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ソロツーリング専用?インカムのオススメ6選

ツーリングに欠かせないインカム。でも使い方は・・・

今やツーリングには不可欠なアイテムといえるインカム。僕も使い始めてからは手放せなくなりました。

特にスマホカーナビを使う時は、ナビ音声を聞くために必須です。

いままで使ってきたインカムはミッドランドのBT-X1FM(旧タイプ)です。

もう7年以上使い続けていますが、一度大雨の中を走った時に壊れ、電源ランプが点灯しなくなってしまいました。ただランプが点灯しないというだけで機能的に問題なく、そのままずっと使い続けてきました。

ただ、実はこのインカムを使い始めてから一度も他者と通信したことがありません。なぜなら友達が居ないから(涙)・・・というのは冗談で、インカムを付けている友達と一緒に走ったこともあるのですが、なぜか「つなごう」という話にはなりませんでした。

バイクというのは、たとえ連なって走っていても、走っている間はそれぞれ一人の世界であり、それが良さだと思っているので、誰かとつなげて会話しようという気には(僕は)なりません。

まあ、単に走りながら会話する楽しさを知らないだけかもしれないのですが。

(まあだいたいバイク仲間もおじさんばっかりですから、走ってる時まで話したいとは思わないんですよね。笑)

使い方としてはもっぱらスマホと接続してナビの音声を聞くこと。そして音楽再生です。

そう、僕の場合、インカムとは言いながら、使い方としてはワイヤレスイヤホンと同じような使い方しかしていないのでした。

ソロ専用のインカムを探す

このミッドランドのインカムはまだまだ使えそうでしたが、ヘルメットを買い替えたのを機に、インカムも買い替えることにしました。

ショウエイ Z-8 インプレッション

というわけで新しいインカム選びなのですが、これがどれもこれも高い!

例えばこれまで使ってきたミッドランドの最新インカムは、シンプルなタイプでも2万円以上します。

MIDLAND(ミッドランド) BT R1 Advanced バイク用 Bluetooth インカム 空間オーディオ対応 最大4人通話 シングルパック C1529.10

国内最大シェアを誇るB+COM(ビーコム)シリーズの最新機「B+COM SB6XR」なんかは\44,000(税込)もします。

SYGN HOUSE(サインハウス) バイク用 ブルートゥース コミュニケーションシステム B+COM SB6XR (ビーコム SB6XR) ブラック シングルユニット 00082396

もちろん高価なぶん高性能で、大人数でも安定してつなげたり、距離が離れていても繋がったりと、インカムをフル活用する人なら満足度は高いと思います。

でもこれだとヘルメットと併せて購入すると10万円を超えちゃいます。

Amazonなんかを見ると、ノーブランドの中華製インカムが沢山売られていて、価格は5000円~1万円位と手ごろなのですが、やはりなんとなく信頼性に乏しいような気がするのと、なぜかどれもこれも大きくてド派手なのが多いんですよね~。どうもヘルメットにとり付ける気になれません。

FODSPORTS バイク インカム M1-S Pro インカム 最大8人同時通話 連続使用20時間 通信自動復帰 日本語音声案内 強い互換性 異なるインカムとの接続可能 バイク用インカム Bluetoothインカム ヘルメット ヘッドセット バイク用通信機器 防水 いんかむ HI-FI音質 Siri対応 インターコム 付属品全部同封 バイク無線機 日本語システム&説明書 技適認証済み(1台セット)

【Amazon 限定ブランド】 バイク イヤホン 超軽量 ヘルメット スピーカー Bluetooth5.0 バイク インカム HI-FI インカムバイク用 IP67防水 バイク用品 50時間連続使用 ヘルメット スピーカー スマホ音楽再生 Siri音声/音声案内/自動通話応答/CVCノイズ軽減対応 (日本語取扱説明書)

どうせ通信はしないんだし、ここは割り切ってスマホの音声受信に絞り込んだモデルから探すことにしました。

1)ソロツーリングに特化したインカム

けれど、通信機能を省略した、スマホ音声に特化したインカム(これでもインカムというのか?)は、あまり多くありません。

有名メーカーの製品としてはサインハウス、デイトナ、MIDLANDなどがあります。

①サインハウスの「B+COM PLAY」

まずは日本のトップシェアメーカー、サインハウスB+COM PLAY(ビーコム プレイ)です。

SYGN HOUSE(サインハウス) バイク用 ブルートゥース コミュニケーションシステム B+COM PLAY (ビーコム プレイ) ブラック 00082232

価格は¥12,980(税込)と非常にリーズナブル。78.3×33.8×23.6mmとすごくコンパクトですが、バッテリーは音楽再生は連続12時間と十分です。

インカム機能はありませんが、マイクがついていて、携帯電話のハンズフリーフォン通話に対応しています。

色が5色(ブルー、ガンメタ、ゴールド、ホワイト、ブラック)から選べるのもいいですよね。

引用:サインハウス https://sygnhouse.jp/products/bcom/bcom-play/

サインハウスHP

https://sygnhouse.jp/products/bcom/bcom-play/

②デイトナ「DT-KIKUDAKE」

続いてはバイク用品でおなじみデイトナの製品、その名も「DT-KIKUDAKE」(聴くだけ)です。

デイトナ バイク用 インカム FMラジオ ブルートゥース DT-KIKUDAKE(ディーティー聴くだけ) 14982

この商品は名前が表す通りマイクはなく、本当に「聴くだけ」。割り切った仕様です。

価格は¥17,050(税込)とちょっとお高め。(でも通販だと1.3万円ちょっとで買えるみたいです。)

83.5mm×28.3mm×21mmとこちらも非常にコンパクト。ちょっと操作ボタンが小さいのが気になりますが、本体下部にまとめられているのは、ヘルメット装着状態で親指で操作することを考えると使いやすそうです。

この製品の最大の特徴は内蔵バッテリーではなく、乾電池仕様になっていること。単四乾電池一本で約12時間連続使用が可能です。これをどう評価するかがこの製品の良し悪しを決める気がします。

乾電池駆動のメリットは充電切れの心配がないこと。もし電池が切れても予備を一本持っておけばいいですし、乾電池ですからコンビニでもホームセンターでも、どこでも調達可能です。

”いざインカムを使おうと思ったら充電が切れてた”というのはよくある話。充電が難しいキャンプツーリングなんかでも便利だと思います。

一方でいちいち電池を購入するのは面倒ですし、コストもかかります。(充電式電池を使う手はありますが。)

”インカムはたまにしか使わない” という人向けかもしれませんね。

デイトナHP

https://daytona-talk.com/kikudake/

③MIDLAND 「BT GO UNI」

次はミッドランドBT GO UNI です。

MIDLAND(ミッドランド) BT GO UNI 完全 ワイヤレス ノイズキャンセリング Bluetooth ステレオ ヘッドセット (タンデム間 通話機能付) フルフェイス・システムヘルメット用 簡単取り付け マイク内蔵通話可 充電式 iPhone Android 対応 C1310.11

この製品の特長は見ての通り、ヘルメット外部に出る本体部分がほぼなく、操作スイッチのみとなること。見た目のスッキリ感は一番です。インカム付きヘルメットのスタイルに違和感を感じる人はこれしかないと言えます。

リチウムポリマー充電電池を内蔵していて、連続使用時間は8時間と少し短め。

こちらは一応通信機能も備えていますが、通話距離:は200m (推奨距離50m以下)。基本的に他車との通信というよりはタンデム利用を想定しているようです。

定価は判りませんでしたが、1万~1万3千円程度で販売されているようです。

ただ、スピーカー部分にバッテリーや本体機能を積んでいるようで、スピーカーがかなり厚みがあり、ヘルメットによっては装着出来なかったり、耳が痛かったりするようです。確認できるお店で購入するか、レヴューを念入りに探すほうが良さそうですね。

④MIDLAND BT MINI 

同じミッドランドには「BT MINI」という機種もあります。これは上でご紹介した「BT GO UNI」の外付け版みたいな商品で、性能的にはほぼ同等。こちらも通信ができますが、最大通信距離200m(推奨有効距離50m)と、やはりタンデム使用を前提としてモノのようです。

価格も1.3~1.5万円前後で販売されているようですが、現在品薄のようで、在庫切れのショップが多いようです。

2)通信も可能なハイコスパモデル

ソロ専用ではないけれど、比較的シンプルな廉価モデルもあります。先にご紹介したデイトナの「DT-KIKUDAKE」が¥17,050(税込)ということを考えれば、このあたりも候補になるかもしれません。

もちろん通信機能は ”それなり” なので、そこに重きを置くならもう少し上位モデルを買った方がいいと思いますが、通信機能は「おまけ」あるいは「将来必要になった時の保険」と考えれば十分リーズナブルです。

⑤DAYTONA DT-E1

デイトナ バイク用 インカム 4人通話 ブルートゥース 最大800m通信 通話自動復帰 DT-E1 (ディーティーイーワン) 1台セット 99113

最大4人通話が可能で、他社のインカムとも接続が可能。インカムの入門機という位置づけです。定価は¥25,300(税込)と、やはりちょっと高いですが、ネット通販などを見ると2万円を切る価格で売られているようです。

シンプルなデザインでどんなヘルメットにも合いそうですし、表面のパネルを取り換えてカラーチェンジ(ブラック以外に8種類)することも可能です。

デイトナHP

https://daytona-talk.com/dte1/

⑥B+COM TALK

こちらは今年(2023年)のモーターサイクルショーで展示されていた、ビーコムシリーズの発売予定の新製品です。(2023年夏発売予定)

通信可能人数は3人。価格は未定ですが、デイトナ DT-E1と同じく2万円代半ばぐらいになるのでは?と言われています。

デザイン的にはB+COM PLAYをちょっと大きくしたような感じですが、個人的にはシンプルでカッコイイなあと思います。

今回選んだのは「B+COM PLAY」

さて、では今回はどのインカムを選ぶのか。

最初に書いた通り、僕の場合はほぼソロツーリング用途に限定なのでコスパ重視。通信機能の無いシンプルなモデルから選びたいと思います。

候補は「B+COM PLAY」とデイトナ「DT-KIKUDAKE」です。

今まで使ってきたのと同じMIDLANDの「BT MINI」も候補でしたが、デザイン的にあまり好きではない(以前のデザインの方がカッコよかったのになあ)のと、MIDLANDは防水性能が不明なので今回は避けました。

僕が使っていたMIDLANDの「BT-X1FM」が大雨の中走って壊れた際、輸入元に確認したところ「雨天での使用は想定していない。雨の中走る場合はヘルメットから外してカバンにいれておいてほしい」と言われました。(ちなみに輸入元の対応はすごく良心的でした。)現行のMIDLAND機も同じかどうかは不明ですが、WEBで調べても防水性能は確認できませんでした。

「B+COM PLAY」「DT-KIKUDAKE」を比べるとこんな感じです。

B+COM PLAYは価格が安いにもかかわらず、マイク付きでハンズフリー通話が可能です。バイクに乗りながら電話を掛けるというシーンは(僕の場合)あまり考えられませんが、マイクがあればいざという時にはLINEのグループ通話機能が使えます()。

※ただしサインハウスのHPのFAQには、『「LINE」をはじめとする無料通話アプリは、スマートフォンやアプリのOS・バージョン・仕様などにより、純正の電話通話に比べ通話品質が劣る、接続が不安定などの影響が出る可能性があるため、通話アプリについての動作保証は致しかねます。』と書かれています。

また、B+COM PLAYの場合、マイクを使ってスマートフォンの「Siri」や「Googleアシスタント」の音声認識機能を起動させ、走行中に操作を音声で指示できます。

一方で DT-KIKUDAKE のほうは乾電池式です。充電を気にせず使えるメリットはありますが、これまで充電式のインカムを使ってきて特に不自由をしたことはありません。また、FMラジオが聞けますが、この手のFMラジオ機能はあまり実用的でないものが多く、また「radiko」などスマホのラジオ機能を使えばラジオは聞けるので、特に大きなメリット/デメリットではないと思います。

こうして見ると、僕の場合は「B+COM PLAY」の方が良さそうに思います。

というわけで、今回はサインハウスの「B+COM PLAY」を選ぶことにしました。

サインハウス B+COM PLAY

早速 「B+COM PLAY」を買いに近くのナップスさんへ。ヘルメットを買った時のポイントがあったので安く購入できました。

B+COM PLAY。何色にしようか悩みましたが、今回は無難にヘルメットの色に合わせてグレーを選びました。

箱を開けてみると、あまりに小さいので驚きます。体積(面積?)でいえば今まで使ってきたミッドランド製の半分ぐらいです。

付属品一式。上段左から、取り付け用の面ファスナー。充電用のUSBコード(汎用のTYPE-C)、本体、(下段左から)厚み調整用のスポンジ、イヤースピーカー、マイク。充電器は付属していません。(汎用のUSB充電器を使用します。)

裏面には面ファスナーを貼ります。小さく軽いので、面ファスナーだけで落ちることはありません。むしろガッチリくっつきすぎて剥がしづらいぐらいです。正直、頻繁に付け外しするには向いてません。

これは下から見たところ。左側のUSB-Cの口はスピーカーやマイクを繋ぐところです。さらに充電するときは、ここにUSB-Cのケーブルで充電器を繋ぎます。ヘルメットの帽体に貼り付ける面は丸いヘルメットに合わせて曲面になっています。逆に言うと多少取り付け場所を選ぶかもしれません。

B+COM PLAYの取り付け方法

付属品を確認したところで早速取り付けていきます。

取り付け方法ですが、B+COMのHPがかなり詳しいので、そちらを参考にします。

B+COM PLAY +SHOEI Z-8の組み合わせはありませんが、B+COM ONE +SHOEI Z-8の組み合わせがあるのでそちらを参考にしました。

また、各社ヘルメットメーカーのHPには内装の外し方が書かれているので、そちらも参考になりますね。

さっそくヘルメットに取り付け用の面ファスナーを貼り付けます。まずは油分を除くため、家庭用中性洗剤で接着面を洗います。

なるべく本体の曲面に合うような位置を探して貼り付けます。

セットには厚みの異なるスポンジがついています。スピーカーがちょうど耳に当たるように、適当な厚みのスポンジをヘルメットの内装とスピーカーの間に挟みます。

新しいヘルメット(ショウエイ Z-8)にはインカムのスピーカーを取り付ける部分が窪んでいます。

どのくらいの厚みのスポンジを使えばよいか検討がつかないかったため、ちょうど中程度の厚さのスポンジをヘルメットのくぼみにセットします。

スピーカーを貼り付けます。スピーカーの位置はくぼみのど真ん中ではなく、くぼみの中で出来るだけ前方下、あご紐に近いところへ取り付けた方が良いそうです。

マイクは付属の小さなスポンジの袋を口元に取り付け、その中にしまいます。口の前のちょうど真ん中に取り付けた方が声は拾いやすくなるのですが、ヘルメットを持つときについ触ってしまう部分なので、傷みやすいそうです。なのでちょっと真ん中からオフセットしたところへ貼り付けます。

スピーカーとマイクを取り付けたら、内装を外して配線を隠します。

余分なコードはこのように折り曲げて内装の内側へ隠します。

内装を戻したところ。あご紐の取り付け部分ギリギリのところにスピーカーを取り付けました。

本体は面ファスナーでヘルメット側面へ貼り付けるだけ。ただ、帽体にフィットするようにインカム本体が湾曲しているため、うまく貼り付けば所を選ばないとかえってフィットしません。なので、ヘルメットによっては理想的な位置に貼り付けられないというケースもあるかもしれません。

(特に最近のSHOEIは帽体が複雑な面をしてますからね。まあ多少浮いてしまっても本体が小さく軽いので問題は少ないと思いますが。)

スピーカーやマイクも内装の外し方さえわかれば特に難しいことはなく、うまく配線が隠れるようにして内装を取り付けます。

ただ、スピーカーの位置は意外とシビアです。最近のヘルメットはスピーカー取り付け用のくぼみが設けられているので、迷うことはなさそうに思いますが、そのくぼみの中でもどの辺に取り付けるかによって、音の聞こえ方がかなり違ってきます。

当然、耳の穴にスピーカーの中心が来るように貼り付ければいいのですが、これが案外難しい。目安としては、なるべくあご紐と取り付け位置に近いところにスピーカーを持ってくるのがいいようです。

あと、耳との距離も大事です。できるだけ耳に近い方がクリアに聞こえますが、あまり近すぎると耳に強く当たって痛いです。スピーカーと耳の距離はスピーカーに挟むスポンジの厚みで調整します。今回の場合、結局スポンジを挟まない状態がもっともフィットしました。

B+COM PLAY インプレ

無事取り付けが完了したので、実際にいろいろと使ってみました。

デザイン

まずは見た目。とにかく小さいので目立ちません。今回はヘルメットに合わせてグレーを選んだのでなおさらです。5色から選べるB+COM PLAYならではという感じ。いかにもインカム付けてます、という感じがないのがいいです。

ただ個人的な好みでいうとちょっと見た目が地味すぎるかもしれません。上位機はもうちょっと複雑な意匠でメカメカしいのですが、これは丸みがありすぎて、なんだか女性向けのアクセサリー(ティアドロップのペンダント?)のように見えます。

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あと、インカムを使用しない時に外しておこうとすると、面ファスナーだけがヘルメット本体側に残ってしまってカッコ悪いです。まあ、普段からインカムは付けっぱなしでいいと思いますけどね。

インカム本体を外してしまうとちょっと不格好です。

操作性

操作は側面の大きな丸いボタン(メインボタン)と本体上下のボタン(デバイスボタン)を組み合わせて行います。

丸いボタンを押しながら上のボタンを長押しすると起動、丸いボタンと下のボタンの長押しで終了です。本体が小さいので、側面の丸ボタンを押しながら上下のボタンを押すのは少々押しづらいのですが、まあ気になるというほどではありません。

起動すると「ビーコム、起動」という女性の声が、ややエコーがかった感じで響きます。ちょっとSFアニメのような起動音でカッコイイです。

起動後は上のボタンで音量UP下のボタンで音量DOWN

音楽再生の場合、上のボタンを長押しすると次の曲。下のボタンを長押しすると前の曲へ。

そして真ん中のメインボタンで停止です。

また電話の着信時もメインボタンワンクリックです。

直感的でわかりやすい操作系だと言えます。

充電状態を声でお知らせ

さらに、秀逸だなあと思うのは電源OFFの時。

丸ボタン+下ボタンで終了するのですが、「ビーコム終了します」という前に、必ず「電池残量 80%以上」「電池残量50パーセント以上」などと、充電の残りパーセンテージを声で教えてくれるのです。

そして残り50%を切ると「電池残量30パーセント以上。充電してください」というアナウンスが流れます。

これ、終了時に知らせてくれるのがいいんですよね。使用開始時に教えてくれても充電出来ないですが、終了時なら「あ、充電しておこう」ってなりますから。

音質

音質といっても僕が他に使ったことがあるのは、以前使っていたミッドランド製だけなので、それとの比較になりますが、はじめて起動したときに音がいいのにびっくりしました。女性の声がすごく明瞭に聞こえます。

音楽を再生してもバランスよく、くっきりと聞こえます。

ただ、過度な期待は禁物。オーディオ用のインナーイヤホンみたいな音が出るわけではありません。

そもそも僕はインカムの音質については、もともと期待していません。なぜなら、たとえ音が良かったとしても、走ればエンジン音や風切り音でほとんど聞こえなくなるからです。

高速道路を走れば「ああ、なんか鳴ってるなあ」ぐらいにしか聞こえません。

(爆音にすれば聞こえるかもしれませんが、うるさいし危険です。)

なので、ナビ音声が普通に聞こえれば良し、だと思っています。

この辺は車種によって違うかもしれません。大きなカウルの付いたクルーザーなんかだと高速道路を走っていてもはっきりとインカムからの音楽が聞こえたりするんでしょうか。僕はほとんどカウル付きバイクに乗ったことがないのでそのあたりが良くわからず・・。
あと、インカムの音質はスピーカーの取り付けによってかなり左右されます。スピーカーが耳に対して正しい位置にあり、耳との距離も短い(耳に密着している)状態にないと、いくら優れたインカムでも十分な性能を発揮できません。

電池の持ちと充電のしやすさ

電池の持ちについては、まだ使い始めて日が浅いので何とも言えません。ただ、日帰りのツーリング程度では、一日中走りながらナビを使って帰ってきても「電池残量80%以上」とアナウンスが流れます。ロングツーリングでも宿泊先で充電出来れば、電池切れで困ることはまずないんじゃないかと思います。

一方、充電はコネクターを外し、タイプCのUSBケーブルでスマホ充電器につないでやればOK。簡単です。専用の充電器を必要としないので、泊りがけのツーリングでもスマホ充電器さえ持っていれば充電できます。

唯一の問題はインカム本体が面ファスナーで貼り付けられていること。充電する際はヘルメットから外して充電するのですが、この面ファスナーが強力過ぎて剥がれてしまいそうで、取り外すのがなんだか怖いのです。

仕方なく、いつもヘルメットごと部屋に持ち込み、充電しています。

面ファスナーはかなり強力。頻繁に付け外しするには向いてません。

もし頻繁に付け外ししようと思うなら、付属の面ファスナーは使わず、以前ご紹介した「デュアルロックファスナー」を使うのがイイかもしれません。剥がしやすく、でも強力にくっつきます。

ハンズフリーフォン通話

この「B+COM PLAY」は通信は出来ないものの、マイクが付いているので携帯電話のハンズフリー通話に対応可能です。

実際に電話がかかってきた、あるいは電話を掛けたときの性能ですが・・・すいません、いまだバイク走行中に電話を掛けたことも、かってきたこともないのでわかりません。(孤独だなあ、オレ。涙)

高速道路を走っていて、仲間との集合時間に遅れる!!なんていう場合に電話出来ると便利かもしれませんね。

受話の操作はメインボタンを一回押すだけなので簡単。逆に発信は後述の音声認識(SiriやGoogleアシスタント)を使わないと難しいでしょうね。

音声認識機能を使う

この「B+COM PLAY」はiPhoneの「Siri」やアンドロイドの「Googleアシスタント」を音声で呼び出して使う事が出来ます。

これがやりたくて「B+COM PLAY」を選んだといっても過言ではありません。

この機能を使いこなせば、ハンドルから手を離さなくてもスマホの操作が出来る・・・と思ったのですが、なかなか思い通りに使えません。

たとえばよくあるパターンとしては、高速道路走行中に音楽を聴きたくなった、という場合。

走りながらスマホを操作するのは当然危険です。

そこで(僕の場合。スマホはアンドロイドなので)「Googleアシスタント」を呼び出し、声で操作します。

「Googleアシスタント」あるいは「Siri」を呼び出す場合は、B+COMのメインボタンを2回クリックすればOK・・・のハズなのですが、なぜかカバンに入れてある我がスマホは一切反応しません。

実は画面ロックの状態では「Googleアシスタント」は反応しないのです。なのであらかじめ画面ロックを解除しておく必要があります。

でも普通は画面をロックしてありますよね。

ただ、スマホでカーナビを利用中は画面はロックされていないので、メインボタン2クリックすると、無事、音声認識機能が起動します。

これで準備OK。

ところがここで、「OK Google!音楽かけて」と声を掛けると、

「はい。Youtubeミュージックを起動します」なんてことをおっしゃるのです。

いやいや、Youtubeミュージックなんて入ってないし。普通にインストール済みの音楽プレイヤーソフトで再生してよ。

でも、そんな僕のクレームは一切無視され、GoolgeアシスタントはYoutubeを再生しようとします。

「音楽プレイヤーを起動して」と言っても

「奥田民生をかけて」と言っても一切通じません。

うーん。さすがGoogle。是が非でも(Googleのソフトである)Youtubeを使わせよう!ということなのでしょうか。

ちなみに「Spotifyでサザンオールスターズかけて」というとSpotifyが立ち上がり、サザンオールスターズを検索して再生してくれます。

うーん。どうしても有料コンテンツに引きずり込みたいのでしょうか。

この音声認識機能については、もう少し僕自身、研究が必要なようです。

ソロ専門ライダーも必携のアイテム

というわけで、無事インカムを取り付けることが出来ました。機能は最低限ですが、僕の使い方においては過不足なく、値段を考えればコスパは最高です。

やたら大音量で音楽を聴くのは安全面でもお勧めできませんが、音楽が流れるだけで、いつものツーリングルートの景色が違って見えます。

そしてバイクでスマホナビを安全に使うには必要不可欠です。

未だ持ってない、という方は、ぜひ一度検討してみることをお勧めいたします。

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