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一国製 サイドスタンドエクステンションを取り付けてもらいました

久しぶりに一国サイクルワークスを訪問

一国オート

去年、オリジナル仕様のオーリンズサスペンションを取り付けてもらった一国サイクルワークスさん。

今回久々にお伺いしました。

今回お伺いした目的は、一国サイクルワークスオリジナルの「サイドスタンドエクステンション」を取り付けてもらうためです。

スポーツスターのサイドスタンドは出しにくい!?

ハーレーのサイドスタンドは出しづらい(しまいづらい)と言われます。

確かに一般的な国産バイクに比べれば、やや出しづらいかもしれません。

理由は3つ。

理由①:サイドスタンドがかなり前方に取り付けられている。

一般的な国産バイクは大体車体前後の真ん中、シートの前端の真下あたりにサイドスタンドが取り付けられています。

一般的なバイクの場合(2000万円を超えるバイクが”一般的”かどうかはさておき。)、シート前端の真下あたりにサイドスタンドがあります。

それに対し、わが愛車、ハーレースポーツスター(XL1200CX)の場合、エンジンの真下あたりにサイドスタンドが取り付けられています。

我が愛車 スポーツスターの場合、エンジンの真下、ほぼクランク軸の真下辺りにスタンドがあります。

しかもハーレーはVツインでエンジンの前後長が長く、シートが車体の後ろ寄りにあるので、なおさら着座位置からサイドスタンドがまでが遠いです。

理由②:サイドスタンドが長く、取り付け位置が低く、地面との接地面が広い

国産バイクは最小限の長さ、という感じですが、ハーレーのサイドスタンドはかなり長いです。その分先端がバイクから遠くなります。しかも車高が低いので、サイドスタンドも低い位置に取り付けられていて、足を掛けにくいです。

国産バイクのサイドスタンドは角度が立っていて、短く、接地面積も小さいですが・・・

ハーレーのサイドスタンドは低い位置から横に長く出ていくので、足を引っかけにくく、地面との接地面が広い(長い)ので、地面に引っかかりやすいです。

理由③:サイドスタンドが接地してから更に傾くので、車体をかなり引き起こさないと地面に引っ掛かって収納しづらい。

ハーレーのサイドスタンドが国産バイクと大きく違うのは、ロック機能があることです。

普通の国産バイクの場合、車体を傾けてサイドスタンドの先端が地面に接するとそれ以上は傾きません。

ところが、ハーレーのサイドスタンドは先端が地面に接地してから、更にグッと車体が傾きます。

接地してから更に寝かすことでサイドスタンドの根元にあるプレートがスタンドの根元にあるストッパーに引っ掛かって外れなくなる(ロック機構)仕組みになっているからです。

最初これを知らないとビックリします。サイドスタンドが接地しているのに更に車体が倒れようとするからです。

逆に言うと、傾いた車体を少し起こすだけではサイドスタンドが外れません。しっかり車体を起こしてやる必要があります。これもスタンドを外しにくく感じる一因です。

まあ、いずれも慣れればどうってことはないんですけどね。

一国オリジナル サイドスタンドエクステンション

そこで、サイドスタンドを出しやすく(上げやすく)するためのパーツが「サイドスタンドエクステンション」です。

これはキジマ製 ↓↓↓

キジマ(KIJIMA) サイドスタンドエクステンション スポーツスターモデル XL全車種(04Y~) ブラック HD-03124

完全な機能パーツなのですが、カッコイイかというと・・・

(気に入っている方、スイマセン。)

ところが、一国サイクルワークスさんのサイドスタンドエクステンションはカッコイイんです!

一国オートさんオリジナルのサイドスタンドエクステンション。シルバーとブラックがあります。

一国サイクルワークスさんのHP↓↓↓

サイドスタンドエクステンション for SPORTSTER( ’04〜)

実は、去年、オーリンズのリアサスを購入したときのポイントがあったので、折角だからそれを使いたい、という理由もあり、以前から狙っていたのでした。

取り付けはお店でお願いしました

この「サイドスタンドエクステンション」。’04年以降のスポーツスター用ということで、車種によってはボルトオンなのですが、基本的には取り付け用に6mm×2箇所、ボルトを通す穴をあける必要があります。

我が愛車 ロードスター(XL1200CX)の場合はどうかというと、穴をあける必要はないのですが、もともと空いているスリットを約5mm拡大する必要があります。

CXの場合、このサイドスタンドの先端のスリットを、長手方向に5mm拡張する必要があります。

一国さんのHPにある加工方法の説明書きを見ると、「リューターで削るか、なければ棒やすりで削ってください」と書かれています。

いや~。このサイドスタンド。ハーレーの重量を支えるものですから、おそらくかなり頑丈というか、硬いんじゃないかと思われます。

しかも地面から浮いているとはいえ、ほんのわずかですから、棒やすりでギコギコするにしてもストロークがとれないので、相当大変そうです。僕には無理。

というわけで、ここは素直に取り付けもお願いすることにしました。

店主の梅島さん自ら取り付けてくれました。

取付完了!いかがでしょうか!?

というわけで、無事(当然ですが)取り付けが完了しました。

一国サイクルワークス サイドスタンドエクステンション

ジャーン。こんな感じです。

これで劇的にサイドスタンドを出しやすくなったか、というと正直「微妙」です。(笑)

もちろん無い時よりは出しやすいのですが、凄く楽になったかと言われるとそうでもありません。

なぜか。

超短足族の私は、サイドスタンドを蹴り出す際にその先端を蹴ることはなく、根元を蹴る癖がついているからです。

とはいえ、やっぱりよく考えられた機能パーツ。

最初はどこを蹴っていいのか戸惑いましたが、慣れてくるにしたがって操作しやすくなりました。

サイドスタンド収納時。ノーマルだと上からはほとんど見えませんが、エクステンションを付けるとバッチリ見えます。

エクステンションの先端を踏んで・・・

う・・・足がたりない。(笑) こうやって見るとステップが邪魔なんですよね。

脚の短い僕にはやや使いにくい面もありますが、標準的な足の長さがある人なら、間違いなくノーマルより扱いやすくなると思います。

僕にとってはデザインパーツです。

正直言うと、僕はあまりこのパーツに機能性は期待していませんでした。

短足の僕にはあまり効果的でないことは予想していたので。

じゃあなんで買ったのか。

それはカッコイイ!と思ったから。

非常に機能美に溢れ、シンプルなようでいてよく見ると非常に凝ったデザインが施されています。

バーの部分は切削加工したアルミを手曲げで加工。研磨の後でアルマイトやメッキを施してあるそうです。更に先端部分はわざわざデザインされた別パーツを取り付けています。

微妙なカーブを描くサイドスタンド全体のフォルムは、”シンゴジラ ”のしっぽのように見える・・・のは僕だけでしょうか?

シン・ゴジラ スコア音楽集/鷺巣詩郎

(見ようによっては”チンアナゴ”にもみえますけど。w)

ゆらゆらチンアナゴ (ほるぷ水族館えほん)

意図しなかったメリットも・・・

もうひとつ。取り付けてから気付いた思いがけないメリットがありました。

それは、バイクカバーを掛けたときに、サイドスタンドまできちんとカバーできること。

ノーマル状態のサイドスタンドだと、どうしてもカバーから先端が出てしまいますが・・・

エクステンションを付けることでそこにカバーが引っ掛かるので、ちゃんとサイドスタンド全体をカバーすることが出来ます。

サイドスタンドの先端までバイクカバーの中に収められる。それにより、サイドスタンドを風雨にさらすこと無く保管できる、、、というのも確かにメリットなのですが、僕がそれ以上にメリットだと考えるのは、サイドスタンドを衆目にさらさずに済む、ということ。

ハーレーのサイドスタンドは国産車と違って独特のデザインをしていて、見る人が見れば一目でハーレーのサイドスタンドだと分かります。

屋外保管において、ちゃんとカバーを掛けて車種を分からなくする、というのは防犯のいろはの”い”といえます。逆に言うと、個人宅やマンションの敷地内へ侵入し、バイクカバーをめくらなくても、サイドスタンドの先端を見るだけで、そこにハーレーがある、と分かってしまうのは防犯上かなり問題があると思うのです。

でもこのサイドスタンドエクステンションを付けるだけでバイクカバーが引っ掛かり、サイドスタンドを隠してくれます。

これは装着前には予想しなかった、非常に実用的なメリットだと思います。

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