小柴の穴子を求めて柴漁港へツーリング
10連休明けの5月病にも負けず働いた一週間(笑)がようやく終わり、日曜日。
朝から天気は今ひとつでしたが、梅雨前のこの時期は、一年でもっともツーリングに適した季節。出掛けない手はありません。
近場でなんか美味しいものを食べたいなあ、と思い、以前から一度行ってみたかった、柴漁港を目指すことにしました。
漁協直営「小柴のどんぶりや」
国道357号を八景島方面へ南下し、八景島へ渡る手前、「金沢芝町」の交差点を右折。
200~300mほど走ると、左手に「柴漁港」はあります。
柴漁港といえば「小柴のどんぶりや」。メディアでもたびたび取り上げられている有名店です。
漁協直営店で、毎週 金・土・日&祝日のみ営業しています。
柴漁港の門を入って右側が駐車場。
そこにバイクを置いて、こんどは門の左側へ歩いていくと、人の行列が見えました。
この日、僕が到着したのは、開店直前の10時55分。
オープン前には順番待ちの名前を書く紙が置かれているそうで、開店時間になると順番に名前を呼ばれ、窓口に列をつくります。
僕は名前を呼ばれた方々の列の後に並ぶことになりました。
案内してくれた店のお姐さんによると、「今日は混んでる方。GWの方が逆に空いてた。」のだそう。
「(名前を書く紙は)9時ぐらいから出してます。早い人は開店の1時間ぐらい前に来てますね。」
「土曜日より日曜日の方が混んでることが多いですね。逆に天気が悪い日は、行列が出来ることはほとんどないです。最近は自転車で来る人が多いからね。」
と言ってました。
こういうところの料理って、量は盛りだくさん、だけど味付けは、まあそれなり・・・という店も多いと思います。
ところが、この「小柴のどんぶりや」で出てきた丼は、メインの穴子こそ大きいものの、そんなに ”ボリュームたっぷり!” ・・・という感じではありません。
ご飯の量など、むしろ上品というか、正直、物足りない感じ。
あれ、こんなもの?
”ちょっと外したかな?”と思いつつ、ひと口いただくと、これが美味しい!
パッと見た感じ、上品というか、関東でよくある、汁にたっぷりくぐらせた ”真っ黒い天ぷら” ではありません。一瞬、つゆが掛かっていないかのよう。
机の上に天つゆらしきものが入った容器が置いてあったので、”ああ、自分でつゆを掛けて味つけするんだな” と思ったのですが、味見してみると、天ぷらにもご飯にも、しっかりと味付けがされています。
しかも、やや甘めではあるものの、決してしつこい味ではなく、ご飯もネタの味も楽しめる、いい加減の味がつけられていました。
うまい。うまい。
あっという間に平らげてしまいました。
ここ柴漁港は横浜横須賀道路の並木ICからほど近く、首都高速道路湾岸線の幸浦出入口からも近いです。
都心からのアクセスも良く、近くには八景島シーパラダイスのほか、ライダーならおなじみの「ナップス・ベイサイド幸浦店」、ハーレーパーツで有名な「パインバレー」も数分のところにあるので、ショートツーリングの目的地にはうってつけだと思います。
港の風景を見ながら食べると新鮮な海鮮天ぷらがさらにおいしく感じられます。
ソロツーリングで、仲間とのマスツーリングで、あるいは家族サービスで、一度是非行ってみてください。
TEL 045-701-8182