

防護ゴーグルや防毒マスクは必須

テントを建てたら床面に新聞紙を敷き詰め、その上に段ボールなどの置台を置いて塗装台にします。その上に塗りたいものを置いて缶スプレーなどで塗っていくのですが、いくらテントとはいえ、中に入って塗るのはあまりにも危険。あくまで塗るパーツだけをテントの中に置き、テントの外から手を伸ばしてスプレーしましょう。それでも多少は塗料を吸い込みかねないので、防護用のゴーグル防毒マスク必須です。(特に2液式のウレタン塗料は毒性が強いので、塗装用のちゃんとした防毒マスクをつけないと危険です。)

もちろん、いくらテントの中に対象物を置いても、少なからず塗料のミストが外に漏れますから、設置場所には気を付ける必要があります。換気の良いできるだけ広い場所で塗りたいですね。

自分で塗れると、愛車への愛着が一層増す事間違いなし!です。

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