ヒントその108.バッテリーを長持ちさせる方法(その3)

寿命末期(?)のバッテリーを着けたまま、実験は続く

わずか1年使っただけで始動困難になった我がスポーツスターのバッテリー(WESTCOバッテリー)

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もう新しいバッテリー(純正バッテリー)はとっくに届いているので、サクッと交換すれば済むことなのですが、もうすこしこの寿命間際のバッテリーを使って実験を続けてみることにしました。

3月初旬に充電し、その後週末ごとに100~150kmほどのショートツーリングをするというルーティンを守りつつ、メインヒューズを外した場合と着けっぱなしの場合とでどのくらい電圧に変化が出るかを調べました。

ヒューズがある時、ない時・・・

3月28日始動時。前週末に約100kmの走行後、ヒューズを外して1週間後に計測。12.81V。

4月3日始動時。前週末に約150kmの走行後、ヒューズは着けたままにして1週間後の電圧を計測。12.63Vまで低下。セル始動時に一瞬止まるか?と思ったが、ちょっと長めのクランキング後に無事始動。

4月10日始動時。前週末に約100kmの走行後、ヒューズ着けたまま1週間経過。電圧は12.64V セルを回した瞬間にメーターのデジタル表示が消え、セルも苦しげ。なんとかエンジンはかかったものの「来週は無理かな」という感じ。

同じく4月10日。ツーリングに出かけおよそ180km走行し、帰宅直後に計測。電圧は13.06Vまで回復。その後ヒューズを外して一週間放置。

4月18日始動時。抜いておいたヒューズを挿して計測。電圧は12.89V。ほとんど電圧低下していない。もちろん始動はセル一発。

乗らない時にヒューズを外す、は かなり有効な回避策。

まとめると・・・

100km走行→1週間(ヒューズ抜き)→12.81V 始動性良

150km走行→1週間(ヒューズあり)→12.63V 始動性やや怪しい感じ

100km走行→1週間(ヒューズあり)→12.64V 一瞬止まりかけるもなんとか始動。

180km走行:13.06V→1週間(ヒューズ抜き)→12.89V 始動性良

この間に気温も上昇していますし、走行条件なども全く同じではありませんが、明らかにヒューズを着けたままの時と外してた時とでは、一週間後の電圧の落ち方が違います。

というわけで、やはり「乗らないときはヒューズを外しておく」という方法は、バッテリー上がりを回避する方法としてかなり有効なようです。

暗電流を測ってみてもあまり値が大きくはなかったのに、なぜヒューズを外しておくと電圧の落ち方が小さいのか、という疑問は残りますが。(暗電流が小さくても、回路がつながっていることでバッテリーの自己放電は大きくなるのかもしれません。)

まとめ

「ヒューズを抜いておく」という方法は、いちいちバッテリーを外すよりは簡単ですが、やはりそれなりに邪魔くさいです。それにいちいち時計を合わせ直さないといけないのも面倒です。

なので、今後はこうしようと思います。

春~秋の間はヒューズを抜かず普通に乗り、時々電圧を測ってみて、もし下がっていれば充電する。
あらかじめ数週間乗らないことがわかっているときはヒューズを抜いておく(あるいはマイナス端子をはずしておく)
冬は電圧を測りつつ、定期的に(月1回ぐらい)充電し、かつ乗った後はヒューズは抜いておく

これで我がスポーツスターのバッテリーも2年、できれば3年もってくれないかなあ、と思っています。

というわけで、純正バッテリーに交換

というわけで、このままWESTCOバッテリーを使い続けることも出来そうですが、せっかく純正バッテリーを買ったので交換することにします。

今回はパインバレーさんの通販で購入。輸送中横倒しさせないようにこんな梱包になってました。

久々に対面した純正バッテリー。

ハーレー純正バッテリー

CCA(コールドクラインキングアンペア)は226。AH(アンペア アワー)は12。右側に並ぶのは日付を示しているのですが、以前外した純正バッテリーは「月」と「年(下一桁)が」黒く塗りつぶされていたので工場製造時にしるしをつけているんだと思っていたのですが、今回新品バッテリーを購入してみたら塗りつぶされていません。ということは製造年月日ではなく、取り付ける人が交換時期を記録しておくために黒く塗りつぶすもののようです。

電圧を測ってみたところ12.58Vでした。そのままでも使えますが、ちょっと電圧が低いので初期充電することにします。

ハーレー純正バッテリー

充電器につないで一晩放置しました。

ハーレー純正バッテリー

一晩充電し、無事シグナルグリーン(点滅)。

ハーレー純正バッテリー

測ってみると13.34V。十分な値です。

純正バッテリーの取扱説明書

ハーレー純正バッテリー

今回、純正バッテリーを購入したら取扱説明書が付いていました。

取扱説明書にも、電圧でバッテリー状態を測るよう書かれていました。 12.7Vで100% 12.6Vで75% 12.3Vで50%です。購入直後のバッテリーは12.58Vだったので、充電率は約75%だったようです。「もし12.7V以下の場合は1~2時間充電し、そのあともう一度測ること」と書いてあります。

バッテリーの自己放電率のグラフ。25℃だと50%まで放電するのに15か月以上かかりますが、40.5℃だと4か月から5か月程度で50%まで放電してしまいます。冬はバッテリーの化学反応が低下するので発電量が落ちますが、自己放電自体は夏より冬の方が少ないということです。

12.6Vを示す12AHのバッテリーを出力750mAの充電器で充電する場合、約5時間かけて充電しろ、と書かれています。

取り付け

WESTCOバッテリーを取り外します。まずはマイナスから。

続いてプラス。もう手慣れたもんです。

・・・と思っていたら、プラス端子のゴムカバーが切れてしまいました。なにかしらやらかす私です。

WESTCOとHD純正バッテリー

右が純正。左がWESTCO。WESTCOはちょっと側面より奥まっているのでスペーサーが必要になります。このわずかな差が大きな脱着のしやすさの差に。

キレイに端子部が収まります。ちゃんとバッテリーの側面に沿ってたケーブルが固定されるので、きっと緩みにくいでしょう。うーん、これこれ。(笑) 純正バッテリーを取り付けると、あらためてその装着しやすさに感動します。(当たり前なんですけどね。)

おまけ:「Google Lens」が超便利!!

言うまでもなくMade in USAのバッテリーの取説は英語で書かれています。

それほど難しい英語じゃないとは思いますが、辞書と首っ引きで読むのも面倒だなあ、と思っていたところ、息子から「Google Lens」というスマホアプリを使うと便利だよ、と教えてもらいました。

このアプリをインストールしてカメラで撮影すると、その部分の日本語が表示されます!

英語の取説をスマホのカメラで撮影します。

「Googleレンズ」で英語の取説を写すと、たどたどしいながらも日本語に変換されまそた。(笑)いや~、便利な世の中になったんだなあ。

これはもう子供のころに読んだ「ドラえもん」の秘密道具の世界そのものですね。

訳された日本語は多少怪しいものの、辞書を調べる必要もなく、大体の意味は把握できます。

いや~、実に便利な世の中ですね。

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