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ヒントその109. ツーリング用防水バッグの選び方(その2)

やや大きすぎた?40ℓの防水バッグ

防水シートバッグ

3泊以上のロングツーリングを想定して購入してみた40ℓの防水シートバッグ。

5泊分相当の衣類を詰めてみましたが、余裕がありすぎるようで、我が愛車(ハーレー スポーツスター )の小さリアシートに載せるとうまくテンションが掛からず、ちょっと不安定な感じになりました。

かならずしも大は小を兼ねないようです。

キャンプツーリングならテントの支柱やウレタンマットなんかを詰め込めば、形も崩れず、ちょうどいい感じになるような気もしますが、普通に宿に泊まる前提なら、これだけのサイズのバッグはなかなかいっぱいにならないようです。

ドッペルギャンガー「ターポリンツーリングドラムバッグ」

さて、どうしたものか。

ちょっと悩みましたが、えーい! ここまで来たら思い切って、もう一つの候補だったシートバッグも買っちゃえ!!ということでポチっとしてしまいまいた。

ドッペルギャンガーの「ターポリンツーリングドラムバッグ」です。

DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー) ターポリンツーリングドラムバッグ 【バイク専用の防水ツーリングバッグ】 容量30L 専用固定ベルト・ショルダーベルト付き DBT511 W50 ×L(D)30 ×H30cm

大きさは先ごろ買ったバッグより一回り小さい30ℓ。

色はブラックとカーキーがあります。カーキーも面白いかなあ、と思ったのですが、先のバッグはイエローを選んだら、バッグがやたらデカく見えたので、今回は少しでも小さく見えるようブラックを選びました。

バッグの上側の口を閉じてクルクル巻いて防水構造としている点は前回のバッグも同じですが、その上にちょっとした荷物を括り付けておくことが出来るフラップが付いているところが違う点です。

さらにそのフラップを止める留め具は、一般的な樹脂のバックルではなく、金属のG型フックで止めるようになっていて、デザイン上のアクセントになっています。

こちらもすぐに届いたので開梱してみます。

ドッペルギャンガー ツーリングドラムバッグ

こちらのバッグも大きな段ボールに梱包されて届きましたが、中身は小さく折りたたまれています。

ドッペルギャンガー ツーリングドラムバッグ

中身はこんな形。ぱっと見バッグには見えません。

ドッペルギャンガー ツーリングドラムバッグ

広げるとこんな感じ。生地は十分な強度がありそうですが、先の40ℓの防水バッグよりは心なしか薄い気がします。

ドッペルギャンガー ツーリングドラムバッグ

コチラの取説はこんな感じ。ちゃんと日本語で書かれていて、特に怪しい日本語もありません。荷物を入れたら口を三回書き込んで、両サイドのG型フックに引っ掛けて固定します。

ドッペルギャンガー ツーリングドラムバッグ

バッグの装着方法も40ℓのバッグと変わりません。車体に固定した前後のベルトをバックルでつなぐ形です。

ドッペルギャンガー ツーリングドラムバッグ

袋の口を巻いたところ。取説には「3回巻け」と書かれていますが、生地が厚いのでなかなかきっちり3回巻くのは難しいです。まあ2回でも防水性に大きな差はないんじゃないかと思いますが。40ℓのバッグと違い、こちらには空気抜きのバルブは付いていないので、2回ぐらい巻いたら体重をかけて中の空気を抜いてやります。エア抜き用のバルブがないのでうまく空気が抜けないんじゃ、と思いましたが、実際やってみると特に問題なく空気は抜けます。いちいちエア抜きバルブを開け閉めする方がかえって面倒な気がします。

ドッペルギャンガー ツーリングドラムバッグ

巻いたら左右のG型フックに引っ掛けて固定します。

ドッペルギャンガー ツーリングドラムバッグ

フラップを閉じて片側をG型フックで固定します。このG型フック。最初はちょっと扱いづらい気がして、わざわざバックルではなくこれにするメリットも無いのになあ、と思ったのですが、慣れれば特に問題はありません。まあデザインのアクセントとしてこれもアリかなあ、という感じです。

付属のベルトはこちら。一番下は肩掛け用です。バックルの形状が全て同じではなく、オスメスそれぞれ2本ずつになっています。「なんだよ~。全部同じにしておいてくれたほうが、前後気にせず装着出来るから良かったのに。」と思ったのですが、実はこれが正解。というのが後でわかりました。

車体に装着してみると・・・

前回同様、5泊分の衣類を詰めて車体に載せてみます。

ドッペルギャンガー防水バッグ

袋の口を巻いて留め、シートの上に載せます。

ドッペルギャンガー防水バッグ

このドッペルギャンガーの防水バッグ。前後に持ち運び用の取手があるのですが、これがハーレー純正のロープロファイルシーシーバーにぴったりはまります。これは計算外ですがうれしい誤算です。これによりバッグが左右にズレる心配がほとんどなくなりました。これだけでもこのバッグを買ってよかった!と思いました。

ハーレーダビッドソン/Harley-Davidson ロープロファイル・シーシーバー・アップライト/スポーツスター用/52300403ハーレーパーツシーシーバー /SPORTSSTER 52300403

ところがここで問題発生! 固定ベルトをタンデムステップホルダーに巻き付けたところ、バッグ本体まで届きません(涙)。なんてこった。

仕方ないので別のループベルトをつぎ足してつなぎました。

ドッペルギャンガー 防水バッグ

リア側はウインカーステーに固定しました。こちらは長すぎますが、まあOK。

ドッペルギャンガー 防水バッグ

このドッペルギャンガー の防水バッグは中に「コアボード」が入っているので、前後の固定ベルトを締めこんでいってもバッグの形が崩れにくく、しっかりと固定できます。これでバッチリ!・・・といえばまあバッチリなんですけれど、ベルトに伸縮性がないのでなんかちょっとバッグがグラグラするんですよね~。

ROKベルト

そこで、バイクの荷物固定用ベルトとして僕が絶大なる信頼を寄せているROKベルトでさらにバッグを固定してみることにしました。

こんな風にクロスさせて固定しました。バッグについているDカンを通すことでより左右にズレにくくなります。こうしてしまうとバッグの開け閉めが出来なくなってしまいますが、安心感には代えられません。まあ、バックルを二つ外せば荷物を取り出すことも出来るので、良しとしましょう。

ROKストラップベルト

手持ちのROKストラップは細くて、長さもギリギリだったので、後日太い方のサイズのものを買い足しました。このROKストラップは伸縮性のあるゴムの部分と全く伸びないベルトの部分があることで、適当なテンションを掛けつつ、がっちり荷物を固定することが出来ます。これ以上の固定用ベルトは無い!と思います。使ったことにない方は是非一度使ってみてください!

ツーリングで使ってみたら・・・

大きさもなかなか良さげなドッペルギャンガーのツーリングバッグ。早速ツーリングで使ってみました。

荷物をパンパンにして走ってみましたが、ROKストラップで固定したこともあり、全く揺れたりずり落ちたりする様子はありません。

車体とのバランスもいい感じです。これが膨張色だったら印象も違ったと思いますが、ブラックなので小さく見えるという効果もあると思います。

僕のこだわりとして、リアに積むシートバッグは横長のものが好きなんですよね~。

縦長やスクエアに近い形のものもありますが、やっぱり横長のバッグを括り付けて走るのが、一番 ” 旅 ”を感じさせる気がしてカッコイイと思うのは僕だけでしょうか?

途中、しっかりと雨にも降られましたが、もちろん全く問題ありません。今回は土砂降りではありませんでしたが、たとえゲリラ豪雨でもきっと大丈夫、と思われます。

ただ、やっぱり途中の荷物の出し入れはちょっと面倒です。

このバッグを使う時は、別の形のバッグ(たとえばデイパックなど)を併用したいところ。すぐに出し入れしたいものはそちらに入れ、宿についてから必要になる着替えなどはこの防水バッグに入れるのがイイと思います。

どうせならデイパックも防水がイイですね。

デイトナ ヘンリービギンズ バイク用 バックパック 防水タイプ 16L ファスナー&折り曲げ式防水気室 内部小分けポケット 外部メッシュポケット DH-739 98669

ドッペルギャンガーでそろえるのもいいかも。

ドッペルギャンガー(DOPPELGANGER) モトバックパック メットイン 【バイク用クロロプレン素材バックパック】 容量28L ヘルメット収納可能 コンプレッションバックル付属 DBT608-BK ブラック

ドッペルギャンガーの防水バッグはアリ?ナシ?

ドッペルギャンガーの防水バッグ。どちらかというとデザイン性の良さで選んだ部分もあったのですが、使ってみたら思った以上に良かったです。

大きさは絶妙

大きさの評価は人それぞれ。どのくらいツーリングに荷物を持っていくかにもよりますが、バイクの車体とのバランスという点で言えば、これぐらいが違和感のない限界の大きさ、という気がします。

(まあ、過積載と思えるぐらい荷物を積み上げて走ってるツーリングライダーも、それはそれでカッコイイですけどね。)

コスパ良好!

生地の厚みもそれなりですし、そんなに高級感があるわけじゃないですが、実用的には十分。あまり厚くても扱いづらく重いだけですし。

それに何と言っても安い!有名メーカーの半額ぐらい。コスパは抜群ですね。

型崩れしにくい

ドッペルギャンガーのシートバッグは、型崩れしにくいよう、なかにボードが入っています。

ドッペルギャンガーHPより https://www.doppelganger.jp/product/dbt511-bk/

なので、ベルトを引っ張っても型崩れしづらいですし、しっかりと張力を掛けることが出来ます。

フラップは微妙・・・

ドッペルギャンガーHPより https://www.doppelganger.jp/product/dbt511-bk/

フラップはこんな風に荷物を挟んで積載することが出来ます。濡れたレインウエアなどは防水バッグの中にしまうと他の荷物を濡らしてしまうので、こうやって外に挟めばOK!・・・なのですが、僕的には微妙。フラップにはベルトが付いていて、絞ることが出来るので荷物を固定できるのですが、ベルトもフラップ自体も伸縮性がないので、かなりきっちり絞らないと挟んだ荷物が抜け落ちてしまいかねません。実際僕も途中で濡れたタオルを挟み込んで走りましたが、気が付いたら無くなっていました。(涙)

使う場合はツーリングネットなどを併用するのがイイと思います。

固定ベルトは便利!

固定ベルトは伸縮性のないタイプなので、車体が揺れると荷物がズレ落ちそうになる感じがします。まあ実際はちゃんと固定されていれば落ちないとおもいますけれど。

とはいえ、車体にあらかじめベルトを固定しておいて、荷物を載せたときはバックルで止めるだけ、というシステムは非常に便利です。特に宿に泊まるときやバイクをフェリーに載せて荷物を積むときなどは、荷物の積み下ろしをスムーズにできるのでとっても便利だろうと思います。

そういえば、このバッグを開梱したとき、固定ベルトのバックルが前後で違うのを見て

「一緒にしておいてくれれば前後を考えなくても簡単なのに・・・」

と思いましたが、実際に使ってみると、これが便利。

宿について荷物を降ろす際、車体に結び付けたベルトはそのまま、バックルだけを外してカバンを降ろせるのですが、取り外した後のベルトは垂れ下がってしまい邪魔。

ところが、このベルトの場合、前後のバックルがちょうど対になっているので、バッグ本体を降ろした後、ベルト同士をつなぐことが出来ます。これでダラーんと地面にだらしなく垂れ下がる心配がありません。

最初、なんだよ〜、なんて毒づいてスイマセンでした。

というわけで、ドッペルギャンガーの防水バッグ。僕としてはオススメです。

気に入ったので、もう一回り小さいバッグも買おうかな、なんて思ったりもしております。(そうそうロングツーリングに行く機会もないしね。)

DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー) ターポリンシートバッグ デイズ【バイク専用の防水ツーリングバッグ】 容量24L 専用固定ベルト・ショルダーベルト付き DBT575 ブラック W40 ×L(D)30 ×H22cm

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