今回のタイトル、ちょっとクドイですかね。(笑)
帰省ついでにツーリング
有休消化のため、一週間の休みをいただきました。
となれば当然ツーリングなのですが、KTMに乗り換えてから、あまりロングは走ってなかったので、せっかくですから今回は長距離を走ってみたいと思います。
ただし、時間はあれど金は無し。何泊もするには少々資金不足です。
そこで実家への帰省をメインに、ちょっと寄り道してツーリングすることにしました。
わが故郷は和歌山県。そこで、紀伊半島をぐるっと一周してみようと思います。
今回も「二輪車定率割引」を最大限使ってみよう
何度もご紹介している高速道路の「二輪車定率割引」。
あらかじめ登録し、ETC付の二輪車で高速道路を100km以上走行すれば大幅に割引になる、という特典です。
詳しくはコチラ↓↓↓
「二輪車定率割引」と「ツーリングプラン」はどっちが得?
ただし、この「二輪車定率割引」は土日の利用に限られます。そこで、日曜日に出発し、土曜日に帰ってくるプランとします。
日曜日の昼間、ちょっとした野暮用があったのと、9月も終盤というのにまだ昼間は35℃近い猛暑が続いていたので、出発は日曜の夕方とし、その日は行けるところまで行こうという「行き当たりばったり」「ノープラン」の旅となりました。
***
というわけで、神奈川の自宅を出発したのは午後5時過ぎ。「二輪車定率割引」が適用されるのは日曜日の今日だけなので、少しでも安く進むには出来るだけ本日中に距離を延ばしたいところ。とはいえ、あまり遅くなって宿に泊まれないのも困ります。
最低でも名古屋あたりへは行きたいな、と思いつつ出発しました。
我が愛車 KTM 890Duke。北海道旅行以来久々にドッペルギャンガーの大型バックを引っ張り出してきてリアシートに括り付けました。奇抜なデザインのKTMですが、案外旅仕様も似合うきがします。
横浜から東名高速に乗りひたすら西へ。途中からは新東名へ移りましたが、東名高速と違い新東名はずっと山の中。夜走ると景色が全く見えず、すぐ飽きてきます。そこでふたたび東名へ。 最初の休憩は牧之原ICです。
この時点で時刻は19時。さすがに最近は日が落ちるのが早く、この時間は既に真っ暗です。
この日の夕食はカツオの3色盛り。さすがカツオの水揚げ量ナンバーワンの静岡県です。
ついでにガソリンを補給。ハイオクなんと200円!なり。ロングツーリングにこれは厳しい・・・
夕食を食べながら、スマホで今夜の宿を探します。とはいえ、どこまで行くか。
あまり都会には泊まりたくない(バイクの駐輪が不安)ので、名古屋の手前かその先か。本当は三重ぐらいまで行っておきたかったのですが、安くて良さげな宿が見つかったので岡崎で泊まることにしました。
アゴダで見つけた宿は、当日予約で6割引きでした!
岡崎IC直前の美合PAにて。ここからスマホナビをセットして宿を目指します。(ナビ無くてもすぐ見つかったけれど。w)
その宿がこちら。HOTEL LIVEMAX。純然たるビジネスホテルです。シンプルだけど、きれいな割に格安!でした。
コンビニに立ち寄ってビールを調達。生ジョッキ缶は泡立ちが良くてビールが美味しく感じます。そしてつまみは途中のSAで買った静岡名物の「バリ勝男クン」。静岡へ行ったらいつも買います。
初日は17:00から走り始めて21:00チェックイン。走行距離298km。
二日目。三重県を縦断。
朝は早起きするつもりが、ついつい寝坊して出発は08:30過ぎ。すでに道路は込み始めていて、岡崎ICまでの道は大渋滞。大失敗なり。
伊勢湾自動車道、東名阪を通って伊勢方面へ。途中亀山SAで休憩。
亀山SAにて。
6年ぶりの伊勢神宮訪問
伊勢自動車道を伊勢西ICで降りて、6年ぶりに伊勢神宮へ。前回訪れた時はあいにくの雨でしたが、この日は快晴でした。
先週までの猛暑が落ち着き、この日の気温は29℃前後。少し秋の気配を感じます。
内宮の正面の宇治橋鳥居を通り過ぎたところに無料のパーキング。平日というのに車は駐車場街の長い行列が出来ていましたが、バイク用のパーキングは未だ余裕があったようです。
あらためて神宮に戻り、宇治橋鳥居正面にて。だんだん空も晴れてきました。
五十鈴川をまたぐ宇治橋。外国人観光客の姿もたくさん見えます。
きれいです
心洗われますね。
御手洗場。清流で手を清めます。
内宮神楽殿
正宮 皇大神宮(こうたいじんぐう)。天照大御神をお祀りしています。この光景、テレビなどでもよく見ますよね。なぜなら、この階段から先は撮影禁止だから。
門前に広がる「おはらい町通り」。平日というのに凄い賑わい。
なんと。スターバックス。
伊勢の二大名物料理が「てこね寿し」と「伊勢うどん」
観光地としてはむしろリーズナブル。
でも僕が選んだのは「伊勢うどん」。手軽で美味しいし、他にもいろいろ食べたいしね。
とろりとしたたまり醤油の「五十鈴」と、さらっとしたブレンド醤油の「朝熊」。こちらのお店は二つの味が選べます。
五十鈴をえらんでみました。麺は太くて柔らかくて温かくてもっちもち。のど越しが良く、するりと食べられます。大盛頼めばよかった。
そして名物「赤福」。甘いものは別腹。
せっかくなので店内でいただきます。
お茶と赤福。落ち着きます。
二泊目は三重との県境 新宮で宿泊
伊勢神宮を堪能したのち、二日目の宿探し。伊勢で泊まろうかとも思いましたが、まだ日が高いのでもうちょっと走ることにします。
ふたたびアゴダで探すと、三重と和歌山の県境、新宮に面白そうな宿が見つかったので予約を入れました。
日が暮れる前に投宿すべく、南へ向かって走ります。
紀勢自動車道をひた走り、三重最南端の熊野へ。ちょっと行ってみたかったところへ立ち寄ります。
それは最近よく見ている人気バイクユーチューバー モトベはつこさんのお店「はつこ食堂」
まずははつこさんが良く紹介している獅子岩を目指します。
新宮の手前、三重県 熊野市の世界遺産「獅子岩(獅子巌)」。
海に向かって突き出た岩が、獅子(ライオン)のように見えます。
そして、JR熊野市駅の目の前にある「はつこ食堂」へ。
でも夜の営業には時間が早すぎ、入店はかないませんでした。
開店まで待とうかとも思ったのですが、雲行きが怪しく、小雨がポツポツ降り出していたので、宿へ急ぐことにしました。
モトブロガー モトべはつこさんのお店「はつこ食堂」残念ながらこの日は昼の営業は臨時休業。夜の営業には少し早すぎました。ざんねん。
この日の宿は秘密のアジト
低く垂れこめる雲に焦りながら、三重県から和歌山県 新宮市へ。この日の宿、「AJITO Hostel & Cafe Bar」にたどり着きました。
ことし6月にOPENしたばかりの「AJITO Hostel & Cafe Bar」。1Fがカフェになっている小さなホテルです。とってもきれい でおしゃれなホステルです。
食事はホステルのオーナーが経営する近所の居酒屋へ。たまたま同じタイミングで、同じホテルに泊まる宿泊客の方とご一緒になり、カウンターで食事することに。こういう出会いが楽しい宿です。とっても世話好きで楽しいオーナーとの会話も楽しみつつ地元料理を味わいます。写真はクジラの街、太地町がちかいこともあり、よそではまずお目に掛かれないクジラのホルモン盛り合わせです。
クジラの内臓、あばら肉、ひれ、尾 の盛り合わせ。ちょっと癖がありますが、どれも酒の肴に最高の珍味です。
二日目の走行距離は309kmでした。
というわけで、このツーリング。まだ続きます。
「二輪車定率割引」を最大限使ってお得に紀伊半島一周ツーリング(その2)