九州・四国ツーリング(その5 最終回)高知でカツオを堪能!

お勧めツーリングスポット

九州・四国ツーリング その5です。

最後のミッション 高知でカツオのたたきを食す

今回の九州・四国ツーリングで最後のミッション。それは「高知でカツオのたたきを食す」です。

過去2回、四国をツーリングした時も、高知でカツオのたたきを食べ、その美味しさに驚きました。

このご時世、カツオのたたきは高知でなくても食べられます。カツオそのものがおいしい(たくさん捕れる)土地も全国にあります。(宮城県 気仙沼、千葉県 勝浦、静岡県 焼津、和歌山県 串本、鹿児島県 枕崎 などなど)

けれど、高知で食べられるカツオのたたきは、やっぱりどこか一味違うんです。そこで食べる新鮮なカツオだけでなく、高知で買ってお土産として家に送ったカツオも、やっぱりおいしかったのです。(藁焼きだからか、タレが違うのか・・・)

そこで、今回も高知でおいしいカツオのたたきを食し、それをお土産として家に送る、というのが最後のこの旅のミッションなのです。

おいしいカツオの食べられる場所をリサーチ

高知では、どこで食べてもおいしいカツオのたたきが出てきます。とはいえ、せっかく遠路はるばる高知まで行くのですから、できれば最高においしいカツオのたたきを食べたい!ですよね。

ライダーズイン雲の上での夜。ビールで晩酌をしつつ、おいしいカツオのたたきが食べられる店をいろいろ調べました。

まず、僕がもっとも行きたかったのは、漁師町・久礼大正町市場にある「山本鮮魚店」。鮮魚店なんですが、店の隣に「ぜよぴあ」という施設があり、買った刺身を持ち運んで、ご飯みそ汁のセットとともに頂くことができるんだそうです。

漁港近くの鮮魚店。魚が新鮮なのは間違いありません。買った刺身を持ち運んで頂くというシステムも楽しそうだし、ホームページを見ると価格もかなりリーズナブルです。

バイクの一人旅で立ち寄るには、最高のお店じゃないかという気がします。

山本鮮魚店

ここへ行きたい!決定!!と思ったのですが、よく調べると、なんとその日(木曜日)が定休日とのこと。

ガーン!! ここ、行きたかったなあーーーー。がっかり。

もうひとつ、候補として挙げていたのが、「ひろめ市場」。60件ほどの飲食店と土産物屋がならぶ屋内施設で、昔よくあった屋台村みたいな感じの施設らしい。テレビで紹介されているも何度か見たことがあります。

ひろめ市場

「しょせん観光客相手の店」「座席を確保するのも大変」といった評判も聞きますが、一か所でいろいろな店を覗いて選ぶのはとても楽しそうです。

土佐タタキ道場

ここもYoutubeで見て行きたいなと思っていたお店。自分でカツオを藁で焼いて、たたきにして食べる体験ができるお店です・

これこそ観光客相手の店・・かと思いきや、カツオのクオリティが高く、びっくりするぐらい美味しいとの評判のお店です。

***

ひろめ市場と土佐タタキ道場で悩んだのですが、土佐タタキ道場はくちこみによると結構並ぶらしい。それにオッサンひとりで藁焼き体験をするのも、ちょっと恥ずかしい気もします・・・(笑)

ひろめ市場なら、カツオのたたき以外にもいろいろ食べられるでしょう。ならそっちがいいかな、と思いました。

というわけで、翌日の昼はひろめ市場に決定しました。

雲の上ならぬ、雲の中

翌朝も快晴!です。

見てください。この雲一つない青空!

ただし、気温はびっくり。なんと11.5℃。まあここも山奥ですからね。

「ライダーズイン雲の上」のあるここ梼原(ゆすはら)町は ”雲の上の町” と呼ばれていて、観光協会の名前も「ゆすはら雲の上観光協会」というらしいです。町を挙げて観光に力を入れているらしく、その目玉の一つが世界的建築家、隈研吾さんの設計した建物があちこちにあることなんだそう。

昨日は行った温泉のすぐ近くにも、「雲の上ギャラリー」という小さなミュージアムがありました。(昨日は到着が遅くて見られず。)

ホームページを見ると、総合庁舎や駅、図書館なんかが隈研吾さんの手によるものらしい。もうちょっと時間があったら図書館見てみたかったなあ。

この建物が「雲の上ギャラリー」。営業時間が09:00~17:00だったので残念ながら見られず。ちょっと出発を遅らせてでも見ればよかったと後になって後悔しました。

雲の上観光協会ホームページ

出発して走り始めると、天気は快晴なのに、あたり一面に霧が立ち込めていました。山間に上る霧がめちゃくちゃ幻想的。”雲の上” ならぬ ”雲の中” と言う感じ。いやあ、なんか別世界に入ったみたいです。

ひろめ市場が休み!!

ゆすはら町のライダーズハウスを08:00に出発。高知市内のひろめ市場を目指し、国道197号線をひた走ります。交通量は全然多くないのですが、山間の一本道。前を行くトラックに阻まれ、なかなかペースが上がりません。

でもナビによると、目指すひろめ市場には10:00過ぎには到着予定。ちょっと早すぎるぐらいです。天気も良く、景色もいい。急ぐ必要は全くないので、山の景色を楽しみながらゆっくりゆっくりと進みます。

途中コンビニで小休憩。今の世の中、全国どこへ行っても、コンビニさえあれば、かなりおいしいコーヒーが飲める。コーヒー好きの僕にとっては最高です。

のんびり走ったものの、海沿いの須崎市へ着くまではほとんど信号もなく、渋滞もないのであっという間、10時前には高知についてしまいました。ひろめ市場のオープンは10時。昼飯には早すぎますが、まあ良しとしましょう。

ひろめ市場は高知城のすぐ近く。アーケード街の中にあります。まずはバイクを停められる駐車場を探さないといけません。

ひろめ市場にも車の駐車場はあるのですが、バイクは停められないようです。

バイク置き場も作ってほしいよなあ~ なんて思いながら、駐車場の前を通り過ぎようとしたその時、ひとつの看板が目に入りました。

 

「ひろめ市場は本日 休館日です。」・・・ん? どういうこと?? ひろめ市場は基本、木曜日はやってるはず。

事態が呑み込めないままバイクを進めると、ひろめ市場が見えてきました。

なんと、入り口には網が貼られ、こんな看板が・・・・

 

ガーン、ガーン、ガーン!! なんで!なんでなの??

どうやら点検やら清掃やらのため、この日と前日のみ、全館休館とのこと。

・・・・なんてツイてないんでしょう(ToT)。(日頃の行いは良かったはずなんですが。)

 

バイク駐輪可の駐車場を探す

仕方ないので別の店を探します。さいわい、この付近にはカツオのたたきを提供する店がたくさんあるようです。

でもその前に、まずはバイクを停める場所を探さねばなりません。

すぐ近くに高知城があるので、きっと駐車場はあるでしょう。そちらへ向かってみることにします。

駐車場はすぐ見つかりましたが、バイクの駐車は不可とのこと。

「どこかこのへんでバイク停められるところありませんか?」と駐車場のおじさんに聞いてみると、

「この辺だと1か所だけだね。ちょっと遠くなっちゃうけど」

といって、バイクが留めれれるパーキングを教えてくれました。

早速向かってみます。

その駐車場は、バイクなら高知城から数分。歩くとと10-15分ぐらいでしょうか。

バイクが何台停められるか分からなかったので、満車じゃない事を祈りつつ向かいましたが、なんとか無事停めさせていただくことができました。

セントラルパーキング

〒780-0843 高知県高知市廿代町10−5

バイクは1階に、軽自動車用の枠5台分ぐらいを「バイク用」として確保されています。なので、たぶんバイクの駐車台数はMAX10台ほど。この日先客は1台だけでしたが、土日などは確保が大変そうです。

ちなみに、駐車料金は7:00~23:00 60分¥300。以降30分毎¥100。ただし最大料金が600円らしいので、2時間半以上停めると最大料金になります。

料金はクルマといっしょなので割高な気もしますが、十分良心的だと思います。

高知城へ

ひろめ市場に代わる店を探そうとネットで調べましたが、どの店も開店は11:30。まだ1時間半もあるので、高知城を見学することにしました。

高知へ来るのは3度目ですが、いつも桂浜の方へ行っていたので、高知城は初めて見ました。

恥ずかしながら知らなかったのですが、高知城は江戸時代に築かれた天守が残る、現存天守十二城の一つなんだそうです。これは見学せねばなりません。(・・・もともと行く気はなかったくせに。)

高知城を築城した山内一豊の像

瓦や壁の色が鷹の羽の色に似ているとして、鷹城とも呼ばれるんだそう。

板垣退助の像。明治時代に廃城令により高知城が取り壊しの危機に瀕した際に、板垣退助らが公園として保存することを決め、結果、現在の天守や追手門などが生き残ったんだそう。

高知城の石垣。ほかの再建された城のように綺麗ではなく、長年の風雪に耐えてきた荒さを感じます。

入場料は18歳以上が500円。18歳未満は無料です。

当時の城らしく、階段はめちゃくちゃ急。登るのも降りるのも一苦労です。

天守は江戸時代のままですが、なかには当時の城下町の様子を再現したジオラマが展示されています。

この日も晴天で、天守最上階からの高知の街並みは見晴らしがとても良かったです。

カツオの店を探しタタキを食す

高知城を見学した後、カツオを食べる店を探します。ひろめ市場以外にも、カツオ料理を出す店は沢山あるのですが、居酒屋的な店は夜のみ営業の店が多く、昼間もやっているのは観光客向けな感じの店が多いです。

ネットで調べた店をいろいろ見て歩いたのですが、どうもピンとくる店がなく。う~ん、さっき見たチェーン店でいいか、と思って戻ってみたら、長蛇の列ができていました。

・・・しくじった。

仕方ないので行列にならびます。

最終的に選んだのが「明神丸 帯屋町店」。この近辺には「明神丸 本店」ほか、系列店が何店舗もあります。(ひろめ市場の中にもあり)。

通りに面したガラスに向かい、店員さんが藁でカツオを焼いています。大きな炎が大迫力です。期待が高まります。

待ってましたのカツオのたたき。奥の皿がタレ、手前の皿が塩です。料理としておいしいのがタレ。カツオそのものを楽しめるのが塩、という感じ。

結局30分ぐらい待ってようやく店内へ。運よくカウンター席に案内されました。ここは目の前でカツオを藁で焼く様子が見られる特等席。一人でも寂しくありません。(笑)

メニューは「これやき定食」というカツオのたたき+ごはん+味噌汁の定食を選びました。カツオのたたきは天日塩でいただく「塩タタキ」と、特性ポン酢をかけた「タレタタキ」が両方乗った豪華セットなのですが、面白いのはタタキの量をえらべること。

6切れ(塩3、タレ3)が¥1408(税込)

8切れ(塩4、タレ4)が¥1628(税込)

10切れ(塩5、タレ5)が¥1848(税込)

となっています。

僕は8切れをオーダー。高知ではメジャーという塩タタキは、カツオそのものの味が楽しめて超美味。

でもタレタタキのほうも薬味を乗せてご飯と一緒にかきこむと、もう最高!なのでした。

これで、この度最後のミッションも無事完遂することができました。

明神丸 帯屋町店

 

お土産のカツオのたたきを買いに

無事カツオのたたきを堪能できたのですが、やっぱりおいしかったので、家族にも送ることにしました。

明神丸さんにでもお土産用のカツオのたたきは購入できるのですが、もうひとつ行ってみたい店がありました。

それはは、バイクを預けた駐車場のすぐ近くにあったお店で、たまたま店の前を通った時に気になった店だったのですが、さっそくWebで調べてみると、飲食店ではなく、魚屋さんでした。

店で作ったカツオのたたきを全国発送してくれるようだったので、立ち寄りました。

店主の方に「カツオのたたきを送りたい」と相談すると、

「もし発送のタイミングをこちらに任せてもらえるなら、良いカツオが入った時にタタキにして送ります。もちろんすぐに送ることもできますが・・・」

と提案されました。

もちろん願ったり叶ったり。お願いして代金を支払い、店を後にしました。

****

結局、頼んだカツオは5日後に自宅に届きました。なかり大きな半身のカツオで、家族3人で十分な量ありました。身は丸々としていて、脂の乗りも最高!。正直なところ、現地で食べたカツオのたたきよりおいしかったです。実家にも送ったのですが、あまりに大きな身にびっくりしたけど、とっても美味しかった!と電話がありました。

周りの店よりもリーズナブルでしたし、味は最高! 機会があればまたぜひ頼みたいなあと思っています。

うおとっと

〒780-0843 高知県高知市廿代町13−5

一気に徳島まで走り、フェリーで和歌山へ

高知でカツオを堪能した後、四国でもう一泊しようかと悩んだのですが、一気に徳島へからフェリーで和歌山を目指すことにしました。

実は徳島~和歌山行きのフェリーについてWebで調べたところ、衝撃の事実が。

それは、和歌山行きのフェリーについては、バイクの乗船は事前予約不可だということです。

もちろんフェリーの乗船予約は事前にできるのですが、バイクについては先着順とのこと。つまり、行ってみないとその便に乗れるかどうか分からない。という話なのです。

この日は10月8日だったのですが、翌日10月9日は金曜日。そして10月10日~12日は三連休になります。

もし四国でもう一泊して金曜日にフェリー乗船となると、ひょっとしたら連休前日でフェリーのバイク枠が満車になるかもしれません。そう考えると、今日のうちにフェリーに乗って、早めに和歌山へ渡った方がいいと判断。一気に徳島へ行くことにしました。

その昔は四国って高速道路があまり整備されてなく、高知~徳島間はめちゃくちゃ時間がかかるイメージでした。(何年前の話をしてるんだ、って言われそうですが。)

ところが、今はわずか2時間半ほどで高知から徳島港まで走りきることができます。いやー。便利になりました。

というわけで、午後4時頃には徳島港に到着。無事バイクの乗船チケットも購入することができました。どうやら20台ぐらいは一度に乗ることができるようです。(でも土日など予定が立たないから困るよね。)

この便で、僕のバイクは2番目でした。多分

ここでさらに衝撃の事実が。

この和歌山~徳島間のフェリー(南海フェリー)ですが、なんと、2028年3月をもってフェリー事業から撤退するらしいんです。

これはかなりショック。今回含め、過去三度の四国ツーリングでは、いずれもこの南海フェリーにお世話になってきました。これが無くなると、四国へ行くのがまた大変になるんだけどなあ・・・

撤退までにもう一回、四国ツーリングしようと思っています。

和歌山の実家で一泊

無事フェリーに乗船し、和歌山へ渡ることができました。

この日は僕の実家に一泊。宿代を浮かせることができました。

翌日は中華そば(いわゆる和歌山ラーメン)を食べに行きました。

和歌山ラーメン。右に見えるのは定番の鯖寿司とゆでたまご。テーブルに置いてあり、会計時に食べた分を自己申告するのが和歌山ラーメンのルールです。

和歌山からは一気に帰宅

翌日は昼食に和歌山ラーメンを食べ、午後2頃に神奈川へ向かって出発。例によって高速道路定率割を利用し、深夜0時過ぎに東名高速のインターチェンジ通過を狙います。

この日は金曜日。翌日からの三連休は高速道路休日割は適用されません。ただし、二輪車定率割は三連休の土日でも適用されます。

ただし、二輪車定率割の対象は土日のみ。金曜日は適用外ですが、出口のICを通過する際に土曜日の0時を過ぎていれば、適用になるんです。

NEXCO中日本HPより引用 https://hayatabi.c-nexco.co.jp/page/?id=12片道およそ530km。遠いですが、休みなく走れば21:00頃には到着してしまいます。大きなサービスエリアごとに立ち寄り、のんびりのんびり帰りました。

御在所サービスエリア

SA内に赤福の店がありました。これは素通りできません。(笑)

ほうじ茶と赤福餅のセット。うーん、至福です。

17:30。岡崎SA。

19:30。浜松SA。途中で赤福餅を食べたので、まだあんまりおなかが空いてなかったのですが、20時を過ぎるとSAの店は閉まってしまう店が多いので、ここで夕食にします。

そばか何かで軽く済ませるつもりだったのですが、つい浜松餃子の匂いにつられてしまいました。

名物の石松餃子(野菜)と肉餃子が両方乗った「焼焼定食」を選びました。そして、餃子にはやっぱりビールでしょ!ということで、ノンアルコールビールで乾杯します。

その後もちょくちょく休憩し、24:05ぐらいに東名高速のICを降りました。

無事帰宅。総走行距離は1501km

12:15過ぎに無事帰宅。6泊7日(うち1泊はフェリーの船内)のこのツーリングでの総走行距離は1501km。片道フェリーで行ったので、九州まで行った割には走行距離はたいしたことはありませんでした。

今回の旅で何よりよかったのは天候に恵まれたこと。九州行きの船の中と、大分で夜にちょっと雨に降られましたが、それ以外は常に快晴! 気温もほぼ20℃前後と、これ以上ないツーリング日和の日々でした。

体力的にもこれが最後のチャンスかも、と思って決めた九州ツーリングでしたが、走り終えてみれば体力的には全然余裕でした。もちろん雨に降られず、気候も最適な季節の旅だったことが大きいと思いますが、軽くてポジションも楽なこの愛車(KTM 890DUKE)の旅性能にも大いに助けられたと思います。

というわけで、無事九州・四国ツーリングを終えたばかりなのですが、

「徳島~和歌山間の南海フェリーが無くなるまでに、もう一度四国へ行っておきたいなあ」

なんて思いはじめている今日この頃です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました