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東京モーターサイクルショー2022へ行ってきました(その4)

超々高級カスタムコンプリートから、配線材料まで。メーカー車だけじゃない東京モーターサイクルショーの魅力

東京モーターサイクルショー2022 観覧レポートの続です。

東京モーターサイクルショー2022へ行ってきました(その2)

東京モーターサイクルショー2022へ行ってきました(その3)

カスタムバイクの宝石箱や~(笑)  MOTO CORSE

超高級(高額)カスタムバイクやオリジナルパーツの制作で有名なモトコルセのブースです。

ビモータのKB4。「K」はKawasakiのK。エンジンはカワサキの4気筒。車輌本体価格 4,378,000円(税込)これでもビモータとしてはリーズナブルな1台なんだそうな。

なんだこれは? Vyrusの最新モデルAlyen(エイリアン)だそうです。どこから見たらいいのかわからないような、奇怪なデザインのバイクです。まさにエイリアン。世界限定20台。お値段なんと2280万円! 日本に入荷するのはわずか4台。でも既に3台が完売らしい。

NVC V4 ベース車両はなんとパニガーレV4R。WBS スーパーバイクのレーサーのような足回りを持ち、外装はすべてカーボンというスーパーマシン。

11,980,000円だそうです。ひえ~。

TESI H2C 。ビモータといえばハブステア。フロントにも伸びるスイングアームがいかついです。黒一色ということもあるけれど、なんとも物々しい感じですね。”馬”じゃなくて”バッファロー”とか恐竜みたいな。しかもエンジンがNinja H2のスーパーチャージャー付でしょ。本当に怪物です。

うーん。お値段も”怪物”です。

この角度から見ると、絞られているところは絞られてますね。

MOTO CORSEがBimotaにオーダーした、世界に6台のスペシャルマシン TESI-3DCRをベースに更なるブラッシュアップをした超スペシャルマシン、だそうです。でもこれ、ドゥカティの空冷ツインなんですね。なので凄いスリムです。

お値段は決してスリムじゃありません。どんな人が買うんだろうか。これに何を着て乗れば似合うのか、想像できません。

モンスターをベースとしたコンプリートマシン、MCM。(Moto Corse Monster かな?) オリーブというか、アースカラーをペイントされたマシンは、ステンシル風のロゴマークといい、どこかミリタリー的なテイストを感じます。

うーん。1000万円級のカスタムマシンを見た後は、278万円がリーズナブルに見える。(笑)

バイク小僧の心を捕まえて離さない!(?)キジマさんのブース

キジマといえばKISSレーシング。それが僕ら古いバイク乗りのイメージですが、最近はレースより実用的なカスタムパーツを販売するメーカーという感じでしょうか。

Since 1958。まだ生まれてないなあ。前身は「不二屋ゴム商会」だそうです。

超極小ウインカーと言えば「ケラーマン」ですが、キジマさんも頑張ってます。ちゃんと車検対応で、価格的にも僕らの味方、ですね。

我がスポーツスターに付けるならこっちかな。↓↓↓

こういうバイク工具を幅広く扱っているのが、いかにもレース屋さんという感じ。タイヤレバーにマフラー装着の必需品、スプリング外し。

熱収縮チューブかと思ったら違いました。「セルフラップスリーブ」というそうです。”自動巻きスリーブ”みたいなことでしょうか。中に導線を入れた状態で勝手に丸まってくれて、配線をまとめ、保護できるチューブですね。よく配線保護に使われるコルゲートチューブ(蛇腹状のあれ)の代わりに使え、コルゲートチューブと違い、耐震性やノイズを押さえられる(擦れてガサガサいわない)のが特徴らしいです。

ドラレコ関連の商品も多かったですね。右側はBluetoothでスマホと接続できるバッテリーチェッカー。でもこれ多少なりとも電気喰うよね。なんか矛盾してるように感じるのは僕だけでしょうか。

こちらはキジマのアクセサリー電源ユニット。バッテリーとアクセサリー電源につなげると、7.5A+7.5A+5A 計20A 3系統のアクセサリー電源がとれるというもの。非常にコンパクト(42mm×幅32mm×厚さ26mm)で設置場所を選ばず、しかも防水仕様なのでフレームにタイラップで括り付けるような使い方もできる。さらに過電流保護回路の内蔵でショートやサージ、設定容量以上の電流が流れると一時的に電流を遮断して車両側の電送系統と接続デバイスを守ってくれるのも安心。これは優れものですね。

ここにも人気のGB350カスタムが。フロントスクリーン、タンデムグリップ、レザー製のおしゃれなツールバッグなど、実用性重視のカスタムパーツがいいですね~。

こちらも大人気のレブル1100。ただ個人的には250/500の方が好き。

うーん、ヤッコカウルかあ。ここまでハーレーを追いかけなくてもいいと思うんだけどなあ。250ccだとシャレで通じるけど、1100だとガチだもんね。

純正パーツ製造の確かな技術力 ミツバサンコーワ

バイク用ETCでおなじみのミツバサンコーワさんのブース。

右奥から燃料ポンプモジュール、スターターモータ(いわゆるセルモーター)、ACGジェネレーター(つまり発電機)。こういうバイク用パーツを作っているんですね。・・・ん? ACGスターター?スターターって書いてあるぞ?? そう。これは発電機であるACGジェネレーターを、逆に電気を流すことでセルモーターとして使う「ACGスターター」なんだそうです。セルモーターが不要なので軽量化に繋がり、エンジンスタート時にはセルモーターのような「きゅるきゅる」という音がしない。アイドリングストップ車のエンジン始動に最適なモーターなんだそうです。しらなんだ。

ミツバサンコーワさんの製品で最近きになっているのがコレ。何やらハーレーカラーの布ベルト。これ、ワイヤーロックの代わりに使う、「バイスガード エア」という製品。軽くて自由に曲げられ、丸めてポケットに入れられる布ベルトですが、両脇にはステンレスケーブルが内蔵されていて、カッターやハサミはもちろん、ニッパーや番線カッターでも切れないんだそうです。専用のロック(南京錠)と組み合わせることで荷物やヘルメットをバイクにロックしたり、バイクそのものを電柱などに固定するのに使えます。自宅での保管時にはこれだけだとちょっと不安ですが、出先でちょっとロックしておくには最適かもしれません。

ミツバサンコーワさんのHPより↓↓↓

四輪ではかなり一般的になってきたドライブレコーダー。でもバイク用はまだ少ないですよね。このEDR-22Gは発売前の商品。防水、耐震などはわかるのですが、スマホとBluetoothで接続して画像が見られるとか、GPSアンテナがついていて事故現場の位置を記録できるとか、最近のドラレコは凄いことになってきているんですね。

リーズナブルなウエアは僕らの味方!コミネさんのブース。

コミネさんのブース。昔からコミネのウエアはお手頃価格で手にしやすかったのですが、デザインは正直ちょっと野暮ったい・・・だったのですが、最近のコミネさんのウエアは他に引けを取らない、というか、むしろおしゃれなウエアが多いです。素晴らしいです。

おしゃれなウエアを展示するブースもおしゃれ。トラックの荷台のようなスペースの前には古いモペットが展示されています。

どこのバイクだろう?タンクにはなぜか「巨人」と書かれてました。

最近新しい胸部プロテクターが欲しい!と思っているのでとっても参考になります。ただ、コミネの胸部プロテクターはちょっと薄手で剛性感のないものが多き気がします。

この黄色い胸部プロテクターはメッシュ構造で空気を遮らず、蒸れも少ないように見えます。ちなみにこれは2分割の商品。

真ん中で分割されるので、ジャケットを脱ぐときも目立ちにくい。それはいいのですが、黄色ってちょっと色的に目立ちすぎますね。

エルゴノミックエアーCE2チェストガードマルチ

スマホホルダーのトレンドは防振構造 サインハウス

こちらはサインハウスさんの展示ブース。スマホマウントのトレンドはスマホカメラを守る制振構造。差サインハウスさんのMOUNT SYSTEMも「VIBRATION GUARD」というユニットを挟むことでカメラを守っています。

振動するスマホの上におかれた発砲スチロール製の玉が飛び映えないようにガードします。

SYGN HOUSE VIBRATION GUARD

新生 イタリアン名門ブランド Benelli

ベネリといえば、1911年創業。戦前からマン島レースなどで抜群の強さを誇ったイタリアの名門バイクブランド。

1980年代に一度消滅しましたが、90年代に復活。その後、消えたり復活したりを繰り返していましたが、2005年に中国企業の傘下として復活し現在に至る・・・だそうです。

ベネリ インペリアーレ400。

カワサキのW1チックなレトロタイプのバイク。へぇー、こんなバイクを作ってるんだ・・・

メーターやハンドル周りももすごくシンプルで落ち着きのある感じ。

ベネリ レオンチーノ250。こっちは逆にモダンギアなバイクですね。

コレ、やっぱりサーフボードを載せて走るんでしょうね。

株式会社プロトが作るコンプリートハーレーZERO ENGINEERING  ロードホッパー。ただ、残念ながら年々厳しくなる環境規制への対応が困難になり、2017年に生産を終了しています。

ZDC 80B。程度の良い中古車をベースに構築するカスタム車。こんなマフラーで車検に通るのは古いバイクならでは。

スプリンガーフォークにハイトの高いタイヤ。しかもフェンダーレス。オールドスタイルながら新車並みにピカピカの一台です。

ロードホッパー TYPE5 EVO。車体のスリムさとエンジンのプライマリーケース部分の図太さが良くわかります。

S&S製エヴォリューションエンジンを積んだ新車で購入できるロードホッパー。(すでに生産は終了。)

スプリンガーフォークにビレットウインカー、グースネックフレーム、インジケーターを内蔵したヘッドライトなど。う~ん、どこを見てもカッコイイです。

そしてコレ! ジャンクヤードファントム。アメリカ ラスベガスにあるプロトのファクトリーで制作された一台。いやあ、めちゃくちゃシブくてカッコイイ!!

アメリカのド派手なチョッパーとは対極にある、シンプルで美しいビレットパーツによる造形は、現地アメリカでも高い評価を得たそうです。

見てください。このスリムな車体にぶっといリアタイヤのコントラスト。曲がることなんか考えていないようなタイヤのプロファイルですよね。

アルミ地の鈍い輝きを放つシルバーとブラス。そして革の組み合わせ。なんて美しいんでしょうか。

エンジンは1941年のナックルヘッド。むき出しのオープンプライマリー、ジャッキシフト、そしてフレームが美しい。

タイヤのパターンがいいですね。

ナックルヘッドって右側から見た図しか着目されないけれど、左側からみたところもめちゃっくちゃカッコイイです。いかにも内燃機関というか、なんとなくSLを想起させます。(あっちは外燃機関ですが。)うーん、このタンクロゴだけでも販売してくんないかなあ。

ロードホッパー。多分乗りにくいんだろうなあ、と思うものの。この美しさ、カッコよさ。これに乗ってゆっくりハイウェイを流すだけでも、気分は最高!なんでしょうね。一台欲しいなあ。

久々の東京モーターサイクルショー。写真撮りすぎて、このままじゃ紹介がおわらんぞ。

・・・というわけで、まだまだ続きます。

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