スポーツスターの修理見積の連絡がありました。

連絡を待つ日々

事故で破損してしまった我が愛車(ハーレースポーツスター XL1200CX ロードスター)。

いつもお世話になっているディーラーさんの店舗では修理できず、系列の修理専門の工場へ運ばれ、まずは修理にいくらぐらいかかるのか、見積もってもらうことになっていました。

バイクの状態を見てきました。

ところが、待てど暮らせど連絡はありません。

「修理センターは混んでいるので、しばらく時間がかかるかも」とは言われれていましたが、宙ぶらりんな気持ちのまま過ごす日々は長く長く感じます。

たまらず、バイクを預けたディーラー店舗へ行ってみましたが、当然そこに我が愛車の姿は無く、応対してくれた店員さんからも

「申し訳ないですが、もう少し待ってみてほしい」

と言われるだけでした。

ようやく修理センターから電話が・・・

事故から3週間以上たったある日、ようやく修理センターから電話がかかってきました。

「今、バイクを見させてもらっています。タンクがベッコリいってますね。あとはハンドル周りですかね。これ、レバーはノーマルじゃないですね。」

「はい。サンダンス製のレバーです。それ、ノーマルレバーはとってあるので、ノーマルで修理してもらうことは出来ますか?」

「ええ、それはもちろん出来ますよ。でもサンダンス製レバーだと片側だけでも(パーツとして)とれるんじゃないかと思いますけどね。」

もちろん大のお気に入りであるサンダンス製のレバーがいいのですが、すこしでも修理費を抑えることを考えないと・・・

スポーツスターのレバー交換。『サンダンス フェザータッチパワーレバー』その①

タンクも修理するかどうか悩むところ。もちろんバイクの「顔」とも言える部分だからきれいにしたいのだけれど、ハーレー純正の新品タンクはたぶん15万~20万円ぐらいはするハズ。

そこまでお金を掛けるなら、いっそ板金してもらって塗装する方がいいかもしれません。どうせいつかは塗装したいと思っていたし。

修理費が嵩むなら、タンクのへこみは自分で出来る限り直し、場合によっては塗装も自分でやるのもいいかも。

ヒントその30.凹んだタンクを直す方法

電話口のメカニック氏も「そうですね。そのほうがいいかもしれませんね。」と言っていました。

「あとはシフトペダルですかね。曲ってますけど、さっきやってみたら普通にギアチェンジ出来たので、シフトアームだけ換えれば大丈夫じゃないですかね。そのくらいかなあ~」

「あのー。フロントフォーク曲がってませんか? (ディーラーの)店頭でそう言われたんですけど。」

「フロントフォーク?曲がってるかなあ。大丈夫じゃないですか?ちょっと後で見ておきます。」

※これは事故前の写真です。

また後で電話します、と言って電話は一旦切れました。

これは、、、タンクさえ目をつぶれば、案外安く済むのかも・・・などとその時は思っていました。

再びかかってきた電話で・・・

一時間後。再び電話がかかってきた時、電話口のメカニック氏の口調は先ほどとは明らかに違っていました。

「明るいところで、スタンドで正立させてあらためてチャックしてみたんですけれど、これ・・・フレーム曲がってますね。」

やっぱりか。なんとなく予想していたことではあったのですが、想定していた最悪の結果になりました。

「フロントフォークもわずかに曲がっているんですけれど、それよりフレームのダウンチューブがエンジン側に押し込まれていて、マフラーのエキパイを押しつぶすような感じになってます。」

まじか・・・

フレームは交換することが出来ません。

「フレームの修正とかって出来ないんですかね」

「うーん、鉄フレームですからね。出来ないことはないと思いますけど・・・」

” ちょっと聞いてみます ” 、と言って再び電話は切れました。

フレーム修正となると、バイクは全バラシになります。フレームをエンジンから降ろし、

定盤の上で各部の位置や角度を測りつつ、油圧で押したり引いたりして修正するんだと思います。当然工賃はすごい金額になることでしょう。

はぁ~。もうため息しか出ません。

でも仕方ありません。再び電話がかかってくるのを待つことにしました。

最終的な結論は・・・

また数週間待つんだろうな、と思っていたのですが、電話を切ってから1時間ほどして再び修理センターから電話がかかってきました。

「うちが提携しているフレーム修理業者に来てもらって見せました。けど、修理するのは難しいらしいです。」

え?そうなの?

「もちろん直せないことはないんです。見た目にはかなりキレイに出来るんですが、本当にちゃんと治ったかどうかは、組んで走らせてみないとわからないらしいです。」

曰く、一般道を走って違和感のない状態にはなると思うが、高速道路を走ったら何かおかしい挙動が出る可能性がある。それが100km/hなのか120km/hなのか、あるいは180kmなのかは実際に走ってみないとわからない。ということらしいです。

100km/hそこそこで振動がすごい(らしい)昔のスポーツスターとは違い、その気になれば150km/hで巡行することも十分可能なロードスター。そんなに飛ばさないとはいえ、不安を抱えながら乗り続けるのもどうなのか。

「それでもいいから修理して、と言ったら、100万円とかいっちゃうんですかね・・・」

「うーん、調べてみないとわかりませんが、それに近いぐらいかかるかもしれませんね。」

フレーム修正と言われたとき、修理代が100万円以内だったら、ふたたびローンを組んででも修理しよう。そう腹をくくっていました。

しかし、100万円かけて修理した愛車が、もし100kmでハンドリングがおかしくなったら。果たしてその時に乗り続ける気になれるのか・・・・

・・・・・

「わかりました。残念だけれど、修理はあきらめます。」

こうして僕のハーレーライフは終わることになりました。

偶然にもこの日は僕の誕生日。ある意味忘れられない誕生日になりました。

MY スポーツスターとのお別れ

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コメント

  1. やまだ より:

    せっかくいいパーツもつけてカスタムも進んでいたのに
    つらいお別れですね…。

    • kento-yoshida より:

      やまださん
      コメントありがとうございます。
      はい。今まで乗ってきた数多くのバイクの中で、最終的に最も気に入ったバイクになりました。なのでホントに断腸の思いです。
      まあ、身から出た錆なんですけれど。
      きっとまた何らかの形でバイクに乗るんだろうなあとは思いますが、今は完全なハーレーロスです。(涙)

  2. 中西 亨 より:

    はじめまして。
    同車を購入の際に背中を押して頂いた者です。
    購入後も毎週の更新を楽しみにしており、多くを学んでおります。
    この度の件、とても驚きました。が、ご無事で何よりです。それに尽きます。
    どうか気を落とさず。

    気が向いたら、更新してください。

    • kento-yoshida より:

      中西さん
      はじめまして。いつも読んでいただきありがとうございます。
      また励ましのお言葉、感謝します。
      これからの僕のバイクライフがどうなるかまだわかりませんが、このサイトは少しづつでも更新していきたいと思います。
      引き続きお付き合いよろしくお願いいたします。
      中西さんもどうか良きハーレーライフを!