ネット通販の格安バイクカバーはあり?なし?

愛用のバイクカバーがとうとう寿命を迎えました。

以前もご紹介したことがあるのですが、僕の愛用のバイクカバーはユニカー工業「レインプロテクト」という商品です。

バイクボディカバー 完全防水レインプロテクト 3Lサイズ BB-405

↓↓↓紹介記事がこちら↓↓↓

ヒントその1.バイクカバーのオススメと効果的な使い方のコツ
屋外保管には必須のバイクカバー。でも案外、雨が浸み込んだり、ホコリが侵入したりして、車体が汚れてしまうもの。でもちょっとした工夫でずっとバイクをきれいに保てる方法があるのです。

このバイクカバー。一般的なオックスフォード生地とは全く違い、材質はPVC(ポリビニール・クロライド)。これは塩化ビニールレザー、つまり合成皮革に使われる生地。

実際に手にするとびっくりするくらい厚くて丈夫。あまりに厚いので、バイクに被せたり、畳んで収納するのはちょっと大変です。

そのぶん風を受けてもバタつきにくいですし、カバーの上から何かが当たっても、バイクに傷がつきにくいと思います。

そして「レインプロテクト」という名前が示す通り、とにかく雨を通しません。防水性という意味では僕の知る限り最強のバイクカバーだと思います。

ただし、防水性が完璧なぶん、まったく全く通気性がありませんから、中に入った湿気が抜けません。雨の後カバーを外すと、雨は防いでいるはずなのに車体がびしょびしょだったりします。地面から上がってきた湿気が逃げないからです。

そこで僕は風が抜けるよう、このカバーにちょっとした工作をして使っていました。

ヒントその84.おすすめのバイクカバーに湿気対策を施す
今回は、バイクライフのヒント、というよりは、ちょっとした実験です。 僕の愛用するバイクカバー「レインプロテクト」 残念ながら、大事な愛車...

とにかく雨に濡れないことを重視するなら、このカバー以上のものはないんじゃないか、と思います。(少なくともこの価格帯では。)

ところが、購入から丸5年。さすがのレインプロテクトも最近は雨水が染み込むようになってきました。

縫い目部分からの浸水か?と思ったのですが、どうやらそうではなく、二重にして縫ってある部分の脇のところが(バイクから外して置いている時に)地面とこすれたのか、今にも穴が開きそうなくらい削れて薄くなっていました。

レインプロテクト

カバーが二重になっている部分が地面に擦れて薄くなっています。

カバーの内側から見たところ。これだけ透けていれば雨も浸水してきますよね。

レインプロテクト

カバーにはこんな穴も。劣化して破れた?いえいえ、以前マンションの駐輪場でどこかのオヤジにカバーをかけたままバイクを倒されたときに破れた穴です。逆にあの時この厚みのある丈夫なカバーじゃなかったら、もっと車体が傷だらけになっていたかもしれません。

バイクカバーは残念ながら消耗品で、僕のように屋根のない駐輪場に置いておくと、直射日光の紫外線と風雨にやられて、2-3年で役に立たなくなります。

それを思えばこの「レインプロテクト」。購入したのは5年前なので、まずまず長持ちしたと言えます。

けれどさすがにもう限界。新しいバイクカバーを買おうと思います。

今度のバイクカバーは何を選ぶ?

再度「レインプロテクト」を買ってもいいのですが、湿気の問題をクリアするためには、また加工する必要があります。(まあ簡単な加工なので大した問題ありませんが。)

それに、また同じカバーを買うのもちょっとつまらない。

じゃあ何を選ぶか。

最高の品を求めるのならば、レイト商会「匠」シリーズなんかがいいんでしょうが、いかんせん高いです。

レイト商会 匠 バイクカバー バージョン2 ULTIMATE BIKE BOVER ロードLLサイズ 国内生産製品 TA932-LL

一方、Amazonで「バイクカバー」を検索してみると3000円以下のバイクカバーがたくさん紹介されています。

そのほとんどは説明文の日本語も怪しい中華製。普通に考えれば「安かろう、悪かろう」なんだろうな、とは思うのですが、評価を読むと案外悪くないようなことが書かれています。

それに、そもそもバイクカバーって高すぎる、という気もします。

” 高級生地素材を丁寧に縫製” とうたっている商品も多いですが、所詮ナイロンの布を縫い合わせただけの商品。なんで1万円以上もするんだろう?というふうにも思うのです。

そう考えれば中国製で3,000円のバイクカバーというのは、案外妥当な価格なのかもしれません。

まあ、もし買ってみて失敗だったとしても3,000円ならまあ許せるか、思いますし、ダメだったらまたレインプロテクト買えばいい。

・・・ということで、今回は試しに格安バイクカバーを買ってみることにしました。

Amazonの格安バイクカバーを比較検討する。

格安バイクカバーを買うとして、Amazonで探すと幾多ある商品のなかから、どれを選ぶか。

僕の理想を並べると・・・

・生地は厚みがあること(できればオックス300D以上)。

・色はシルバー。ブラックは熱を吸収するので夏場温度が上がりやすいし、色褪せしやすい。

・通気性があること。ポリエステルのオックス生地はある程度通気性があるが、ベンチレーション機能などが付いているとなお安心。

・車体下中央にバックルで止めるベルトがあること。車体の左右どちら側でも止められるベルトならなお良し。(裾を絞るだけのタイプは強風で飛びやすい。)

・耐熱性は(本当は是非ほしいが)期待していない。(耐熱をうたっている商品でも走行直後のマフラーに触れると溶けるものが多いし、一部に耐熱生地を貼り付けたものは、ずれると溶けるので不安。)

・ワイヤーロックを通す穴付き(まあ無いよりはあった方がいい、という程度ですが。)

・車体の前後方向が分かるような工夫(前後の取手の色が違うとか、ラインが入っているとか。)

・・・といったところ。

ちなみにオックスとはオックスフォード生地の略で、縦横2本ずつ交互に交差させた平織りの生地のこと。タフタ(=縦横交互に糸を交差させた平織り)に比べて引き裂き強度や耐久性があるので、テントなどにも使われます。
Dはデニールの略。糸の太さ(重さ)を表す単位で、9000mに糸を伸ばしたときの重さが1gのときは1デニールです。

探すのが格安バイクカバーなので、全てを満たす商品はないと思いますが、できるだけ理想に近い商品を探すべく、商品紹介とユーザー評価を丹念に読んで比較します。

それにしても皆さん、評価が辛口ですね~。

特に耐久性について。

買って1か月で雨が染み込むとさすがに 失敗か ?” と思うでしょうが、なかには ” 買って3年で、もう水が染み込むようになってしまった。” といって星1つ、あるいは星2つをつけている評価も見ます。

屋外で絶えず紫外線を浴びる環境だと、ポリエステルのカバーなんてあっという間に劣化します。バイク用品店で売っている1万円もするバイクカバーでも2~3年でダメになります。

それなのに僅か2000~3000円のバイクカバーに一体どれだけ期待してるんだろう?、、、って思ってしまいます。

また、人によって同じ商品でも書いていることがかなり違います。

もちろん人それぞれ評価が違って当然なのですが、商品の説明が全然違っていたりするのはなぜなんでしょうか?

例えば同じ商品なのに、ある人は

『厚手の生地で裏面はシルバーコーティングされている』

と書いているのに、他の人は

『薄いペラペラの生地です』

と書いていたり。

主観の違いというより、商品そのものがロットで違っているんじゃないか?と疑うほど、書かれていることが違ったりするのです。

口コミを読めば読むほど分からなくなってきました。

さて、一体どれをを選べばいいのやら・・・

人気NO.1のバイクカバーを購入する

悩みすぎて選べなくなったので、考えるのをやめました(笑)。

どうせ興味本位で格安バイクカバーを選ぶのだから、とにかく人気No.1の商品を買ってみよう!

・・・そう思ってAmazonの「売れ筋ランキング」でNo.1になっているこの商品を選びました。

Homwarm バイクカバー 高品質 300D厚手 防水 紫外線防止 盗難防止 収納バッグ付き (XXXL, ブラック)

・素材は300Dオックス生地にPU(ポリウレタン)塗料と紫外線防止塗料を処理。

・耐水圧2000pa。カバー本体のみの重さは866g。

2000paってどうなんでしょうか?

2000pa=2Kpaってことですよね? 1Kpa=101.97mm
ということは 耐水圧 約200mm ってこと?
バイク用のレインウエアなんかは耐水圧10,000mm とか 20,000mmとかだったりしますから、まあ、レインウエアと違って走行風を浴びたりしないとはいえ、耐水圧200mmってちょっと心もとないような気がします。

・色はブラック。大事なバイクを目立たせません。さらに安全性を高めるため反射テープを前後に貼って目立たせています。

(目立つの?目立たないの?どっちやねん?? 笑)

・チェーンロックを通す穴が前後に。よくある金属製リングではないので錆ません。

・裾を絞るゴムと中央にバックル付きのベルト付き。

、、、という商品。

気になるお値段は¥2980-也。バイク用品店のバイクカバーに比べると、1/2~1/3といったところ。

値段を考えれば2年使えれば御の字。1年で、まあそんなもんかなあ。

果たして耐久性はどうなんでしょうか?

商品到着

ということで、Amazonさんでポチッ。すぐに商品が届きました。

収納袋入り。結構コンパクトです。

バイクカバー

早速広げて被せてみました。ハンドル形状に合わせた裁断にはなっていないので、ダブダブっとした印象ですが、まあその分被せやすいです。左右の蛍光テープはスマホカメラではうまく色が出ませんが、実際はもっと濃いオレンジ色です。

バイクカバー

スポーツスター(ロードスター XL1200CX)に対しては十分な大きさ。タイヤ下まで完全に隠れ、前後も余裕があります。普通のバイクカバーはハンドル部分が広く、タンクからシートにかけては絞り込まれた形状になっているので、あまりだぶつきませんが、これはそうした絞り込みがあないので、なんとなくしまらない感じです。まあ、サイズを選べないワンサイズの商品なので仕方ないというか、割り切りが必要です。

生地の厚みは「300D」という事ですが、バイクショップで売っている5000円~1万円程度の商品に比べればやはり薄い印象です。ただしホームセンターなどで2000円~3000円程度で売っているペラペラのバイクカバーよりはしっかりしています。なお、縫い目は二重になっていますが、割と縫い目が荒い感じ。防水性はあまり期待しない方がいいかもしれません。

バイクカバー

裏側はこんな感じ。シルバーなので、紫外線防止は期待できそうな気がします。ただ、縫い目のところをみても、商品説明にあったような防水処理(シールテープ?)は見られません。

バイクカバー

車体中央にはバックル付き。風でカバーが飛ばされることはなさそうです。

バイクカバー

風を貼らんで膨らまないよう、いつものように、ボムベルトで前後・上下を縛ります。これで多少引き締まった感じになりました。

バイクカバー

カバーをかけていたら、ちょうど雨が降ってきました。タイミングがいいやら悪いやら(笑) 一応雨をはじいています(まあ、パラパラ程度の雨なので当然ですが。)

バイクカバー

反射テープに意味があるのかどうかはわかりませんが、これがないと前後左右が全く分からないので、被せる際には便利といえば便利です。

総じての印象として、まあ、値段を考えればいいかなあ、という感じ。ホームセンターの自転車売り場でペラペラのカバーを買うよりは間違いなくいいだろうと思いますが、リッターバイクの屋外保管用としては、もうちょっと作りや質感の良さが欲しい、というのが正直なところ。

まあバイクカバーで一番の評価ポイントは耐水性と耐久性のだと思うので、今後どうなるのか?

引き続きレポートしていきたいと思います。

2020.3.15 追記

昨日は暖冬なのに珍しく雪が降りました。夕方には雨に変わりましたが、結構しっかりと降った一日でした。

果たして新しく購入したバイクカバーの防水性はどうだったのでしょうか?

バイクカバー

バイクカバー

雨はしっかりと弾いているようです。(買ってまだ2週間ですからね・・・。)

バイクカバー

上部には水滴が残っていません。隣に停めてあるバイクのカバーには結構水滴が残っていました。撥水が良くて流れ落ちた?・・・だといいのですが。

バイクカバー

僕はバイクカバーを二重に被せているのですが、これは内側の一枚。材質は布(綿)なので、濡れていると色が変わります。見たところ、上部は水が染み込んだりしていないようです。

これはシートの部分。こちらも濡れていないようです。

バイクカバー

こちらは前輪の部分。少し濡れています。ただ、これは雨が地面に跳ね返って濡れたか、あるいは地面から上がってきた湿気によるものだと思われます。

カバーを剥がすと細かい水滴が付いています。これは浸水ではなく、カバー内に籠った湿気によるものでしょう。

ハンドル部分はこんなかんじ(水滴が見えるでしょうか?)。でも、以前使っていた完全防水のバイクカバーの時はこんなもんじゃなく、雨の翌日は車体がベットリ濡れていましたから、この程度ならずいぶんとマシです。今回買ったカバーにはベンチレーションはありませんが、オックス生地自体に透湿性があるので、ある程度湿気を逃がしてくれるんでしょうね。

初めて本格的な雨の翌日にカバーを外してみましたが、まあ合格ラインです。もっともまだ使い始めて僅か2週間ですから、この段階で水が染み込むようではお話になりません。

せめて1年、できれば2年。この程度の防水性を維持してくれればいいのですが。

今後も引き続きレポートしたいと思います。

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