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ヒントその111. はじめてのメンテナンススタンド選び(その3)

デイトナ製で決まり!と思っていたのですが・・・

愛車、KTM 890 DUKEのチェーンメンテの為に購入を検討しているメンテナンススタンド

どれにするか、いろいろ悩んだものの「ひとりでも安心してリフトアップが出来る」という点で最終候補に上がったのが、デイトナのメンテナンススタンドでした。

デイトナ バイク用 メンテナンススタンド リア用 スプールを挟み込み 高さ5段階調整 耐荷重200kg U型 ワンタッチ リアスタンド 30207

これは普通のV字受け金具(この商品では”U型”となっています)と異なり、スタンドフックをバネの力で挟み込むことが出来ます

あらかじめスタンドフックを挟み込んでおいてから車体を起こすことができるので、あの

「左手で車体を垂直に支えつつ、右手でスタンドを持ってフックにセットする」

という恐怖の作業を行わなくて済むのです。

これはすばらしい!

価格も手ごろだし、色もKTMカラーのオレンジ!(笑)

もう言うこと無し!!

ところが、デイトナのHPの製品紹介を見ていると、なにやら不思議な記載が・・・

「スプール対応径:Φ14~Φ18(mm) ※推奨径18mm」※スプール=スタンドフック

まあこれは良いとして、注意事項の欄に・・・

「※凹み部の径がΦ18以上のスプールには使用できません。」
「※凹み部の径がΦ18以下のスプールではクランプ機能を充分に発揮できなくなります。」

と書かれていました。

これ、たぶん誤植ですよね。φ18mm以上もφ18mm以下もダメとなると、何ミリでもダメですから。(笑)

おそらく「Φ14mm以下のスプールではクランプ機能を充分に発揮できなくなります。」が正解なんだろうと思います。

” ふむふむ。じゃあφ14mm~φ18mmのスタンドフックを探せばいいのね。”

ところが、これがなかなか難しい。

ネットで情報を探すも、取り付けるためのボルトサイズは明記されているものの、フックの凹み部分の径を記している製品は見つかりません。フックの最大部の径は記載されているものもありましたが、凹み部分のサイズ記載は殆ど見当たりません。

ならばと店頭へ行って実物を見ても、商品はブリスターパックに入っているので、サイズを測る事はできません。

これじゃあ一体どれを選んで買えばいいのやら・・・。困りました。

890DUKE用のフックボルトのサイズは???

そしてもう一つ問題が。

KTM用のスタンドフックボルトのサイズはM10らしいのですが、車種によって同じM10でもネジピッチがP1.5のとP1.25の2種類があるらしいのです。

では我が890 dukeのネジピッチは? いろいろ情報を探すものの、これがわかりません。

頼みの綱のJ-TRIPさんのHPで、KTM用のフックボルトを見ると、

「KTM用 M10×P1.5&P1.25同梱!と書かれています。

流石はJ-TRIP!親切、丁寧!どっちでもいいように両方同梱とは、すばらしい!!

でもどっちかわからないぞー!(ToT)

ジェイトリップ(J-TRIP) フックボルト 10mm KTM用 ジュラコン 黒 JT-107K-SBK

まあいいや、ここは人柱になるのもいいかも。

適当なのを買ってみて、もし間違ってたら買い直せばいい・・・

そう思ったのですが、このスタンドフックというやつ。たかだか金具なのに結構お高い。怪しげな中華製はともかく、まともなメーカーのヤツは3000円以上します。

うーん。3000円出して違ってたらもったいないなあ・・・。

ホームセンターで適当にM10のネジを買ってきて、ねじ込んでみればピッチが判るかなあ。でも違うピッチのねじ込んで、ネジ山潰したら嫌だし・・・・

う~ん。なんだか考えるのが面倒になってきました。

J-TRIPさんの殺し文句にぐらっと・・・

そんな時。あらためて見ていたJ-TRIPさんのHPにこんな文章が・・・

「このやり方じゃ、タイヤ外せないよね~」「お客さんって、ご自分で脱着されるんですか?」「いや、自分ではやらないけどね」「じゃ、とりあえずこのスタンドでいいじゃないですか。 自分ではやらないと言いながらも、数年後、や~っぱり自分でやる羽目になった、となった日がいずれやってきたときに、オプションのV受けやL受けを買ってください!」引用http://www.j-trip.co.jp/hajimetestand.htm

おー!そうだ、そうだよなあ~。

わたくし、自慢じゃありませんが、自分でタイヤ(ホイール)を外したことなど一度もありません。チェーン調整だって、最近いつやったか記憶にないぐらいです。(最近のチェーンはほとんど伸びませんから。)

年に一度(数年に一度?)しかやらない作業のために、しょっちゅうやる作業(=チェーン注油)のたびに怖い思いをする、というのはどう考えても合理的じゃありません。

それでもタイヤを外したくなったら、V字受けを買えばいいのです。

***

正直なところ、J-TRIPさんの「はじめてスタンド」はちょっとお高いのですが、デイトナさんのスタンドも、スタンドフックを買ったりしてたら、大差はなくなってきます。

それに、車種によってはV字受け(U字受け)を使ってもチェーン調整が出来ないケースがあります。V字のツメの部分邪魔で、チェーンアジャスターが調整出来ないことがあるからです。※J-TRIPの場合、KTMなど一部のバイク向けに爪の短いV字受けが用意されています。

イメージ図。V字受けの爪が長いとこうなって、チェーンアジャスターを回せません。

J TRIP JT-107V2 V受け(R/Lセット) ローラースタンド用アタッチメント

これがJ-TRIPさんの爪の短いアタッチメントです。チェーンアジャスターの邪魔にならないよう、片方の爪が短くなっています。

チェーンメンテナンスにしぼり「はじめてスタンド」を選ぶ

もう一度原点に帰って考えることにします。

今回、メンテンススタンドを購入する目的は何か。それはチェーンメンテナンス(チェーンへの注油)を効率よくやるためです。

僕の場合、おそらく今後もリアタイヤを外すような作業は自分ではやらないと思います。ならば最も効率よく、安全にチェーンメンテが出来るスタンドを購入すべきでしょう。

というわけで、今回はJ-TRIPさんの「はじめてスタンド」を購入することにしました。

ジェイトリップ(J-TRIP) ハジメテスタンド ブラック JT-127HBK メンテナンススタンド

3回にわたって引っ張りながら、最後は無難なというか、はじめてスタンドを購入するのに「はじめてスタンド」を選ぶという、極めてありきたりな結論となり、まことに申し訳ありません。(笑)

というわけで、早速(ぜんぜん「早速」じゃないなぁ。笑)「はじめてスタンド」を注文しました。

で、喜び勇んで使ってみたら・・・

次回は使用レポートをお送りしたいと思います。

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